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  たにふじみつるの講談社版「アフタヌーン」四季賞受賞作品
      『日々うつろい』

    (2008年2月号)を読まれた人たちの感想や作品評

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講談社版「アフタヌーン」(2008年2月号)P.1037
AMAZING ZONE に掲載記事 (原文のまま)

続いては、四季賞受賞の谷藤さんの登場です!

(たにふじみつる氏)
『今、本屋でアルバイトをしています。
アフタヌーンを買ってくれるお客さんには、毎度握手の一つでも
したくなる
のですが、このクリスマス発売号の時は、
その思いも一入
だろうと、この文を書いている今からワクワクです。』

(編集係)
「雑誌を買う時に異様に嬉しそうな店員さんがいたら、
谷藤さんかも!? ぜひ握手を!」


講談社版「アフタヌーン」(2008年2月号)別冊
超付録!!四季賞のPORTABLE 2007秋のコンテスト 表紙から

(たにふじみつる氏)
 『アフタの表紙を描くのが大きな夢の一つです。
死の床で「儂ゃ描いておらん・・・・・」と地団駄すら踏めなくなる前に
なんとか頑張ります。』

N. I. さん(東京都)

先日実家に帰った際、満くんの「日々うつろい」を見せていただきました。
私自身も漫画を描くのも読むのも大好きなのですが、
満くんの画力には本当に驚きました。
誰か作家さんを思い出せそうな感じなのですが・・・。
小山ゆうさんとか・・・そういう雰囲気を感じました。

主人公が成長するにしたがって、幼馴染に恋心が芽生える
思春期の様子が本当に素敵に描かれていたと思います。
男の子が本当に純情というか。是非あの二人はずっと
仲良しでいて欲しいなと思わされましたが、
心は「日々うつりゆく」ものなので、きっとお互いに
あの後も色々な変化があるのでしょうね。

私は絵が駄目だと気付いたので、今は小説を書いたりしています。
満くんの今回テーマにした「青春」「淡い恋」というのは
本当に私の好きなものだったので、感動しました。
中に出てくるスイカの種を食べるワンちゃんや、
捨て猫を二人でかくまう場面などにもほのぼのしました。

是非これからも素敵な作品を描き続けられるのを期待しています。
もし本など出る際は是非教えてください!書店にて購入します。


インターネット 「四季賞」に関するコメント等から
 
「日々うつろい」評

各種ブログやHPを検索して転載させていただいています。

d-sen:vvRiKa.Kls(宮城県)
四季賞「日々うつろい」の谷藤満ってスゲー上手いな。
幾つも受賞歴あるのか。
しかも2005年にも四季賞受賞してるのか・・・
アフタヌーンに掲載されたなら覚えていそうなものだが。

Hatena:: HATENA::DIARY
四季賞2つめ。作者は谷藤満先生。こちらもアフタヌーンらしい作品
ちなみに上の「おとめノート」と同様に男女もの。
ただ一つ違うのは細かい描写ですね。
ある意味、アフタの中で対局的な2作品が四季賞となりました。
というか、こんな可愛い幼なじみがほしい、マジで。
日々うつろい@谷藤満は、何系っていうの、
こういうの。玉川敏秀*1を彷彿とさせるが。

みっくす☆カタログ
タイトルに偽り無し、と言えば一番良く作品を表せる気がします。
ちょっと懐かしい香りのする絵がはまってて、ラストの点描も圧巻

群青色の戯言日記(駄文)様
「日々うつろい」は、画力の高さと、空気の作り方が秀逸でした。
 なんでもない話なのだけれど、なんか良いね、と思わせてくれました!

