J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
恋愛映画のバイブルと言われる名作。ロバート・E・シャーワッド原作の戯曲の2度目の映画化で、『../dvd500-1935.html#camille』のロバート・テイラーと『風と共に去りぬ』のヴィヴィアン・リーという美男&美女の共演が実現。“蛍の光”が流れる中で踊るダンスシーンも印象的な、美しくも哀しいメロドラマ。
ミュージカル界の貴公子フレッド・アステアと、当時の新鋭女優リタ・ヘイワースの初共演作品。巨匠コール・ポーターが作詞と作曲を手がけた華やかなミュージカルである。ある男がコーラス・ガールに恋をした。彼女に高価なプレゼントを贈って自分の気持ちを伝えようとするが、それが妻にばれてしまい大ピンチ。とっさのうそで無事にその場を切り抜けたものの。
アカデミー音楽賞を受賞したディズニーアニメーションの傑作。サーカスの赤ちゃん象ダンボは、大きな耳ゆえにいじめられてばかり。そんな自分を守るために暴れた母親と引き離され一人ぼっちになってしまいました。しかし、唯一応援してくれるネズミのティモシーに励まされて、耳を翼に空を飛ぶことに挑戦します。
緑豊かな春の森に、一頭の小鹿が生まれました。バンビと名づけられた森のプリンスは、一躍人気者に!母の愛を一心に受け、すくすくと育ったバンビは、いたずらっ子のウサギのとんすけやスカンクのフラワーと仲良しになったり、いとこのファリーンにドキドキして逃げ惑ったり。そんなバンビを、父の牡鹿森の王様が遠くで温かく見守っています。原作はフェリックス・ザルテン。
“猫族”という悲しい出生がゆえに、報われぬ愛と嫉妬に苦悩する美女を、猫顔女優シモーヌ・シモンが好演した、古典的サイコ・スリラーの傑作。抑制された画面構成で、ヒロインの悲しみと恐怖感を演出している。1944年に続編『キャット・ピープルの呪い』、1981年にナスターシャ・キンスキー主演で『キャット・ピープル』リメイク版が制作された。
ヘミングウェイの名作同名小説を壮大なスケールで映画化した恋愛ドラマ。スペイン動乱を舞台に、ゲリラ活動に参加した米国人の心情が描かれる。二大スターの共演が見もの。
フレッド・アステアが『アメリカ交響曲』のジョーン・レズリーと共演した戦時色の強いミュージカル・コメディ。自ら振り付けを担当したアステアは、ソロダンスの至芸を披露、深夜のクラブで踊る“スネーク・ダンス”は語りぐさになった。作家でユーモアリストのロバート・ベンチリー、若き日のロバート・ライアンが共演。
ニューヨークの下町にある教会に、老神父の後任候補としてやってきた歌の好きなチャック。彼は失敗しながらも次第に人々の心をつかみ、老神父からも信頼を得るようになる。しかし、火事が起こり教会は存続の危機に。ミュージカルの名優ビング・クロスビーが、ヒューマン・ドラマに挑戦し、見事オスカーを獲得した作品。アカデミー賞では、クロスビーの主演男優賞のほか、助演男優賞、監督賞、作品賞を含む7部門を受賞。
ハリウッドの代表スター、ゲーリー・クーパーが自ら製作を手がけたコメディー・タッチの西部劇。拳銃もまともに扱えないのんびり屋の主人公が、相棒とともに、とある西部の町にやって来た。しかし町の人々の態度はよそよそしく、自分の顔を見ては何やらおびえている。訳も分からず戸惑うものの、まんざら悪い気もしない。調子に乗って、悪ふざけをしていると。
フロリダの大自然で暮らす一家と仔鹿の触れ合いを描いたピューリッツァ賞を受けたマージョリー・キーナン・ローリングスの原作の成長記。少年の両親への愛情、動物への愛情、自然への愛情が繊細かつ美しく描き出され、色彩の魅力を見事に生かした自然美に目を奪われる。主演は『ローマの休日』のグレゴリー・ペック
制作当時タブーだったユダヤ人差別、暴力描写をはじめて大々的に扱った社会派ドラマの意欲作。担当警部がユダヤ人殺人事件の真相を解明するまでを、サスペンスフルに描く。過激な内容から公開三ヶ月で上映禁止、エドワード・ドミトリク監督、プロデューサーともに赤狩りでハリウッドからの一時追放を余儀なくされた問題作。
二挺(にちょう)拳銃の女ガンマン、カラミティ・ジェーンは、実刑を免れる条件として州知事から武器の密売組織を探るよう言われ、カモフラージュのために気弱な巡回歯医者ピーターと結婚、ハネムーンを装いほろ馬車隊に加わる。有頂天になるピーターだったが、悪人一味は彼を政府のスパイと勘違いし・・・。アカデミー歌曲賞を受賞した挿入歌「ボタンとリボン」とともに大ヒットした西部劇コメディー。
ストップモーション(人形コマ撮り)アニメの祖ウィリス・H・オブライエンと、その弟子で後に特撮の魔術師と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンが『キング・コング』にあやかって放った、新たなる特撮の傑作。