ホノルルではレストラン選びに迷う程数多くの国の料理が楽しめますが、ハワイ料理となると今の主流は「パシフィック・リム」と言われています。ハワイ産の新鮮な素材に、ヨーロッパの料理法とアジアのスパイスをミックスしたハワイ生まれの料理と言われていますが、ボクの感覚でいうとアジアンスパイスの効いたイタリア料理みたいなものでしょうか。この料理を提供するのは高級なレストランが多いので料金的にはやや高めですが、盛りつけも美しくなかなかいける味をだしています。
ランチにお勧めなのはローカル・フード。ハワイ版ラーメンのサイミンや、焼いたスパムをご飯にのせたスパムむすび、ご飯にハンバーグと目玉焼きをのせたロコモコなどが有名です。日本人の口にもマッチしており、また値段も安いのでショッピング・センター内のフードコートなどで手軽に楽しめる地元の味としてお勧めです。
ハワイでの夕食といえば「ルアウ」。ハワイ語で「饗宴」を意味し、現在でも結婚式など祝いの席ではルアウ料理を並べる習慣があるそうです。バナナの葉で豚を丸ごと包み、蒸し焼きにしたカルア・ピッグや、蒸したタロイモをペースト状にしたポイが代表的な料理で、観光客相手にはファイアー・ダンスなどのショーが付いたものが多いようです。
ロイヤル・ハワイアンホテルのビーチレストラン
高級レストランでは、ドレスコードがあります。 男性は上着、女性はワンピースなどお洒落な装いで食事を楽しみましょう。ほとんどのレストランでは、ハワイの正装であるアロハシャツやムームーでも大丈夫です。ただ、クーラーが必要以上に効いていることが多く、女性は上にはおるもの1枚くらいは持参した方がいいと思います。(外人女性の香水はとんでもなく、ボクには悪臭としか思えないほどで、もしクーラーの効きが悪ければレストランでの料理が台無しになってしまうと思う・・・勝手な想像ですが)。なお、ハワイも最近はタバコに厳しく、屋内レストランは全て禁煙となっています。
ハワイのレストランで一番困るのがチップ。現地係員から説明される額は、夕食の場合で15ー20%とのこと。ただしこれは税金が加算される前の金額ですから、請求書をよく確認の上金額を決めて下さい。最近では日本人客が多いワイキキのレストランでは、ほとんどが請求書にサービス料を含めている場合が多いようです。チップを払わない(チップがわからない)日本人客が多いためにそうしたとか? 2重に支払いしないように請求書はよく確認してくださいね。
|