ふるさと登栄床のあゆみ

第13章 教   育

昭和の小漁師 ページtop 第1・2・3・4章 第5・6・7・8章 第9章 第10・11・12章 第13章 第14・17・19章 年 表


 登栄床小学校で学んだ人たちの学舎は今はない。
 僅かにその面影を残す古い校舎が残るのみである。その校舎もやがて生まれ変わろうとしている。
 かって学校は、部落の中心的存在で、住民の心の拠のようなものであった。
 登栄床地区も例外ではなく、先人の血と汗の悲願でできた学校も昭和48年に45年の歴史を閉じた。
 学んだ生徒は590名にも及んだ。
 この学校の歴史は、部落の歴史でもある。

1,学校ができるまで  登栄床小学校の開校に居たる事情を昭和初期の登栄床小学校沿革史より紹介する。
『(1) 東湧保育所年3月中番屋部落山田和一郎、播摩栄之助、吉家円吉、吉岡留蔵の諸氏発起となり
    教員浜田某氏を招き、私塾を開設したり。当時生徒約20名を算し頓別方面にホタテ漁のために
    出稼ぎするもの多く僅か6〜7名に過ぎず、ために同年6月解散を余儀なくせられたるなり、
    この間わずかに4ヵ月に過ぎず、しかりといえども当時にありて小数の部落民よく結束し、
    総て寄付によって私塾の開設をみたるは当教育沿革上称賛に値するものありと信ずる。
 (2) 次に部落住民には漁業の漁不漁に支配せられて戸数の増減も一定ならず年によって消長あり
    といえでも漁民として天与の地勢に恵まれたる当地はその後移住したるもの多く漸次学校設置の
    必要感ぜらるること切なるものあるに到れり。当時にありては就学児童を有する父兄は或いは
    その子弟を湧別市街の知古に寄宿せしめて湧別校に登校せしめ、或いは通学に便なる地を求めて
    他に転居するの状態なり。即ち「部落ありて学校あり」なる自然条件よりも「学校あらざれば
    部落成立せず」なる語が適切なる状態になりたる次第なり。
 (3) かくて部落民より協議をし村当局に対して学校創立の誓願を成す事となり、岡島水主蔵氏
    交渉委員となり、部落において4坪の校舎を寄付する条件のもとに請願し遂に昭和3年1月
    村会の通過を見たり。
 (4) かくて別表の如く昭和3年4月1日湧別尋常小学校付属中番屋特別教授場として設置認可
    せらるる運びとなれり。
 (5) しかりといえども村に対する条件たる1校舎寄付はまだ実現せず、ために3月30日夜
    役場教育係吏員の来留有り、部落民全部中番屋吉岡氏宅に会し夜を徹して協議の結果
    寄付額金360円の成立を見、残不足金470円は湧別有志より仰ぐこととし同年12月
    までには1校舎建築の案成立せり。
 (6)しかしその間の仮校舎として、三里浜の横山定蔵氏の漁場番屋を借り受け4月13日』
    ここに多年の希望たる学校を開設せらるるに到れり
 (7) ここに至るや机、腰掛けその他用具及び新任の教員を湧別より海路遙に帆掛け船にて迎え、
    共に我が部落教育に喜びあいし当時の部落民の歓喜や思うべし』

 と記されており、いかに当時の先人たちが、子弟の教育に熱心で有ったか頭の下がる思いである。
 昭和の初め頃生徒が35人いると先生が来てくれるというので、雇われていた子守も動員して生徒の確保をしたという(吉岡シズエ談)
 だが、学校の位置を巡っては、三里地区と中番屋地区に争いもあったようで、その間の事情を45年史は次のように述べている。
『(1) 位置指定に当たりては始め現校地を去る東方約300米の地点、オホーツク海への小道に
    井戸ありしにやり遠軽営林署中条某氏の実地調査を求めほぼ同地に決定せりしも・・・・
 (2) その後中番屋部落民において同地は三里浜に近く中番屋よりの通学には不便なりと
    の声起こり中番屋工藤常治氏(昭33・10死亡)のポンプの寄付あり、まず井戸を掘りて
    水の良質を確かめ遂に現地に確定せられたり。
 (3) しこうして右土地借置請願する二あり。その認可の1日も早きことを鶴首する。し
    こうして一方、時は夏を過ぎた秋来たり冬季近づく。仮校舎にては冬季の間を過ごす
    べくもあらず。即ち1日も早く校舎を新築せざるを得ざる状態に到る。
 (4) 此処にやむなく3年11月部落総出にて約25日間に亘り延べ人員約一千人、馬毎日
    数頭の大工事にて校地整理に着工せり。
 (5) 一方岡島水主蔵氏は役場主席西田要四郎氏と共に網走営林署長石戸谷氏を滝上まで
    訪ね、窮状を述べて請願するあり。当局また遂に了解するところとなりて此処に遂に
    解決をみたり』

