J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
スリランカを舞台に4つの愛の物語が展開する恋愛映画。木下惠介監督は脚本も手がけ、高峰秀子が久々に木下作品に出演。『デルス・ウザーラ』の撮影も担当した中井朝一がスケールの大きい映像を映し出す。インド洋のマルディブ共和国に、新工場設立のために日本から派遣された3人の会社員。責任者の越智(北大路)はそこから飛行機で数時間のスリランカに会社の連絡のため往来することが多い。そのスリランカで越智は、宝石の買い付けに来ている女性・慶子(栗原)と知り合う。暗い過去を背負って生きる慶子に越智は好意を抱くが。
1957年の『喜びも悲しみも幾歳月』で激動の昭和初期を舞台に描いた作品を、木下惠介監督が昭和後期の平和な時代に設定を変えてリメークした。灯台守をしている夫婦のもとに突然、夫の父親が現れる。戸惑いながらも父親を歓迎し、夫婦の息子は保安学校に入り、海上保安庁を目指す。夫婦役を加藤剛と大原麗子が演じ、その父親を植木等が好演している。日本各地の灯台を点々とする灯台守夫婦の苦労と喜びを描いた感動作。