そうなんですね
幼馴染の、小学生の男の子と女の子が、成長して中学生になる。
二人の関係というか、心理というか、
その小学校時代と中学校の時の対比が見事な作品
ほんの少し不安定さがあるけど
高い画力で起伏のある表情の描写が魅力の作品で、
序盤で、いい顔で笑うなぁ、と思っていたら
、終盤でまた違ういい笑顔、ではないけど変化を表す笑顔が出てきて。
ここで、以前との対比をするようなコマがあるのは、
少しやりすぎな気もしますが、見事に成長を表していて
また、最後のコマに点描を持ってきたのも印象的で、
個人的にはすごく好きな作品です。

ひまつぶし様:
絵はめっさ上手いんだが、ほんと日々うつろってる感じだけだった。
面白いっていうより、なかなか良かったって感じかに。

江戸前ネギ巻き寿司様:
さて、今日は『アフタヌーン』の感想を書いてみましょうかね
。(中略)本誌はこんな所かな。
今回は際立って面白い物があまりなかった印象。
そのかわり、付録についていた四季賞受賞作品を
まとめた冊子の方は結構面白かった
ですね。
下手すると掲載されている4作品とも
本誌連載作品より読ませる物がありました
特に今後を注目したいのは『日々うつろい』を描いた谷藤満
とにかく絵の描き込み具合が凄い
おそらく、執筆時間が限られる連載作品では
この密度の描き込みは不可能に近いと思うので、
投稿作品ならではの完成度ですな。これは素晴らしい
 いずれにしても、4作品ともそこそこ楽しめたので、
次回作に期待したいところです。

ALIくんの日々のため息様:
四季賞(新人賞)コミックの漫画の一つ。「日々うつろい」。
作者は谷藤 満。
前にもこの人は四季賞でアフタヌーンに載っていた。
その時からその画力の高さに感銘を受けた
だが谷藤 満の漫画は画力だけではなく実にうまい表現をする。
まるで自分がそこに居るかの様に空気感や素材感や
雰囲気などが伝わってくる

何故そう感じるか?それは思うにどのページも手抜きがないからだ
自分の想い全てを余す事なく一枚一枚丁寧に描く
故にどれもがイラストであり絵画だ。
最後のページの点描画など,もはや………飾りたい


そしてやはりお話。この人のお話はなにもかもが
意味がなく、ただ少年と少女の日常が描かれている

そこに懐かしさや暖かさがあり、とても癒されるのだ。
おそらくこの人の絵でなければこのお話は良くないだろう。
自分もこの人の様に手を抜かない………仕事ができる様になりたいな。
なんだか自分はどんどん手抜きを覚えて行ってる気がするから
怖いんだよなぁ。あんまり良くないと思いつつテキトーに
………テキトーでもめちゃくちゃうまく描ける様になりたいわ。
とにかく谷藤さんの漫画はやっぱり良い!
背景とか顔の表情とかなにもかもがやばいもん!
今度ぜひアフタヌーン買って読んでみてね(^o^)

なんか谷藤 満さんの漫画を見てすっげー背景大事だなと改めて思う。
背景って人物画より簡単とか言うけど実際はどっちも難しいと思う。
一つ一つの形状を記憶し描く。
どれだけ物を覚えているか。どういう質感か

とにかく大量にいろんなのを描くしかない。
描いて手に覚えさせるしかない
谷藤さんは普段から物凄い量のスケッチをしているに違いない


Novel Sounds 増井の漫画メモ
僕の好みではないですが、『日々うつろい』(谷藤満)は、
小田ひで次さん(『みよりの森』など)の作品が
好きな人にはお薦め
と思います。
この漫画は雑誌アフタヌーン2008 2月号の付録です。
欲しい人は現在発売中のアフタヌーンを買いましょう。
四季賞ポータブルを発行するような行為はすごく評価できる
アフタヌーンさんは偉い。他の雑誌さんもどんどんマネすればいいのに。

12時間Blog様:
谷藤満による四季賞受賞作です。
絵が非常に達者だな
という印象ですね…
あと、こういう幼馴染の関係に対して誰もが抱く
普遍的な憧憬をくすぐられる気分はいい
もんですな。

漫画@2ch掲示板
名無しんぼ@お腹いっぱい
四季賞総合スレPart6様:
・谷藤さんって人の批評見てると、絵がすごいって
言われてるような感じだよね。確かに本誌のイラストとか見てると、
漫画家というよりイラストレーターって感じだよな。
絵だけでも、こんだけ評価されてるからすげーなぁ。
そんだけ言われてたら、ストーリーどんなんなのか逆に気になる。
・日々~は、ありすぎる画力に話がついていききれなかった風に見えたな。
オチがもうひとつという感じで尻すぼみの印象