 通学区域は下湧別村トエトコ区中番屋と三里番屋一円が通学区域となり、行政上の区域は当時はテイネーも当校下に含まれたが、同地児童は全部湧別校に通学した。
  
2,校 舎  昭和3年4月1日湧別尋常高等小学校付属中番屋特別教授場として、三里浜横山定蔵氏の漁業番屋を借り受け開校した。
 昭和3年11月に校舎は完成した。完成した校舎は、野崎牧場より元ワッカの駅逓を貰い受け、これに新しい木材を補給して出来上がった。木造平屋建、柾葺きで、校舎は面積20坪(66u)、住宅、玄関、便所で15坪(49・5u)工費800円であった。敷地は保安林を借り受け面積2反5畝で、この土地は昭和17年7月営林署より払い下げを受け正式に学校用地となった。
 校舎の沿革は次の通り。
年度 施設名 区分 構造 坪数 工費他
昭 3  校舎住宅地  新築 木造平屋柾葺き 33 800円
〃 8  公社住宅 増築 8 275円
〃 9  校   舎 増築 50 湧別校舎移転使用工費不明
〃10    〃 改築 床板張り替え 20
〃11    〃 改築 20
〃12  井   戸 井戸掘り 請負者失敗部落総出で完成
〃13  校   舎 改築 仕切り模様替え 12
〃18    〃 移転 校舎新築のため 部落民総出4日間で行う
〃19    〃 新築 木造平屋柾葺き 262.5 39.606円2教室を部落奉
仕で屋体に模様替え
〃27    〃 増築 ブロック平屋トタン葺き 19.25 中学校2学級編成のため
〃35  屋 体 他 新築 集成アーチ材トタン葺き 313.8u 313万円
〃46  廊   下 改築 フローリング床板張り替え
〃 〃 教室、職員室 壁張り替え

3,統合の歩み  町の動き
  湧別町には昭和33年で小学校12校、中学校9校(内小学校との併置校8校)があったが、
 (1) 戦前戦後から使っている老巧校舎の新改築の問題。
 (2) 離農者の増加、出生率の減少による児童、生徒数のアンバランス、などから昭和32年
    に町議会に対し「教育施設整備5ヶ年計画」が諮問され、議会では1年間の審議を経て、
    昭和33年に中学校を2校に統合する、小学校は湧別、芭露、上芭露、計呂地の4拠点校
    に集約するという内容の「町学校統合計画案」を決定した。しかしながら、離農者の増
    加は予想を超えるテンポで進み、昭和33年には湧別町の児童数2,362名が、昭和46年
    には810名と34%に成り、見直しが図られ、その結果中学校と同じく2校に統合すると
    いう案を決定した。
    これに基づき教育委員会では、昭和46年7月2日議会の代表、区長、PTA会長、教育委員等
    が集まり進め方を協議し、8月に各地区で統合の説明会を開き、理解と協力を求め
    た。(湧別町史より抜粋)
 登栄床では
 登栄床では、町の決定に対し
て青年層を中心にして反対の声が上がった。住民の声も聞かずに一方的に統合を押しつけたとして部落総会やPTAの会合でけんけんがくがくの議論が戦わされた。統合推進を主張する町議会議員の佐藤富治、高須実等は、へき地の学校までは施設の整備ができない、教育環境の良い学校で学ばせるべきだと主張した。
 一方反対派は、学校は地域の文化の中心である。学校がなくなると過疎に拍車をかける、低学年の子供を長時間バスに乗せては疲れると反論した。こうして約1年近く膠着状態が続いたが、統合のタイムリミットが近づき、PTAがアンケートを住民から取ったところ賛成が多かったため、反対をした人たちも「子供の幸せのために」という大義名分の前に敗れ去った。
 登栄床小学校の沿革史は短い記述ながらその動きを次のように記している。
 昭和46年9月16日  第1回統合問題懇談会
  〃  12月4日  第2回   〃
 昭和47年 2月4日  第3回   〃
     2月16日  第4回   〃
     2月25日  第5回   〃     統合決定
 今になって考えてみると、部落指導者の楽観的な考えが統合の押しつけとして反感を買い、これに学校の先生たちも同調して難航する事になったのである。
 平成5年で登栄床地区から小、中学校へ通う児童生徒の数は小学生が62名、中学生が30名である。
4,沿革の概要
 年 月 日    沿 革 内 容 
昭和3年4月 1日

