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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

チャールズ・チャップリン

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チャールズ・チャップリン 商品検索

『チャップリンの船乗り生活』(Shanghaied)

喜劇王チャップリンの初期の短編コメディー。保険金詐欺をたくらんで、自分の貨物船を沈めることにした悪徳船主。その娘エドナと熱愛中のチャーリーは、航海士にだまされて沈められる船に乗り込むことに。無理やり乗組員にさせられてしまったチャーリーだが、働くのは大嫌い。あの手この手の悪知恵を働かせて船内を大混乱に陥れる。そのころ船主は、娘エドナがその船に密航していることを知り大慌て。

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『チャップリンの替玉』(The Floorwalker)

売上金を奪ってとんずらしようとたくらむデパートの販売主任。かばんにお金を詰め込んで、いざ逃げ出そうとするものの、なかなかうまい具合に進まない。そこへ飛び込んできたのは、自分とそっくりな男チャーリー。万引き犯と間違えられて逃げ場のないチャーリーと、店から早く逃げてゆきたい販売主任が、互いの服を取り替えて互いの立場を押し付けあう。そしてデパート中が大混乱に。

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『チャップリンの消防士』(The Fireman)

消防士チャーリーは朝から署長に怒られっぱなし。訓練のベルにも気づかずにスヤスヤ眠り続けたあげく、朝食のベルを出動命令と勘違いして大慌て。そんな折、署長の恋人エドナの父親は保険金詐欺を計画中。家が全焼して保険金が入ったらエドナと結婚させようと、署長にこっそり耳打ちする。ところが、エドナは燃え盛る家の中に一人でとり残されてしまって絶体絶命の危機!その時チャーリーがさっそうと現れる。

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『チャップリンの伯爵』(The Count)

仕立屋で働くお調子者のチャーリーは何をやってもへまばかり。ついに伯爵から預かった服をアイロンで焦がしてしまい、これには親方もカンカンになってチャーリーを追い出した。が、服のポケットをあらためた親方は、金持ち令嬢のパーティへの欠席を伝える伯爵の手紙を発見する。こっそり伯爵に成り済ましてパーティに出かけた親方は、そこで自分がクビにしたチャーリーと皮肉な鉢合わせ。

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『チャップリンの番頭』(The Pawn Shop)

質屋で働くことになったチャーリーだが、なかなか仕事に身が入らない。今日も遅刻し、店の主人にさんざんしかられ、やっと掃除に取りかかる。店の同僚とは相性が合わず、けんかばかり。それでも、主人の娘エドナが何かと気にかけてくれるおかげでご機嫌なチャーリー。結婚指輪やら、金魚やら、と妙な質ぐさを持ち込む珍客との対応にウンザリしている彼のもとに、今度は目覚まし時計を持ったお客が現れる。

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『チャップリンのスケート』(The Rink)

チャップリンの見事なスケート技がたんのうできる一作。レストランでウエーターとして働くチャーリー。そのマイペースな働きぶりは、時には客を激怒させ、トラブルが絶えない毎日だ。が、そんな彼はスケートの名手。ある日、ローラー・スケート場で滑っていると、令嬢エドナがやって来る。すっかり意気投合した二人だが、浮気者の中年男がエドナを狙ってつきまとう。男をこらしめてやろうと買って出たチャーリーは。

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『チャップリンの勇敢』(Easy Street)

教会に入り込んで寄付金を失敬しようとしたチャーリーは、神々しく美しいエドナに心洗われてすっかり改心してしまう。愛のために放浪生活からも足を洗い、一念発起して警察官に志願する。その腕力を見込まれて無事に採用されたものの、配属されたのは無法者に占領されてしまった暴力街。恐る恐るパトロールに出かけたチャーリーは、巨漢の大ボスに出くわしてしまう。

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『チャップリンの霊泉』(The Cure)

湯治場にやって来たチャーリー。広場の真ん中にわき出ているのは、体に良く効く霊泉で、それを飲むとお酒とおさらばできるという。が、療養所に着いたチャーリーは真っ先に自分のカバンを開けて、ぎっしり詰まった酒瓶を確かめた。霊泉はまずくてとても飲めないのだ。チャーリーの部屋で大量の酒瓶を見つけた支配人は、怒って全部捨ててしまうが、酒を投げ入れた先は例の霊泉だった。

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『チャップリンの移民』(The Immigrant)

あこがれの新大陸アメリカを目指して移民船に乗り込んだチャーリー。激しい荒波に揺られながらも何かとうまくやり過ごす中、母と二人で旅する美しい娘エドナに出会う。お金を盗まれて悲しんでいるエドナを見かねて、チャーリーはさりげなく彼女のポケットに有り金をしのばせた。そんな二人も上陸後にはバラバラになり、チャーリーには貧困生活が待ち受ける。ある日の町なかで、偶然再会したチャーリーとエドナは。

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『チャップリンの冒険』(The Adventurer)

