この島はもともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地でした。708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」との2度にわたりお告げを受けたのですが、悪魔の悪戯だと思い信じなかったそうです。
3度目に大天使はしびれを切らしオベールの額に指を触れて強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢をみ、翌朝になって自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて、大天使ミカエルのお告げが本物であると確信しここに礼拝堂を作ったのが始まりとされています。('13.11)
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