〃   4月13日
〃  11月

〃  11月 3日
〃 9年 9月25日
〃11年 4月10日
〃16年 4月 1日
〃22年 4月 1日

〃24年11月 1日
〃26年 4月 1日
〃27年 9月10日
〃  12月
〃28年10月30日
〃29年 3月25日
〃35年 4月30日
〃36年 5月 3日
〃39年 3月25日
〃46年 4月 4日
〃   4月18日
〃47年 4月 1日
〃   5月 1日
〃48年 1月13日
〃   3月
湧別尋常高等小学校付属中番屋特別教授場として設置認可。仮
校舎として三里浜横山定蔵氏の番屋を借り受ける
授業を始める
部落総動員で学校建設地の整地を行う。約25日、延1,000人。
馬毎日数頭が出役
新校舎落成
湧別旧校舎を移転増築 50坪
特別教育規定により、登栄床尋常小学校として認可された
学制改定により、登栄床国民学校と改称(戦時体制のため)
学制改定のため、登栄床小学校と改称(戦争終結のため)
新制中学校を非公式に開始(湧別中学校登栄床分校として)
登栄床中学校独立(単級)併置
学級数3学級認可される
全校舎トタン張りとなる
中学校ブロック教室落成(19.25坪)落成式を行う
校歌を制定
小学校開校25周年記念式典を開催
新グランドの整地が終了
開校30周年記念、屋体落成記念祝賀会を開催
湧別中学校へ統合のため、中学校閉校式を行う
校地内に登栄床保育園が落成。開園は5月5日
登栄床子ども会ができる
名目統合により、現教頭が校長事務取扱い者となる
現小学校廃校、湧別小学校登栄床分教場となる
開校45周年記念祝賀会を開催
廃校式
5,校章と校歌  校章は三葉柏に「登」の字を配したもので考案者や年度は不明である。校歌は昭和29年3月25日の創立25周年記念に行事の一環として制定した。歌詞は北海道の国語教育の権威者である飯田広太郎氏に当時の山口校長が依頼し、飯田氏が8月に来校して現地の状況を見て作詞をした。作曲は飯田氏を通じて工藤健次氏に依頼、同年10月に校歌が完成した。


登栄床小中学校校歌
         飯田 広太郎 作詩
         工藤 健 次 作曲

1,サロマ湖の  水清く   2,オホーツク海の 波あふれ  3,寒さに鍛え  雪超えて
  円山近く   呼ぶところ   龍宮台に    鳴るところ   学びの道を  行くところ
  窓は明るき  登栄床の    力みなぎる   朝夕を     空に希望の  星高く
  わが学び舎よ 栄えあれ    肩くみかわす  我らなり    我らを待って 輝やかん

6,歴代教員の方々  校長の部
氏  名 在 職 期 間 備  考
 島 野 寿美男  昭3年5月10日〜昭7年10月13日  湧小兼務
 細 木 秀太郎 〃 7・10・13〜〃11・3・31   〃
 川 上 益 男 〃11・ 5・20〜〃20・4・30
 横 山 隆 男 〃20・ 4・30〜〃24・4・30
 古 川  翠 〃24・ 4・30〜〃25・8・31
 山 口 武 雄 〃25・ 8・31〜〃30・5・15
 加 藤 勘三郎 〃30・ 5・16〜〃33・3・31
 富 士 幸二郎 〃33・ 4・ 1〜〃37・4・15
 窪 田 勝 三 〃37・ 4・16〜〃42・3・31
  奥  昌 道 〃42・ 4・ 1〜〃45・3・31
 伊 藤 利 明 〃45・ 4・ 1〜〃47・3・31
 西 山 日出男 〃47・ 5・ 1〜〃48・3・31

