◇ 受 賞 歴 ◇
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1996年(平成8年)1月1日(月) 日本漫画学院大賞
一コマ漫画「少年少女たち」
成人部門講評: 『グランプリを受賞された谷藤さん、おめでとう。ひさびさに 気合いの入った作品を拝見しました。 デッサン力、構成力、絵柄など手抜きのない作品は 気持ちの良いものです。 21歳なので、大学生か社会人か、またプロ志望なのかも わかりませんが、才能豊かなように判断いたします。 できるならばプロの道に進まれる事を期待いたします。 オリジナル作品を描いて、 ぜひ見せてもらいたいと思います。』 |
1996年(平成8年)7月29日(月) 高知新聞社主催
第8回黒潮漫画大賞
ストーリー部門大賞: 「木のおじさん」
審査員(高知県出身、在住漫画家): 横山隆一 やなせたかし 岩本久則 矢野徳 はらたいら 青柳裕介 |
審査評(新聞記事から):『大賞は 各氏が文句なしに「木の~」を推して決定。 少女が公園の古木と心の会話を交わしていく心温まる作品だ。 青柳氏は、「絵もストーリーもうまい」と高く評価していた。』 |
大賞受賞者の横顔(新聞記事から): 本格的なストーリー漫画としてはわずか二作目で大賞を得た谷藤 満さん(21)は道都大学美術学部3年生。 子供の頃は「ドラゴンボール」や「風の谷のナウシカ」を好んで読んだ。 コンピューターグラフィック専攻だが、 「デジタルよりアナログ調が好き」だという。 受賞作「木のおじさん」でも、細かく手を入れた点描が魅力の一つ。 小学生の頃、強い印象を受けた小説のペン画の挿絵が絵を描く原点。 『コンピューターできれいな絵は作れても、 自分のイメージとずれてくる部分がある』という。 作品は、汽車の窓から眺めた、草原の中に ぽつんと立つ一本の木がモチーフ。 『あったか高知という言葉があるでしょう』 一本の木と子供の会話をもとに、あったかい雰囲気の漫画に しようと物語を構成。わずか2週間で描き上げた。 「丁寧さ、感情移入、アングルの確かさで抜きん出ている」 (審査員の青木裕介氏)との評価は、 内に秘める繊細な感性が表われた結果だ。 体があまり丈夫な方でなく、高校時代、入院中につづった日記に 無数の漫画のキャラクターを描いて腕を磨いた。 大学に入ってからはパワーリフティングで鍛えて、 今や立派な大胸筋の持ち主。 『漫画も描きたいが、絵の勉強も続けたい』と、青年らしく 将来にはまだ少し悩みがあるようだ。 |
2004年(平成16年)4月25日(日)発売「アフタヌーン」6月号 最終選考結果発表!! 選評から転載 |
50ページ「路地裏街の雛」 谷藤満(東京都29歳) (うえやまとち氏) 『絵はホントにうまい。たいしたもの。』 (谷藤氏) 『ともかく始まったばかりのことなので、まだまだこれからです。 日常に転がっているヒントを元に、 色々模索しながら描き続けます。』 (編集部) 『絵がすごい。うまいだけでなく思い入れも 感じるし、独特の雰囲気の町の描写、 登場人物の魅力もたっぷり。即戦力です。」 |
2005年(平成17年)10月25日(火)発売 「アフタヌーン」12月号 最終選考結果発表!! 11月25日(金)発売「アフタヌーン」 1月号867~888ページに 四季賞 2005年秋のコンテスト 「四季賞」受賞作品として掲載 トップページに『絵がスゴイ!!』と絶賛 |
20ページ「瓶の中の蛙」谷藤満(東京都30歳) (池上氏) 『アホらしいアイデアだが妙に説得力があって 味わいのある作品』 (たにふじみつる氏) 『スティーブンキングは病的な嘘吐きだそうな。 自作のエピソードに関してどれが真実で、 どれが嘘だったのか、自分でも分からないんだとか。 次はそういう嘘吐きを目指したい。』 (編集部) 『完成度が高くすぐにでもデビューできそう。 卓越した画力は素晴らしいの一言。 女の子もかわいいし、あとは自分が描くべき 物語に出会えるかどうかだけだと思う。』 *********************** < あ ら す じ > 舞台は大阪の下町。学校や銭湯で繰り広げられる ほんわかしたコメディ。 女子高生の主人公の幼なじみの男の子が コインランドリーから出られなくなって・・・みたいな。 |
「四季賞 ’07秋のコンテスト」
四季賞受賞
2007年(平成19年)10月25日発売「アフタヌーン」12月号 最終選考結果発表!! 12月25日(火)発売「アフタヌーン」2月号 付録小冊子に 四季賞 2007年秋のコンテスト 「四季賞」受賞作品として収録 |
32ページ「日々うつろい」谷藤満(東京都32歳) (池上氏)『きめ細かい絵柄に静謐なさわやかさを感じる』 (谷藤氏) 『「こりゃいいぞ。」と思うアイディアをこね返しているうちに、 どこを面白いと思っていたのかというポイントを しょっちゅう見失っています』 (編集部) 『まず絵が超絶美麗。これだけでも充分売り物になる。 読んでいて赤面してしまうほど、少年少女がピュアで、 たまらん味わい。 既に汚れてしまった大人にも是非読んでもらいたい。』 ***************************** < あ ら す じ > 主人公・ケイは将棋の好きな男の子。最近ちょっぴり幼ななじみ のヒサが気になってきたぞ。 やがて二人は中学生になり、なんだか気まずく なってきたりして・・・・・う~ん、これって恋?。 |
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