チャップリンのミーチュアル映画社時代最後の作品。脱獄囚チャップリンが海岸を逃亡中、海でおぼれかけている判事夫人と令嬢エドナを救う。翌日、判事の家で命の恩人として歓待され、エドナはチャップリンに好意を寄せるが、彼女のいいなずけキャンベルはチャップリンを敵視、チャップリンの脱獄囚記事を発見し大騒動が展開する。

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『チャップリンの犬の生活』(A Dog's Life)

チャップリンの作品が、ドタバタ喜劇だけではなくストーリー性を持つようになり、高い評価を受けた初期の傑作短編喜劇。身よりも仕事も何もないチャップリンは、自分と同じような境遇の犬と出会い一緒に生活を送ることに。犬をポケットに忍ばせて入った酒場で娘と出会い、思いを寄せるがお金を持たないチャップリンはすぐに店を追い出される。ところが、悪党が盗んで埋めた大金を犬が掘りあてて急きょ、酒場に戻るのだが。

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『チャップリンの担へ銃』(Shoulder Arms)

喜劇王チャールズ・チャップリンが第1次世界大戦を風刺した屈指の傑作。アメリカ陸軍の新兵として訓練を受けるチャップリン。そこでヘマばかりして、鬼軍曹から容赦なくいじめられるが、おなじみのパントマイムで見るものを笑わせる。その中に戦争に対する彼の思いが強く植え付けられ、戦争の愚かさや惨めさを描いた作品として、後期の名作『独裁者』や『殺人狂時代』と同じテーマで描かれたチャップリンの代表作の一つ。

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『サニーサイド』(Sunnyside)

当時、人気を博していた、チャールズ・レイの映画を風刺した作品。角砂糖をコーヒーカップに山ほど入れる場面や、長い柄のモップで掃除する場面など、スラップスティック・ギャグが冴える。

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『一日の行楽』(A Day's Pleasure)

チャーリー一家は自家用自動車を持っている小市民。ある日、妻子を伴って自家用車でドライブに出かけるが、なかなかエンジンがかからず、始めから一悶着。途中で乗った遊覧船ではひどい船酔いに悩まされたり、デッキチェアーがうまく組み立てられず、大騒動はいや増すばかり。チャップリンが『犬の生活』と『キッド』の間に撮った短編のひとつ。『キッド』の名子役、ジャッキー・クーガンはこの作品が映画初出演作。

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『キッド』(The Kid)

チャップリンが初めて長編映画に挑み、世界中に笑いと感動を巻き起こした感動作。生活苦によって、自分の子供を富豪の車に置き去りにした女。チャップリンはひょんな事からその赤ん坊を見つけ、育てることに。5年の歳月が流れ、子供にガラスを割らせ、チャップリンがその修繕をして回るというインチキな商売で日々を送っていたある日、大女優となって成功をおさめた子供の母親が現れることに。

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『チャップリンのゴルフ狂時代』(The Idle Class)

金持ちの夫とその妻、そして放浪者チャーリーが繰り広げる奇妙な三角関係をベースに、ブルジョア階級への批判やあわれみのエッセンスを盛り込んだ短編コメディー。ゴルフ場に現れた放浪者チャーリー。必死でボールを追いかける有閑紳士を手玉に取って、のんびり遊んでいるのだが。チャップリンが放浪者とお金持ちのぐうたら亭主を演じ分け、両者の“のらくら”ぶりを対置的に表現しており、『のらくろ』のタイトルでも知られている。

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『チャップリンの給料日』(Pay Day)

チャップリンの短編からストーリー物への過渡期、ファースト・ナショナル社時代後期の作品。チャップリン喜劇のマドンナ、エドナ・パーヴィアンスが工事現場の親方の娘役で華を添えている他、チャップリンの兄シドニーも同僚や移動食堂の主人の二役で出演している。

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『偽牧師』(The Pilgrim)

キッド』から『巴里の女性』と中編から長編に移行期にあったチャップリンの、単純にして奥深い喜劇。最初から最後までチャップリンは牧師姿で登場。彼らしいユーモアとアクションに満ちた知られざる傑作で、終盤が見もの。チャップリンをメキシコに逃す保安官の粋なはからい、唐突なガンファイト、そしてアメリカとメキシコの国境線をまたいだまま、去っていくチャップリンの後ろ姿。弁士徳川夢声はこの場面で「彼はついに"アメシコ"に行ったのであります」と名解説をつけたとか。

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『巴里の女性』(A Woman of Paris)

ランスの田舎町、マリーは貧しい青年画家ジャンと恋に落ちるが、マリーの父が許さずパリへの駆け落ちを企てる。そして計画当日、マリーは停車場で彼を待つが、彼はやってこない。ジャンの父親が急死し、彼は来られなかったのだ。約束を反故にされたと誤解したマリーは、ひとりパリへと旅立ち社交界をうまく渡って贅沢な生活を手に入れる。そして、ある日マリーとジャンはパリの街で偶然再会するが。チャップリンが自ら原作脚色、監督をした社会劇。チャップリン作品としては珍しく本人が主演ではなく、冒頭に「この映画には私は出演していない」とチャップリンの断りが出る。

