J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
1週間の出来事をキートン・ギャグ満載で描いた記念すべき公開第1作。新婚のお祝いに組み立て式住宅をもらったキートン夫妻。二人は力を合わせて組み立てに取りかかる。だが、新婦シビルにふられた男が組み立て番号の3を8に、1を4にと書き換えて、出来上がったのはヘンテコな形の家。13日の金曜日、新築パーティーの最中に大嵐がやってきて家がグルグルと回りだした。
迷ゴルファー、キートンは今日も空振りを連発。打ったボールが壁に当たり自分に跳ね返り気絶したところに現れたのは、脱獄囚13号で、バスターの服を取り替えまんまと逃走。意識を取り戻したバスターは、刑務所の看守たちから追いかけられる羽目に。彼らを巻いてほっとしたのもつかの間、そこは刑務所の中。しかもその日は囚人13号の死刑執行の日。バスター絶体絶命のピンチ!
女にはめっぽう弱い銀行員のバスター。お札をめくるとき誤って指に接着剤をつけてしまい銀行中が大騒ぎ。出納係の大男は郊外の古屋敷で偽札作りに余念がない。他人を寄せ付けないよう建物のあちこちに細工をこらし、化け物が出るという噂まで流していた。そんなある日、強盗事件発生。日頃の無能ぶりから強盗容疑がかけられたバスターは、警察に追われて化け物屋敷へと逃げ込んだ。
キートンが最も気に入っていた作品といわれたが、ネガ、プリントともに長期間失われていたため幻となっていた作品で、1980年代後半、偶然発見され復刻を果たし今日に至っている。仕事をクビになり、彼女にもふられ、世の中がほとほと嫌になったバスターは自殺を決意するが、やはりつきが無く何をやっても死ぬことが出来ない。しかし、酔った勢いでアルマジロ捕獲に名乗り出てから人生がついてきた。
無職のバスターは新聞の求人広告欄で射的のエキスパート募集記事を見つける。銃の腕前がからっきしのバスターは、仕掛けをして百発百中のガンマンを演じてみせる。そんな彼の腕前にほれ込んだ男が二人。射的店店主(裏の顔は極悪非道なギャング)と、ギャングから命を狙われている実業家。バスターは、二人の申し出を断りきれないまま、ギャングから実業家殺しを命令されもう一人の雇い主の自宅へ向かった。
ひょんなことから犯人の人相写真に写ってしまったバスター。犯人はまんまと脱獄。その日の食べ物にも苦労していたバスターが、「てい鉄が落ちたところには福がある」という迷信を信じて投げてみると、こともあろうか警官に大当り。逃げるバスター、追う警官。例の人相写真もお尋ね者として出てしまい。短編作品ながらもドタバタだけに終始せず、ギャグを巧みに連鎖反応させる佳作に仕上がっている。
舞台の裏方をしているバスターは、わがままな劇場支配人ジョーの要望にこたえなければならない。しかし、支配人のあごひげについたタバコの火を消そうとしたはずみに、彼をノックアウトしてしまい、劇場内を逃げ回ることに。冒頭のミンストレル・ショーのシーンは、出演する芸人や観客をすべてキートンが演じている。
DAMFINO(知るもんか)号は、バスターが家族のために造ったハンドメイドの船だ。それなのに進水式最中に沈んでしまった。家族みんなで手直ししていよいよ出航。外洋に乗り出し夜も更けたころ、この小さな船を嵐が襲う。船はぐるぐるまわり、浸水もしてきた。毎回バスターを悩ます大男のジョーや警官は登場しないが、狭い船室で展開される素晴らしいギャグなど、初期短編の中でも完成度の高い作品。
「大物ビジネスマンになれないなら結婚なんてしないわ」求婚をした彼女の返事に一念発起。貧乏青年バスターは、詐欺師に売りつけられたガラクタを積んだ荷馬車で都大路に乗り入れた。やがて荷馬車は警官たちのパレードに合流し、なぜか爆弾魔と間違われてしまったから、さぁ、大変。大群の警官に追われるバスター。果たして。製作時は日本未公開作品。
今日は州立大学の卒業式。植物学の博士号を得たバスターは、何故か電気工学の学位取得を証明する卒業証書を手にしていた。新しいものが大好きという大金持ちに、電気技師として雇われ、邸宅を電気仕掛けに大改造するバスター。バスターの成功を聞きつけた本物の電気工学士が復しゅうのため屋敷に忍び込み。キートンの両親と妹も出演。
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