J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
世界的監督チャン・イーモウとスター女優コン・リーの鮮烈なデビュー作。赤い夕陽、緑のコーリャン畑、黄色い大地…原色を活かしたダイナミックな映像と物語が融合し、力強く美しい映画が誕生した。波乱の人生を逞しく生きるヒロインの姿を鮮やかな映像美で彩る。
監督第1作の『赤いコーリャン』でいきなりベルリン映画祭グランプリを獲得し、センセーショナルなデビューを飾ったチャン・イーモウの監督第2作で、フィルモグラフィ中唯一のアクション作。主演はコン・リー。台湾を飛び立った旅客機がハイジャックされ、中国に強制着陸させられた。台湾、中国の政府はそれぞれ精鋭部隊から成る救出チームを結成するが。
カンヌ国際映画祭ルイス・ブニュエル賞に輝く、意にそぐわぬ相手に嫁がされる娘を主人公に展開される 劉恒(リュウ・ホン)原作の人間ドラマ。監督は『単騎、千里を走る』のチャン・イーモウ。
カンヌ映画祭で審査員特別グランプリと主演男優賞を受賞したチャン・イーモウ監督による壮大な叙事詩。激動の中国を舞台に、ばくちで全財産を失った夫と、一度は実家へ帰ったが、幼い2人の子供とともに夫の元に戻り、時代の波にもまれながらどんな困難な状況の中でも強く生き抜く一家の姿を30年に渡ってつづる感動巨編。原作・脚本はユイ・ホア(余華)。
父の葬儀のために、故郷に舞い戻ってきた一人息子。彼の追想から、中国の山村を舞台に、父と母のなれ初めである初恋の物語が始まる。中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が、手料理で恋を伝える可憐(かれん)な少女と、村にやって来た青年教師の素朴な純愛を美しく描いた感動のラブ・ストーリー。主人公の少女を演じたチャン・ツィイーのデビュー作。ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。
過疎化が進む中国のある村の小学校に、臨時で13歳の少女ミンジが教師として雇われる。まだ幼さが残る彼女は必死に教師を務めるが、ある日、1人の生徒が家庭の事情で出稼ぎにいったまま行方不明となる。ミンジは彼を探しに都会へ向かい、次第に生徒との心の交流が生まれる。巨匠チャン・イーモウが、プロの俳優を使わず、ドキュメンタリー的な手法で描き、ベネチア映画祭で2度目の金獅子賞受賞という快挙を成し遂げた感動作。
巨匠チャン・イーモウ監督が盲目の少女と失業中の中年男の間に生まれる親子のようなきずなを描いたモー・イェン(莫言)原作の感動作。見合い相手の女性に旅館を経営しているとうそをつき、彼女の前夫の連れ子でマッサージが得意なウー・インを旅館で雇ってくれと頼まれたチャオ。やっかい者扱いされていたウー・インのため、チャオは偽のマッサージ室を作り、仲間たちに客のフリをしてもらう。彼らの優しいうその中、ウー・インは生きる喜びを感じ始める。
秦の始皇帝を狙う3人の刺客をすべて討ち取ったという男が語る驚愕の物語とは?『初恋のきた道』のチャン・イーモウ監督が壮大なスケールで描く一大歴史スペクタクル巨編。
アジアのビッグスター、金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイーが活躍する絢爛豪華な武侠アクション。9世紀中頃の中国を舞台に、反乱軍のリーダー拘束を命じられた二人の役人と、遊郭で評判の盲目の踊り子、それぞれの思惑と愛憎を描く、切なく美しいドラマ。
『君よ憤怒の河を渉れ』を観、高倉健の映画を撮りたいと願い続けたチャン・イーモウ監督が撮り上げたロードムービー。親子の断絶をした息子が重病である事を知り、息子が生きた世界を知りたく、単身中国大陸に渡る初老の男。古典文学「三国志」の関羽にまつわる仮面劇「単騎、千里を走る。」を巡る人々の物語は忘れ去った「絆」を取り戻す旅でもあった。
2007年5月、カンヌ国際映画祭が60回目の開催を迎え、記念すべき年の一大プロジェクトとして、世界の著名監督に委嘱した短編によるオムニバス作品が作られることになった。国籍もキャリアも全く異なる監督たちが名を連ね、日本からも北野武監督が参加。3分間という制限の中で、監督たちがそれぞれの視点による“映画館”を描く、まさに珠玉のオムニバス作品。