 先生の部(小学校)
  氏  名         在 職 期 間            備  考     
 富 田 荘 哉  昭3年5月10日〜昭7年10月13日
 富 田 蒔 恵 〃 3・ 6・ 1〜〃 6・ 8・31
 舟 生 慶之進 〃 6・ 9・13〜〃11・ 5・20
 舟 生 アキオ 〃 6・10・ 6〜〃11・ 5・20
 川 上 益 夫 〃11・ 5・20〜〃20・ 4・30
 川 上 麗 子 〃11・ 7・24〜〃16・ 6・15
 新 沼 富 七 〃13・ 4・10〜〃17・ 3・31
 遠 藤 君 枝 〃16・ 5・15〜〃18・ 3・31
 上 地 秀 男 〃17・ 3・31〜〃17・ 9・15
 今 井 昭 男 〃17・12・31〜〃20・ 2・15
 湊 谷 玉 枝 〃18・ 3・31〜〃19・12・31
 山 崎 一 男 〃20・ 1・15〜〃22・ 3・31
 奥 谷 久 人 〃20・ 3・31〜〃20・ 9・30
 横 山 隆 博 〃20・ 4・30〜〃24・ 4・30
 横 山 キ ク 〃20・ 6・15〜〃24・ 5・31
 嶺 田 八重子 〃21・ 4・15〜〃23・ 5・31
 岡 島 正 芳 〃21・ 4・30〜〃30・ 9・15
 近 藤 正 美 〃21・ 4・30〜〃22・ 9・30
 吉 岡 慶 子 〃23・ 5・31〜〃31・ 3・31
 藤 原 祐 晃 〃23・ 7・14〜〃24・ 8・31
 古 川 あ や 〃24・ 6・30〜〃25・ 8・31
 山 口  浩 〃25・ 3・31〜〃28・ 6・30
 山 口  照 〃25・11・30〜〃30・ 5・31
 白木沢 昭 信 〃29・ 7・ 1〜〃35・ 3・31
 鈴 木 清 造 〃31・ 4・ 1〜〃36・ 3・31
 白 舟 範 子 〃31・ 4・16〜〃33・ 4・30
 久 保 昌 子 〃32・ 4・ 1〜〃37・ 3・31
 側 瀬 正 夫 〃34・ 4・ 1〜〃39・ 4・ 1
 片 桐 峯 男 〃35・ 4・ 1〜〃41・ 4・ 1
 清 沢  栄 〃36・ 4・ 1〜〃39・ 4・ 1
 遠 藤 千佳子 〃39・ 4・ 1〜〃42・ 3・31
 河 井 美智子 〃39・ 4・ 1〜〃42・ 3・31
 山 下  亮 〃40・ 4・ 1〜〃41・ 3・31
 安 村  功 〃40・ 4・ 1〜〃46・ 3・31
 永 塚  良 〃41・ 4・ 1〜〃48・ 3・31
 坂 下  等 〃42・ 4・ 1〜〃45・ 3・31
 江 下 郁 子 〃42・ 4・ 1〜〃45・ 3・31
 畠 山 和 幸 〃43・ 4・ 1〜〃48・ 3・31
 石 井 逢 子 〃44・ 4・ 1〜〃46・ 3・31
 中 川 洋 子 〃45・ 4・ 1〜〃48・ 3・31
 五十嵐 健 二 〃46・ 4・ 1〜〃48・ 3・31
 高 松 義 郎 〃47・ 4・ 1〜〃48・ 3・31
 先生の部(中学校)
 氏  名 在 職 期 間 備    考
 藤 田  一  昭28年12月1日〜昭29年2月28日
 鈴 井 正 光  〃27・10・16〜〃29・12・31
 桜 庭 鉄 夫 〃24・ 4・30〜〃32・ 7・31
 蠣 崎 幸 雄 〃30・ 1・16〜〃33・ 3・31
 千 葉  慶 〃29・ 4・ 1〜〃40・ 3・31
 富 士 幸二郎 〃32・11・16〜〃33・ 3・31
 尾 崎 芳 雄 〃33・ 4・ 1〜〃38・ 3・31
 広 瀬 幸 雄 〃33・ 4・ 1〜〃38・ 3・31
 横 沢 田鶴子 〃37・ 4・ 1〜〃39・ 3・31
 植 村  正 〃38・ 4・ 1〜〃40・ 3・31
 中 野 郁 夫 〃39・ 4・ 1〜〃40・ 3・31
 側 瀬 正 夫 〃39・ 4・ 1〜〃40・ 3・31

7,年度別在校生及び卒業生の数  中番屋特別教授場時代
 年度   学級数   在校生数   回数  尋常科卒業生    摘    要      
昭3年 21
 4 27
 5 36
 6 40
 7 64 10
 8 63 11
 9 67
10 75 11
11 65
12 82 10 13
13 85 11 13
14 82 12 12
15 77 13 10
合   計 104
 登栄床国民学校時代
年度 学級数 在校生数 回数 初等科修業生 回数 高等科卒業生 摘要
昭16年 77 12
 17 75 13
 18 76 12
 19 79 11
 20 78 16
 21 79 13
合  計 77 23
 登栄床小学校時代
年度 学級数 在校生数 回数 小学校卒業生 摘     要
昭22年  84 11
 23  93 11
 24 103 13
 25 113 19
 26 109 17
 27 110 22
 28 106 18
 29 104 21
 30 108 20
 31 106 10 17
 32 113 11 16
 33 117 12 17
 34 117 13 14
 35 123 14 19
 36 114 15 17
 37 106 16 25
 38  99 17 16
 39  84 18 20
 40  81 19 19
 41  68 20 13
 42  68 21 15
 43  67 22 16
 44  61 23
 45  64 24 12
 46  56 25
 47  60 26 11  以後湧別小学校へ併合 
合   計 409
 登栄床中学校時代
年度 学級数 在校生数 回数 中学校卒業生 摘  要
昭22年 1 31 4 湧別中学校登栄床分校
 23 1 36 12
 24 1 35 1 12 11月より登栄床中学校
 25 1 37 2 13
 26 1 46 3 13
 27 2 50 4 14
 28 2 60 5 20
 29 2 55 6 15
 30 2 60 7 20
 31 2 53 8 19
 32 2 49 9 17
 33 2 47 10 15
 34 2 46 11 17
 35 2 42 12 12
 36 2 45 13 16
 37 2 43 14 12
 38 2 55 15 14
 39 2 57 16 17 湧別中学校へ統合
合  計 262

