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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

オリヴァー・ヒルシュビーゲル

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『es [エス]』(Das Experiment)

「被験者求む。模範刑務所で2週間の心理実験。報酬は4000マルク」という新聞広告を目に留めたタレク。かつては敏腕記者だったが今はタクシーの運転手をしているタレクは、この実験をレポートして記者として復活しようと考え、申し込む。面接に合格し、タレクを含む20人の被験者が集められ実験。刑務所内を模した場所で被験者たちは看守と囚人に分けらる。始めは皆、お金をもらおうという遊び半分での参加だったが、1日経つか経たないかの間に、被験者たちの態度に変化が現れ、実験はとんでもない方向へ。アメリカスタンフォード大学心理学部で実際に起こった人体実験で、当初2週間の予定だったこの実験は6日で中止となってしまい、未だ裁判が続けられているという。

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『ヒトラー 最期の12日間』(Der Untergang)

1945年4月20日、ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。アドルフ・ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。狂気の独裁者を前に、逆らえぬまま、選択を迫られる側近たち。最期まで運命をともにしようとする者、袂を分かって逃亡を謀る者、酒と享楽に溺れて現実逃避する者。そんな一部始終を間近で目撃していた総統付き秘書のユンゲは、ある日、ヒトラーから遺書の口述筆記を依頼される。ヒトラーの最期の秘書トラウドゥル・ユンゲが若き過ちを綴り、絶筆となった「私はヒトラーの秘書だった」を元に映画化されたもの。

「私たちは国民に望んではいない。国民が私たちに望むのだ」

狂気の開き直りを許したのは民衆であり、ヒトラーの葬儀にはワグナー「ジークフリートの葬送行進曲」が流された。

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[2000s]

2000年代
2004-10-18 掲載
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