・谷藤さんとこのサイトなんてあるんだと思って見てみた・・・・
なるほど今回の日々―を読んで
第一印象は谷口ジローみたいだなということ。
絵は完成されているので原作付のほうがよさそう。
アフタむきではないので ビックコミック、モーニング、
アクションあたりに持ち込んだほうがいいと思う。
だけどサイトを見ると「漫画家、画家 谷藤 満のページ」と
紹介してるので芸術家肌なのかな、自分の作品にこだわりがありそう
漫画家1本でやりたいのなら原作付でと売込めば
すぐデビューできる
と思うんだが。


月刊アフタヌーン総合スレッド Part93様:
・谷藤のメガネのお兄ちゃんが主役二人よりも良かった。
谷藤はあまずっぺぇよ、
独りのクリスマスなのにキュンと来ちまったよぉ。
・谷藤の漫画は、人並みの思春期を過ごした男なら
グッとくる
ものがあると思う。
何つーか、かなりときめいた。 でも女体のエロさは、
前のコインランドリーの漫画の方が上だったと思うぜ。
・「日々」みたいな短編は結構好きなんだけど、
少数派なのかな?台詞絞ってる所とかいいなあと。
絵以外を褒めてる人が居ないですね
・日々は絵だけで十分に伝わったな。
大口開けた表情は凄く好きで、ヒサが可愛いかった。
漫画としてどうこうとかはわからないけど、
一つ一つのコマが綺麗でさ、また見たいな

TALKING MAN様:
完成度はたしかに高い(特に作画)んだけど、
ちょっと古いよね、全体的に。
そこが味と言えば味なんだろうけど、漫画として楽しいかというと…。

漫画に関するWebページ「OHP」様:
なんとなくとみさわ千夏っぽい雰囲気のある絵柄だけど、
お話のほうは田舎の少年少女の日々を描いたしみじみとしたもの
背景とかも丁寧に描かれていて完成度は高い

マンガノココロ様:
この人は四季賞三回目の受賞かな?
十分受賞レベルだと思うんだけど、いい加減デビューさせて
まだ陽の目を見ない新人さんに場所を空けたほうが
いいんじゃないだろうか…。
この人の特徴はとにかく絵が上手い点。
今回はその卓越した画力でもって、少年の思春期独特の
悶々とした青春を見事「絵」で表現してきた。
ストーリーで魅せるタイプではなく、かといって絵だけに頼るでもなく、
自慢の画力を使って「空気」を表現したかなと言う印象。
なかなか出来ることじゃないと思う。

2008年01月17日|予備電子界様:
「日々うつろい」の谷藤満さんは現在アフタヌーン
本誌の後ろの方でイラストを描いている方。
前回の受賞作の洗濯機に閉じ込められる話が大好きだっただけに
ちょっと残念な出来
(その号を大事に保管しているくらい好きな作品だったりする。)
画力は高いんだけど、どれも単発のイラストっぽい
感じがありました。う~む。

Indiana Gmhenson Jr.の「週記」 - 四季賞 ...
四季賞受賞作品「日々うつろい」も、
これまた「まあまあおもしろかった」に。
絵が本当に洗練されていて読みやすいです。
ただ、この方の作画は、余りに上手過ぎる写実能力
持っているため、個人的には瞳だけ大きいのが
どうしても気になってしまうのですがね。
ああ、でも本当に絵上手過ぎる女の子かわいすぎる
話的には、幼馴染の女の子ヒサが、成長とともに
超かわゆくなっていくにしたがって、そこに女を感じて
どぎまぎしてしまう男の子ケイの、余りに青臭くて
恥ずかしくてかわいらしい、初めての思春期~なお話。
ああ、もういじらしい。たまらん。
ただ、よくある話過ぎて印象が薄い…。

今月の付録は四季賞作品です。, 2007/12/28
 今回の四季賞は全て良作だったと思います。
皆さん自分の画が完成していて、ストーリーも
玄人向けでなくて入り込みやすかったです。
特に毎月巻末にイラ スト掲載をしている四季賞受賞の
谷藤満さんは全てのコマが
芸術に近いスゴイ画力です。
(中略)
  願わくば、ジョージさんと谷藤さんには
何処かの出版社の目に触れて、連載となってほしいです。