8,卒業生の名簿  中番屋特別教授場
回数 年  月 氏  名 卒業生数 摘要
1  昭4年3月   播 摩 信 司  1
2 0
3  〃6年3月  柴 田 ナ ミ
 町 元 五三郎
 中 川 ツ ネ
 南 部  斉
 山 田  実
 工 藤 百合子
6
4  〃7年3月  平 形 徳太郎
 村 上 マサ子
 沖 崎 文 子
3
5  〃8年3月  吉 家  保
 山 口 義 雄
 蛯 沢 義 雄
 砂子沢 正 治
 沖 崎 忠 直
 舟 生 恵 一
 山 口 源治郎
 山 口 芳 雄
 山 田 ナ ツ
 工 藤 ウ メ
10
6  〃9年3月  清 野 タマエ
 蹴 揚 政 子
 奥 谷 三 枝
 播 摩 キネ子
 加 藤 久 雄
 原 田 トシエ
 平 形 春 保
 工 藤 フ ミ
 佐 藤 哲 雄
 村 上 ヒサ子
 佐 藤 チエ子
 加茂谷 ス エ
12 中番屋特別教授場第6回卒業生
7  〃10年3月  鳥谷部 正 一
 山 田 ナ ヨ
 高 橋 藤治郎
 沖 崎  実
 佐 藤 チ セ
 斉 藤 ミ ヨ
 岡 島  主
 中 村 ト シ
8 中番屋特別教授場第7回卒業生 
8  〃11年3月  清 野 盤 二
 吉 岡 政 雄
 山 根  勇
 黒 川 マ サ
 工 藤 幸 一
 原 田 利 雄
 舟 生 雄 一
 吉 家 タマ子
 関 野 光 男
 平 形 ト キ
 山 根 エ 子
11 中番屋特別教授場第8回卒業生
9  〃12年3月  鳥谷部 健 三
 檜 山 チ ヤ
 村 上 キヨ子
 沖 崎 サ ヨ
 高 橋 ト シ
 山 口 ト ヨ
6 中番屋特別教授場第9回卒業生
10  〃13年3月  吉 岡 政 吉
 山 根 市四郎
 原 田 秋 雄
 清 野 安 男
 工 藤 清 二
 斉 藤 石 蔵
 平 形 義 男
 蛯 沢 キミ子
 森 谷 み よ
 播 摩 テル子
 佐 藤 キ エ
 鬼 沢 つ や
 石 森 一 子
13 中番屋特別教授場第10回卒業生 
11  〃14年3月  加 藤 勝 蔵 
 遠 島 常 雄
 椛 島  弘
 横 田 勝 弘
 沖 崎 昭 一
 村 上 一 郎
 山 田 菊 雄
 村 上 次 郎
 桧 山 敬太郎
 沖 崎 昭三郎
 黒 川 ヤエ子
 渡 辺 テ ル
 山 口 タ ケ 
13 中番屋特別教授場第11回卒業生
12  〃15年3月  黒 川 龍 蔵
 山 口 和 雄
 千 葉  昭
 木 村 清 春
 蛯 沢 トシ子
 関 野 勝 男
 山 下 甚 一
 高 橋 留 吉
 鳴 海 栄 子
 山 田 テ ル
 奥 谷 ユキエ
 吉 岡 元 巳
12 中番屋特別教授場第12回卒業生
13  〃16年3月  奥 谷 久 人
 加 藤 辰 蔵
 工 藤 定 三
 斉 藤 武 雄
 斉 藤 カツエ
 沖 崎 サ ナ
 山 根 イサ子
 沖 崎 テ ル
 山 口 八重子
 山 口 タ ミ
10 中番屋特別教授場第13回卒業生
1  〃17年3月  平 形 武 雄
 岡 島 正 芳
 桧 山 敬次郎
 村 上 三 男
 佐 藤 喜 一
 草 薙 岩 雄
 斉 藤 金次郎
 千 葉 浅 男
 奥 谷 ハルエ
 前 田 藤 子
 蛯 沢 恒 子
 千 葉 トキ子
12 登栄床国民学校第1回卒業生
2  〃18年3月  工 藤 雅 夫
 本 間  明
 加 藤 国 蔵
 沖 崎 ナ ツ
 原 田 エミ子
 関 野 重 子
 桜 庭 千代子
 沖 崎 千枝子
 兼 田 米 子
 山 口 トミエ
 横 田 ミチエ
 兼 田 ミ サ
 町 元 サ ダ
13 登栄床国民学校第2回卒業生
3  〃19年3月  斉 藤  勇
 岡 島 龍 主
 檜 山 茂 男
 平 形 君 子
 前 田 スズ子
 山 本 慶 子
 佐 藤 キヨ子