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『チャップリンの黄金狂時代』(The Gold Rush)

ゴールドラッシュにわく時代に山高帽にえんび服をきたチャップリンが、一獲千金を夢てとある山に現れた。そこで指名手配中の凶悪犯と遭遇してしまい、吹雪の中2人は山小屋に身をよせるが。爆笑シーンの連続で、空腹にみまわれたチャップリンが靴を煮て食べるシーンが有名な映画史上に輝く傑作喜劇。

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『チャップリンのサーカス』(The Circus)

黄金狂時代』と『街の灯』という二大傑作の間に製作された一編で、チャップリンがサーカス団を舞台に多彩な芸を披露している。ある町で巡業中のサーカス一座。ひょんなことから一座に加わった無宿者チャーリーは、かれんな曲馬乗りの少女に心ひかれるが。製作、監督、脚本、演技を見事にこなした彼の非凡なる才能に対して第一回アカデミー賞の特別賞が送られた

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『街の灯』(City Lights)

映画界ではトーキー全盛となる中、チャップリンが音楽と音響効果だけで製作した名作。世界恐慌の時代、街角で花を売る盲目の女性から一輪の花を買ったチャップリン。その女性は彼のことを裕福な紳士と思い込む。チャップリンは彼女の目を治そうと奔走し、やがて目は見えるようになる。彼女はチャップリンを見ても誰だか分からずにいたが、手を触れた瞬間、自分を助けてくれたのは1人の浮浪者だと気づく。

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『モダン・タイムス』(Modern Times)

喜劇王チャップリンがルネ・クレールの『自由を我等に』に影響受け、資本主義社会と進みゆく文明を風刺した代表作の一つ。機械工場でねじ回しの作業をするチャップリン。単純作業を繰り返しやっていくうちにその動作がとまらなくなってしまい、病院に送られることに。トーキー映画をかたくなに拒んでいたチャップリンがついにスクリーンで声を発した記念碑的作品。多くのアーティストがカバーしたチャップリン作曲の「スマイル」が流れるラストシーンは必見。

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『チャップリンの独裁者』(The Great Dictator)

チャップリンが同じようなちょび髭(ひげ)をもつヒトラーを痛烈に批判した傑作。戦傷で記憶を失ったユダヤ人の理髪師は、とある国の独裁者とうり二つ。ひょんなことからその独裁者と入れ替わってしまい、ユダヤ人の彼が独裁者になることに。トーキーを嫌っていたチャップリンが初めて本格的にトーキーに挑み、クライマックスの6分間におよぶ大演説シーンは、見るものに強烈な感動を与える。

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『殺人狂時代』(Monsieur Verdoux)

35年間まじめに働いた銀行員ヴェルドゥ氏は不況のあおりで失業する。足の悪い妻と幼い息子のために選んだビジネスは、金持ちの中年女を誘惑してその夫となり、彼女を殺害して保険金を奪うことだった。オーソン・ウェルズの原作をチャップリンが映像化。死刑台に向かうヴェルドゥの“ひとつの殺人は悪漢を生み、100万の殺人は英雄を生む”というセリフは、戦争という大量殺人行為に対する痛烈な警句として有名。

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『ライムライト』(Limelight)

独裁者』『殺人狂時代』などの体制批判的な作品の影響で当時のハリウッドを追われたチャップリンが、アメリカで製作した最後の作品。彼の人生哲学を盛り込んだ自伝的要素の色濃い人間ドラマである。1914年のロンドン。孤独な老コメディアンが、自殺を図った若きバレリーナの命を救う。やがて二人の間に生まれた強い信頼と愛情。もの悲しくも美しい音楽が印象的で、アカデミー作曲賞を受賞した。

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『ニューヨークの王様』(A King in New York)

ヨーロッパの某小国に社会主義政変が起こり、追放に近い形でアメリカへ亡命した王様。自由を求めてやって来たその地は、商業主義に侵され、狂ったマッカーシズムの席巻する、自国以上に居心地の悪い場所だった。「ライムライト」製作直後、事実上の国外追放となったアメリカから母国イギリスへと帰ったチャップリンが5年ぶりに発表した作品。赤狩りの嵐が吹き荒れるアメリカへの痛烈な風刺に満ちた、チャップリン最後の主演作。

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『伯爵夫人』(A Countess from Hong Kong)

チャップリン81作目の監督作品にして初のカラー作品で、これが遺作となった。某国の特命大使に任命された石油王の息子とロシアの亡命貴族の令嬢が豪華客船で繰り広げるロマンチック・コメディー。アメリカへ向かう船に密航したナターシャは、香港で紹介された要人オグデンの泊まる部屋に忍び込む。オグデンは嫌々ながらかくまってくれるが・・・。チャップリン本人が客室係としてチラリと出演、彼の子供たちも出演している。

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2004-10-18 掲載
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