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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

ルイス・ブニュエル

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ルイス・ブニュエル 商品検索

『グラン・カジノ』(Gran Casino)

スペイン内戦のためメキシコに亡命したルイス・ブニュエルの、メキシコ時代の第1作。『アンダルシアの犬』の実験性とはまったく趣を異にした、歌あり踊りありの異色の娯楽映画。歌が嫌いというブニュエルだが、ラテンのノリに溢れたパワフルなミュージカル映画にしあげているのが見事。

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『ビリディアナ』(Viridiana)

1961年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。修道女ビリディアナ。育ての親である叔父は、彼女に睡眠薬を飲ませ、眠った間に犯したと告げる。彼女は家出をして、叔父は失望して自殺してしまう。

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『皆殺しの天使』(El a'ngel exterminador/The Exterminating Angel)

ブニュエル監督の究極の不条理劇で、シュルレアリスム映画の傑作。『アンダルシアの犬』『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』等の鬼才が監督・脚本したメキシコ時代の名作で、極限状態におかれた客たちの醜態と外で大騒ぎする人々の対比が、なんとも滑稽だ。

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『小間使の日記』(Le journal d'une femme de chambre)

ブニュエルが名プロデューサー、セルジュ・シルベルマン、脚本家ジャン=クロード・カリエール(神父役で出演)と組んだ最初の作品。主演はジャンヌ・モロー。現在のセザール賞にあたるヴィクトワール賞最優秀主演女優賞を受賞。原作はオクターヴ・ミルボーの小説で、アメリカ時代のジャン・ルノワールが既に 1946年に映画化している。

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『昼顔』(Belle De Jour)

貞淑な女性が満たされない情欲の虜になり、夜は貞淑な人妻、昼は娼婦という生活を送るようになる。ジョセフ・ケッセルの文芸作品、完璧の映画化。主演は『ダンサー・イン・ザー・ダーク』のカトリーヌ・ドヌーヴ。

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『銀河』(La voie lactee)

パリからスペインの聖地へと旅する2人の浮浪者。この道は銀河と呼ばれる神秘に包まれた巡礼の道である。キリスト、聖母マリア、死の天使、サド公爵などが次々と2人の行く手に現れ、奇想天外な世界へ導かれていく。ブニュエルが監督・脚本の他音楽も自ら手掛けている。製作及び脚本は、晩年のブニュエルの名パートナー、セルジュ・シルベルマンとジャン=クロード・カリエール。

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『哀しみのトリスターナ』(Tristana)

昼顔」以上に変態的かつ美しいブニュエルとドヌーヴのコンビ作は、20年代末のスペイン、トリエステを舞台に、伝奇的に始まるベニト=ペレス・ガルドスの原作の映画化。愛なき結婚の孤独を、片足のない裸体を口のきけぬ下男に晒すことで表現するシーン。ブニュエルの演出は凄絶極みである。

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『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(Le Charme Discret de La Bourgeoisie)

ブルジョワ階級の、一般階級とは異なる価値観で生きる奇妙な日常をシニカルに描いたドラマ。某国の駐仏大使とその友人一行が、セネシャルの屋敷を訪れる。そして、客人とホストという関係を無視し、彼らは互いに自分の好きなように行動し始める。そこには、他人との接点を持たない、奇形ともいえる人間関係があった。

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『欲望のあいまいな対象』(Cet Obscur Objet du Desir)

ジャン=クロード・カリエールのトリッキーな脚本を得て、遺作においてまで性愛へのエネルギーが充満する、ブニュエル自身とまるで等身大であるかのような愛と幻惑の寓話。レイ扮するブルジョワの老紳士ワチューは、若く美しい小間使いコンチータに夢中になり、彼をものの見事にあしらう娘が、小悪魔的な娼婦にも、汚れなき乙女にも見えて。原作のピエール・ルイスの小説『女とあやつり人形』はこれで五度目の映画化。

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1920年代
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1970年代
2004-10-18 掲載
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