 吉 岡 愛 子
 蹴 揚 千恵子
 沖 崎 キ ク
 山 口 喜久江
 工 藤 フジ子
12 登栄床国民学校第3回卒業生
4  〃20年3月  工 藤  勉
 金 沢  嘉
 田 部 博 愛
 兼 田 秀 雄
 高 須 和 男
 本 間  豊
 加 藤 正 蔵
 斉 藤 清 隆
 工 藤 節 子
 山 下 サヘ子
 沖 崎 ハツ子
11 登栄床国民学校第4回卒業生
5  〃21年3月  山 本 典 範
 高 橋 正 夫
 関 野 力 雄
 佐 藤  章
 辻 村 義 次
 佐 藤 ス イ
 平 形 トミ子
 相 場 チエ子
 湊 谷 純 子
 斉 藤 エミ子
 工 藤 アサ子
 町 元 カ ズ
 山 下 律 子
 草 薙 チ サ
 滝 谷 秀 子
 船 橋 フ ミ
16 登栄床国民学校第5回卒業生
6  〃22年3月  森 山  実
 沖 崎 信 二
 兼 田  博
 滝 谷 幸 秀
 高 須 立 雄
 加 藤 勇 蔵
 幾 島 幸 男
 蹴 揚 弘 子
 岩 間 和 枝
 蹴 揚 芳 子
 沖 崎 啓 子
 原 田 スミ子
 工 藤 京 子
13 登栄床国民学校第6回卒業生
1  〃23年3月  工 藤 健 三
 木 船 峯 雄
 前 田 政 勝
 山 根 一 男
 佐 藤 芳 文
 山 下 サチ子
 本 間 カズ子
 森 山 ツ ル
 山 本 由紀恵
 工 藤 クニ子
 菊 池 ミネ子
11 登栄床小学校第1回卒業生
2  〃24年3月  工 藤 鉄五郎
 斉 藤 達 男
 兼 田 義 弘
 工 藤 盛 雄
 岡 崎  功
 関 野 新 一
 横 山 隆 充
 佐 藤  孝
 加 藤 直 蔵
 町 元 直 一
 関 野 孝 男
 岡 島 秀 代
12 登栄床小学校第2回卒業生
3  〃25年3月  小 関 忠 雄
 本 間 吉 三
 小 林 敏 光
 斉 藤 栄 一
 平 形  修
 沖 崎  天
 工 藤 登志子
 斉 藤 美江子
 村 上 恭 子
 山 根 涼 子
 関 野 ハツヨ
 工 藤 ハツエ
 工 藤 タカ子
13 登栄床小学校第3回卒業生
4  〃26年3月  後 藤 富 夫
 日 渡 貞 吉
 金 沢 勇 市
 相 場 弘 義
 加 藤 久 幸
 佐 藤  仁
 工 藤 盛 弘
 関 野  宏
 斉 藤 孝 作
 佐 藤 美智子
 兼 田 幸 子
 吉 岡 秀 子
 山 口 弘 子
 小 形 静 子
 工 藤 玉 子
 橋 本 妙 子
 船 橋 文 江
17 登栄床小学校第4回卒業生
5  〃27年3月  池 田 登司成
 平 山 国 夫
 小 川 和 行
 辻 村 繁 雄
 工 藤 忠 之
 桧 山 夷 子
 加 藤 八重子
 町 元 ミエ子
 幾 島 ミサオ
 山 下 静 子
 山 根 蝶 子
 田 部 綾 子
 関 野 幸 子
 吉 岡 幸 江
 佐 藤 紀久子
 小 林 晴 子
 原田 七五三子
17 登栄床小学校第5回卒業生
6  〃28年3月  平 山 克 治
 斉 藤 辰 治
 山 口  恍
 加茂谷  満
 斉 藤 和 実
 山 口 英 紀
 沖 崎 新 一
 加 藤 直 久
 大 崎 順 一
 佐 藤  修
 木 船 春 雄
 村 上 有 基
 伊 藤 喜代子
 兼 田 孝 子
 関 野 英 子
 吉 岡 裕 子
 高 沢 ユリ子
 平 形 ユミ子
 金 沢 フサ子
 工 藤 春 枝
 山 根 則 子
21 登栄床小学校第6回卒業生
7  〃29年3月  相 場 泰 勝
 沖 崎  正
 工 藤  旭
 関 野  茂
 入 江 和 之
 加茂谷  誠
 平 山 正 巳
 荒木関 繁 雄
 桧 山 武 美
 斉 藤 照 夫
 山 口 美哉子
 工 藤 美佐子
 斉 藤 キヌ子
 山 口 勝 代
 吉 岡 春 江
 山 根 桃 子
