J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
学生時代に撮った短編「電子的迷宮/THX-1138:4EB」をコッポラが製作を務めて長編作品にリメイクした、記念すべきルーカス監督の商業映画デビュー作。25世紀、人類はコンピュータが支配する地下に広がる世界で、精神抑制剤を投与されながら機械的管理の下、登録番号で呼ばれながらさまざまな作業に従事してる。白を基調にしたシュールな世界を背景に、低予算を逆手に取ったさまざまな効果が管理社会の持つ冷たい感じを見事に表す中、人間として自我に目覚め、自由を求めて疾走するTHXの姿が熱い感動を呼ぶ近未来SF映画。多少難解ではあるものの、内に秘めた思いがストレートに伝わってくる秀作。
まだヴェトナム戦争もドラッグも青春とは無縁だった時代のノスタルジーを、後に『スター・ウォーズ』で大ブレイクすることになるジョージ・ルーカスが製作・監督。共同製作にフランシス・フォード・コッポラが名を連ねている。出演もリチャード・ドレイファスにハリソン・フォードなど、スターの若き日の姿をとくと拝めるのがいい。また後に監督に転じるロン・ハワードの、俳優時代の代表作とも言えるだろう。『ロック・アラウンド・ザ・クロック』など、当時の流行サウンドが全編に流れる手法を用いた先駆的作品。
遠い昔、遥かな銀河系で繰り広げられる帝国と反乱軍の戦いを描いた“スター・ウォーズ”サーガの記念すべき第一作。シンプルだが力強いストーリーと魅力的な登場人物、それ以降の作品に多大な影響を与えたSFX(アカデミー受賞)で連続する見せ場をつないだ冒険映画の傑作。全世界で大ヒットした後、ルーカスは9部構成の構想を発表、本作はエピソードⅣ“A NEW HOPE”「新たなる希望」ということになった。1997年に「スター・ウォーズ 特別篇」として未公開シーンを加え、リニューアル公開された。
『スター・ウォーズ』サーガの序章。舞台は前3部作からさかのぼること約30年、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの少年時代を描く。通商連邦の調査に向かったジェダイ騎士は、その背後に銀河征服を企む暗黒卿の存在を知る。ジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、砂の惑星タトゥイーンでひとりの少年アナキンと出会う。アナキンに秘められたフォースの力を感じ取ったクワイ=ガン・ジンは、彼をジェダイ騎士団に入れようとするのだが。
前作『エピソード1』から10年後の世界を舞台に、青年となったアナキン・スカイウォーカーのジェダイの騎士としての成長とクローン戦争での活躍、さらにはアミダラとの禁断の恋の行方を描く。今回アナキン役に大抜擢されたのは新鋭ヘイデン・クリステンセン。
SF映画の金字塔として映画史に燦然と輝く“スター・ウォーズ”サーガを締めくくるシリーズ最終作。アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に転落し、ついにはダース・ベイダーとして生まれ変わる過程と共和国の終焉への運命が描かれると共に、これまで持ち越されてきた多くの謎がすべて解き明かされていく。