J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
1968年に起こったコロンビア大学の学園紛争における一学生の体験記(ジェームズ・クーネン著)をもとに、闘争に身を投ずる若者たちの姿を描いた青春映画。近所の貧しい子供たちの遊び場にビルを建設しようとした大学当局に反発した学生たちがストライキを決行。そんなことにはまったく興味のないボート部の学生、サイモンは占領された構内で、活動家の女子学生リンダに出会う。彼女にひかれ、徐々に活動に深く関わるようになり。
1970年にラスベガスのインターナショナル・ホテルで4週間に渡って開かれた「ビッグ・エルビス・サマー・フェスティバル」。しばらくステージから遠のいていたプレスリーが完全復活したそのステージに密着し、世界的に大ヒットした音楽ドキュメンタリー映画を再編集、オリジナル版にはなかった楽曲も新たに収められたスペシャル版。リハーサル風景など、ステージ裏のプレスリーの素顔をとらえた貴重映像が満載。30th Anniversary EditionのCDも発売されている。
裕福な一家に育ちながら、自分の階級を離れて彷徨する青年の苦悩を描く青春ドラマ。ニコルソンが中産階級からドロップアウトした男を演じて話題を呼んだアメリカン・ニューシネマ。
あまりにも有名なフランシス・レイ作曲のテーマにのせて描かれる、号泣悲恋モノの不朽の名作。本作は、ジェニー役のアリ・マッグローが知人の脚本を売り込んで映画化に漕ぎ着けた、という経緯がある。
『栄光への脱出』『ローマの休日』で知られる名脚本家ドルトン・トランボが、自身の小説を映画化。第一次世界大戦に参戦し両手両足、耳、目、口までを失ってしまったジョニー。医者は彼を生きているだけで意識のない存在としてあつかうが、ジョニーには、はっきりとした意識があった。カラーとモノクロームの映像を効果的に使い、人間の尊厳と戦争の愚かさを描いた作品。カンヌ映画祭審査員特別賞、国際批評家賞ほか受賞。
アメリカン・ニューシネマの代名詞となったピーター・フォンダが初めて監督を務めた西部劇。長年の放浪生活に終止符を打ち、妻子のもとに帰ってきたハリーだったが、妻は彼を許さず、家に入れようとはしなかった。妻と子供のために見返りなしで使用人として働くことを決意し、徐々に家族と打ち解け始めた矢先、親友の危機を知らされ、再びさすらいの旅へと向う。人生をさすらう男たちの悲しくも美しい姿を描いた傑作。
“ル・マン24時間耐久レース”に挑む男たちの壮烈な戦い。A級ライセンスを持つスティーヴ・マックィーンが迫真の演技を見せるカーレース映画の決定版。90台のカメラによる撮影、有名レーサーの特別出演で本物の迫力を体現。
美しい年上の女性と過ごした、少年の甘く切ないひと夏の体験を描く青春ラブ・ストーリー。アカデミー賞作曲賞に輝くミシェル・ルグランの名スコアも心に残る名編。
原作はポール・ギャリコのベストセラー小説。大津波で転覆した豪華客船内で繰り広げられる生存者たちの決死の脱出劇。70年代半ばに起きたパニック映画ブームの先駆的作品で、アカデミー賞歌曲賞、視覚効果賞を受賞。太ったおばちゃんが一生懸命、必死になって泳ごうとする姿は感動的。
地上138階建てのビルで大火災が発生、最上階に閉じ込められた人々の救出劇を豪華キャストで描くパニック超大作。世界一の超高層ビル、ダラス・タワー落成パーティーの日、手抜き工事が原因で配線から発火。ビルの設計者ロバーツはパーティーの中止を要請するが聞き入れられず、やがて火は勢いを増し未曽有の大惨事へと発展、消防隊長オハラハンとロバーツは決死の救出作戦を展開する。アカデミー撮影賞など3部門に輝いた。
マイケル・ウィナー監督&チャールズ・ブロンソン主演コンビの傑作アクション劇。本作は原題“Death Wish”シリーズとして5作まで制作されている。それぞれ邦題は『ロサンゼルス』『スーパー・マグナム』『バトルガンM-16』『DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ』。
鍛え上げられた肉体同士が激しくぶつかり合う、ストリートファイティングに命を賭けた男たちの熱い友情の物語。ウォルター・ヒルの監督デビュー作で、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンが共演。ほろ苦い男の美学がそこはかとなく漂う、アクション映画。
シルヴェスター・スタローンを一躍トップ・スターに押し上げたスポーツ・ドラマ。無敵の黒人ボクサー、アポロと対戦するチャンスを手にした無名のボクサー、ロッキーの挑戦を描く。
鬼才ジョン・カーペンター監督の出世作。襲撃を受けて孤立した警察署を舞台に、協力せざるを得なくなった警察官と犯罪者が極限状況下で繰り広げるサバイバル・アクション!ホラー界の巨匠の2作目で敬愛するハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」を下敷きにし、後の「ニューヨーク1997」「エスケープ・フロム・L.A.」の原点となった傑作。不条理ムード漂うサスペンスの盛り上げ方が見事!
十字軍遠征から18年ぶりに故郷へもどったロビン・フッド。シャーウッドの森の自然や、仲間たちは以前と変わらず彼を迎えるが、ジョン王の悪政のもと宿敵ノッティンガム代官も民衆を苦しめ続けていた。そんな中、ロビンは尼僧になっていたマリアンと再会する・・・。ロビン・フッド物語の後日談ともいうべき作品で、ロビンとマリアンの晩年を描いた愛の物語。主演二人の顔合わせをはじめ、脇を固める名優たちの共演が魅力。
州外持ち出し禁止のテキサス産ビールを28時間以内にアトランタまで運べば8万ドルという話に乗ったトラック運転手バンディットの往復約3千キロの旅を豪快に描くカー・アクション。結婚式から逃げ出してきた花嫁キャリーを帰り道で拾ったバンディット。彼女の花むこの父親がテキサスの保安官だったため、何台ものパトカーに追われるハメに。スタントマン出身で『キャノンボール』を手がけたハル・ニーダム監督のデビュー作。
世紀末のアメリカ。各地で死者が突如として甦り、人々を襲い始めた!次々と増殖するゾンビたちから逃げる人間たちを描くパニック・ホラー。虐殺された死体が安置されている地下室に足を踏み入れたSWAT部隊のロジャーとピーターは蘇る死者が生者を襲う異常な光景を目の当たりにする。『ディレクターズカット版』『ダリオ・アルジェント版』など多数のバージョンが存在するが、『米国劇場公開版』が世界で最もポピュラーなバージョンであるといわれている。
戦争アクション「ナバロンの要塞」の続編。ユーゴスラビアでドイツ軍に包囲されたパルチザンの救出に奔走する男たちの活躍。ロバート・ショウ、ハリソン・フォード出演。
エイベリー・コーマンのベスト・セラー小説の映画化。原題の「クレイマー対クレイマー」が示す通り、幼い子供の養育権をめぐるクレイマー夫妻の争いを描いた辛口ホーム・ドラマ。夫妻を演じたダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ、子役のジャスティン・ヘンリーの名演もあって、アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞を受賞した。
破壊的なライブ・パフォーマンスだけでなく、ロック・オペラというジャンルを開拓し、当時はまだ珍しかったシンセサイザーを大胆に利用するなど、 先進的な音楽性を持って世界中で人気を集めたバンド“ザ・フー”の劇場用ドキュメンタリー映画。本作は天才ドラマー、キース・ムーンが他界する前に製作され、オリジナル・メンバーとしてのライブ映像は必見。