 工 藤 成 子
 岡 島 美江子
18 登栄床小学校第7回卒業生
8  〃30年3月  相 場 泰 昭
 幾 島  勇
 草 薙 春 雄
 兼 田  忠
 工 藤 石 松
 本 間 直 吉
 工 藤 亜 光
 沖 崎 貞 男
 兼 田 順 逸
 船 橋 文 哉
 小 川 忠 行
 山 下 要 吉
 斉 藤 孝 吉
 吉 岡  登
 佐 藤  淳
 館 岡 昭 子
  関  道 子
 大 谷 瑠璃子
 町 元 ミ ヨ
 大 崎 明 美
 小 林 峯 子
21 登栄床小学校第8回卒業生
9  〃31年3月  山 根  功
 松 本 武 雄
 山 口 真 勝
 金 沢 三 郎
 橋 本 正 之
 関 野  勇
 桧 山 久 夫
 加茂谷  隆
 原 田  帝
 本 間 規 弘
 鈴 井 和 子
 後 藤 和 子
 村 上 勝 代
  森  道 江
 工 藤 友 枝
 蹴 揚 日出子
 菊 池 哲 子
 山 根 美江子
 加 藤 幸 子
 蹴 揚 恵 子
20 登栄床小学校第9回卒業生
10  〃32年3月  兼 田  勝
 入 江 定 之
 工 藤 公 雄
 山 口 則 雄
 工 藤 繁 勝
 山 根 正 則
 斉 藤  功
 辻 村 勝 信
 本 間 吉 弘
 工 藤 健三郎
 斉 藤 忠 雄
 高 沢 道 江
 佐 藤 ツナ子
 工 藤 勝 代
 五十嵐 千代子
 小 形 シゲ子
  関  美江子
17 登栄床小学校第10回卒業生
11  〃33年3月  山 田  昇
 山 下 義 昭
 沖 崎 信 雄
 相 場  勇
 山 根  繁
 赤 星 正 親
 吉 岡 孝 司
 兼 田 和 男
 船 橋 文 康
 町 元 直 春
 山 口 芳 和
 菊 池 輝 禧
 工 藤 文 枝
 富 士 祥 子
 後 藤 洋 子
15 登栄床小学校第11回卒業生
12  〃34年3月  入 江  久
 金 沢 信 雄
 兼 田 正 美
 兼 田 弘 美
 兼 田 幸 雄
 加 藤 久 雄
 工 藤 厳 雄
 工 藤  茂
 工 藤 裕 幸
 蹴 揚 文 男
 蹴 揚 孝 子
 小 林 節 子
 斉 藤 冷 子
 辻 村 信 子
 松 橋 悦 子
 山 根 市 子
 山 根 留美子
17 登栄床小学校第12回卒業生
13  〃35年3月  工 藤 栄 二
 工 藤 成 光
 館 岡  徹
 山 田 則 夫
 山 下 利 行
 岩 間 幸 枝
 蛯 沢 悦 子
 小 形 秀 子
 佐 藤 那 子
  関  久美子
 高 沢 梢 子
 山 口 クミ子
 山 根 真佐子
14 登栄床小学校第13回卒業生
14  〃36年3月  兼 田 義 雄
 工 藤 隆 好
 小 林 敏 春
 斉 藤  修
 斉 藤 幸 利
 辻 村 信 雄
 敦 賀 幸 喜
 原 田 良 裕
 平 形  功
 本 間 留 吉
 町 元 春 雄
 沖 崎 悦 子
 加 藤 みどり
 工 藤 キヨノ
 工 藤 道 子
 蹴 揚 久美子
 桜 庭 妙 子
 山 根 留利子
18 登栄床小学校第14回卒業生
15  〃37年3月  岩 間 裕 一
 岡 崎 昭 一
 工 藤 清 美
 工 藤 美喜男
 高 沢 幸 雄
 高 橋 登喜男
 平 山 俊 一
 船 橋 寿 文
 村 上  諭
 山 根 芳 則
 入 江 久美子
 蛯 沢 裕美子
 兼 田 千恵子
 工 藤 ミツ子
 窪 谷 妙 子
 斉 藤 栄 子
 平 形 洋 子
17 登栄床小学校第15回卒業生
16  〃38年3月  加 藤 久三雄
 兼 田 敏 夫
 工 藤 正 美
 桜 庭  守
 高 橋 富 雄
 館 岡 承 充
 辻 村 政 信
 敦 賀 富 博
 播 摩  正
 本 間  修
 山 口 信 幸
 山 下 義 満
 五十嵐 優 子
 岩 間 千世子
