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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

マキノ雅弘

1940年代

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『清水港代参夢道中』

『森の石松』を稽古中の舞台演出家が、夢の中で本物の石松になってしまうという、マキノ正博監督によるナンセンス時代劇。片岡千恵蔵が、神経質な舞台演出家と石松の二役を演じている。また、一世を風靡した浪曲師・廣澤虎造が十八番『石松代参』をたっぷりと聴かせているのも見どころ。森の石松を上演することになった演出家・石田は、舞台稽古が上手くいかず、ふて寝してしまうが。

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『風雲児信長』

天下統一の先駆者としてその名を轟かせた風雲児・織田信長の若き日を、片岡千恵蔵主演で映画化。奇矯な言動でうつけ者と馬鹿にされていた若き日から、桶狭間の合戦前夜までの半生が丹念に描かれていく。織田信秀の一子・信長は、父の死に乗じて尾張侵略を目論む義父・斉藤道三をたしなめ、宿敵・今川義元を討つべく桶狭間に兵を進める…。

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『昨日消えた男』

アメリカの推理作家、ダシール・ハメットの『影なき男』を下敷きにした本格推理時代劇で、黒澤映画で知られる小国英雄が脚本を担当。また娯楽映画の巨匠・マキノ正博(マキノ雅弘)がメガフォンを取り、9日間で700カットをこなし、本作を撮り終えた。長谷川演じる遠山金四郎は刺青がなく、現在確立された金四郎像からは違和感を抱くかもしれないが、颯爽とした二枚目ぶりと名調子はさすがといえよう。

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『家光と彦左』

長谷川一夫と当時絶大な人気を博していた喜劇王・古川緑波の2大スター共演作。監督のマキノ正博(マキノ雅弘)はコメディタッチを入れつつも、家光と彦左の心温まる交流を丹念に描いている。また家光が催す宴会のシーンでは、日劇ダンシング・チームを起用して踊らせるなど、マキノらしい娯楽味も存分に味わえる。

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『阿波の踊子』

映画の中での徳島の阿波踊りといえば、近年『眉山』のそれが話題となったが、本作はそれに遡ること66年前に行われたもの。当時、阿波踊りは時局を反映して中止となっていたが、本作のために徳島市が協力、多くの踊り手が集まり、当時の風景をバックにしての踊りの場面は見せ場となっている。なお監督のマキノ正博(マキノ雅弘)は戦後になって、大友柳太朗主演で本作をリメイクしている。

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『男の花道』

家光と彦左』に続いて長谷川一夫と古川緑波がコンビを組んだ作品で、監督も同じマキノ正博(マキノ雅弘)。劇中で長谷川一夫が見せる美しい女形姿は必見。

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『待って居た男』

小国英雄が自ら脚色したものを、マキノ正博が演出した娯楽時代劇。「昨日消えた男」の続編でもあるため、主演は同じく長谷川一夫、山田五十鈴。また、エノケンが特別出演している。師走のある日。伊豆の温泉宿、柊屋で相次いで怪事件が起こる。ちょうどその宿に泊まっていた文吉、お光は、その事件の捜査を買って出るのだが。

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『グランド・ショウ 一九四六年』

森川信扮する気の弱いコックと、高峰三枝子のウェイトレスの恋物語を軸に、歌や踊りや音楽で綴られる和製レビュー映画。

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2004-10-18 掲載
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