 沖 崎 千代子
 兼 田 育 子
 兼 田 加代子
 工 藤 紀美枝
 窪 谷 シズ子
 蹴 揚 睦 子
 蹴 揚  栄
 佐 藤 美保子
 町 元 トメ子
 村 上 幸 恵
 沖 崎 節 子
25 登栄床小学校第16回卒業生
17  〃39年3月  蛯 沢 和 幸
 岡 崎  晋
 小 形 義 信
 斉 藤  宏
 関 野  裕
 橋 本  孝
 播 摩 平 和
 船 橋 秀 哉
 村 上 義 一
 入 江 チズ子
 加茂谷 広 子
 工 藤 美津江
 高 沢 テツ子
 辻 村 たか子
 山 根 たつ子
 若 崎 良 子
16 登栄床小学校第17回卒業生
18  〃40年3月  加 藤 竜 雄
 兼 田 安 幸
 工 藤 秀 雄
 蹴 揚 義 幸
 後 藤 義 英
 佐 藤 定 雄
 佐 藤 幸 信
 関 野  進
 高 橋  隆
 町 元 千代吉
 柿 崎 真利子
 加 藤 郁 子
 兼 田 悦 子
 工 藤 ツエ子
 斉 藤 洋志子
 桜 庭 信 子
 関 野 正 子
 三 浦 光 子
 山 下 満知子
20 登栄床小学校第18回卒業生
19  〃41年3月  工 藤 正 美
 窪 谷 正 克
 加茂谷 正 治
 橋 本  徹
 本 間 秀 男
 山 本 光 一
 沖 崎 忠 光
 館 岡 洋 述
 高 沢 幸 春
 前 田  実
 岩 間 端 枝
 若 崎 芳 子
 敦 賀 洋 子
 五十嵐 和 子
 関 野 久 子
 播 摩 一 枝
 蛯 沢 京 子
 斉 藤 昌 枝
 青 木 真 理
19 登栄床小学校第19回卒業生
20  〃42年3月  入 江 久 雄
 村 上 秀 二
 関 野 博 之
 今 泉 克 臣
 柿 崎 光 吉
 加 藤 浩 二
 小 形 秀 和
 関 野 恵 三
 工 藤 夏 枝
 三 浦 敏 子
 大 崎 友 子
 阿 部 亜紀子
 桜 庭 厚 子
13 登栄床小学校第20回卒業生
21  〃43年3月  岩 間 政 敏
 世 永  衛
 後 藤 英 昭
 加 藤 幸 雄
 播 摩 明 人
 辻 村 猛 雄
 岡 崎 稲 子
 佐 藤 保 子
 岩 間 澄 子
 若 崎 昌 枝
 山 本 延 子
 永 塚 由美子
 平 形 真理子
 五十嵐 とし子
 窪 谷 繁 子
15 登栄床小学校第21回卒業生
22  〃44年3月  沖 崎 直 樹
 山 本 哲 二
 工 藤 豊 広
 加茂谷  清
 柿 崎 英 光
 村 上 一 春
 高 沢 幸 英
 加 藤  進
 青 木 泰 子
 湊 谷 祥 子
 斉 藤 文 枝
 工 藤 勝 江
 町 元 俶 江
 阿 部 尚 子
 入 江 厚 子
15 登栄床小学校第22回卒業生
23  〃45年3月  桧 山 勝 美
 橋 本 満里子
 村 上 友 子
3 登栄床小学校第23回卒業生
24  〃46年3月  工 藤 義 光
 服 部 義 和
 阿 部 俊 彦
 佐 藤 定 光
 高 沢 幸 定
 村 上 良 行
 幾 島 政 教
 窪 谷 葉 子
 永 塚 富美子
 森 山 つや子
 岡 島 正智子
 湊 谷 智 子
12 登栄床小学校第24回卒業生
25  〃47年3月  桧 山 勝 博
 三 浦 直 人
 山 本 光 明
 服 部 利 明
 佐 藤 克 海
 本 間 千恵子
 関 野 明 美
7 登栄床小学校第25回卒業生
26  〃48年3月  斉 藤 慎 一
 柴 谷 和 広
 斉 藤 英 則
 草 薙 功 一
 田 部 厚 子
 平 形 ひろ子
 橋 本 優 子
 窪 谷 津多子
 後 藤 真理子
 幾 島 加代子
 高 沢 ヨシ子
11 登栄床小学校第26回卒業生

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