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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

山田洋次

1970年代

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『男はつらいよ 望郷篇』

森崎東小林俊一で続けられたシリーズ5作目で山田洋次が再びメガホンをとり、この作品以降“男はつらいよ”シリーズ全ての監督を務める。仲の良いヤクザの親分が重病を患い、見舞いのため札幌に向かう寅次郎。寅は親分の臨終に立ち会い、カタギになりまじめに働く決意をするが。マドンナはテレビ版でさくら役を務めた長山藍子。

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『家族』

長崎の南端に浮かぶ小さい島に家族5人で生活する風見精一(井川比佐志)と妻(倍賞千恵子)。精一が働く炭鉱の閉山を機に、今まで夢見た北海道での新しい生活のため、家族を連れて日本列島3000キロの旅にでる。途中で様々な困難に遭遇し、想像を越える悲しみにおそわれながらも、妻の勇気や父(笠智衆)の知恵で乗り越え新天地を目ざす。山田洋次監督が、高度経済成長期の日本を背景に家族のきずなを描いた感動作。

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『男はつらいよ 純情篇』

シリーズ6作目となる“純情篇”は、寅次郎が人妻に恋をするという異色パターン。長崎県五島列島まで足を伸ばした寅だったが、そこで里心がつき柴又へ。ところがおばちゃんの遠い親せきにあたる夕子が寅の部屋を使っていた。皆が予想していた通り、寅は彼女に一目ぼれするが、彼女には別居中の夫がいた。さくらの夫・博が、タコ社長の会社を辞め、独立しようと試みるストーリーも盛り込まれている。マドンナ役には若尾文子。

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『男はつらいよ 奮闘篇』

7作目となる今回は、寅次郎の生みの母である菊(ミヤコ蝶々)が柴又に訪れるところから始まる。偶然そこへ帰ってきた寅だったが、菊から結婚話を持ち出されけんか別れしてしまい再び旅に出る。旅先で知的障害を持つ少女、花子と出会い、寅は彼女からプロポーズされ、周囲は仰天。そんな中、花子の身元引受人があらわれて。寅次郎に始めてプロポーズをするマドンナ役を榊原るみが熱演。

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『男はつらいよ 寅次郎恋歌』

たまに帰ってくる寅次郎はおいちゃんとけんかしては、出て行くパターン。そんな中、博の母親が他界し、何を思ったか寅は借り物のモーニングで登場して騒動をおこしてばかり。博の父親と存分に語った後、これまでの生活を反省した寅は、喫茶店を営む未亡人、貴子と出会い、今度こそうまくいくかと思われたが。シリーズ8作目のマドンナには池内淳子、博の父親役には志村喬。

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『男はつらいよ 柴又慕情』

森川信が他界し、シリーズ9作目からは2代目おいちゃんを松村達雄が務める。博とさくら夫婦はマイホームを建てるために、寅の部屋を間貸しすることになったが、偶然帰ってきた寅は激怒。柴又をすぐに去ることになり、旅先でまたしても1人の女性、歌子に恋をする。故郷が恋しくなってまた柴又へ戻ったところ、歌子が寅次郎に会いにやってきた。心はずむ寅だったが。マドンナ歌子役は吉永小百合。

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『故郷』

瀬戸内海の美しい自然に囲まれた倉橋島。精一、民子の夫婦は石船と呼ばれる砕石運搬船をなりわいとし、二人の子供と精一の父と、ささやかながら満ち足りた生活を送っていた。しかし船の老朽化の問題とともに産業の近代化の波が彼らのもとに訪れる。日本人の心のふるさとを探り続ける山田洋次監督が、故郷の島に愛惜の思いを残しながら仕事をもとめて新天地へ旅立つ一家の姿を通して、日本の高度経済成長を問い直した力作。

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『男はつらいよ 寅次郎夢枕』

シリーズ10作目。柴又に戻った寅次郎だったが、2階の部屋には御前様の甥で大学に勤める岡倉という男が住んでいた。御前様の甥ということで承知した寅だったが、インテリが嫌いなため再び旅に出ようとした矢先、幼なじみの千代に再会。寅はいつものように恋におちるが、インテリの岡倉も彼女に恋してしまった。面倒見のいい寅は、岡倉に恋の手ほどきをすることに。マドンナ、千代役には八千草薫、岡倉役に米倉斉加年。

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『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』

シリーズ11作目。おいちゃんと大げんかの末、網走へ向った寅次郎はその途中、旅回りの歌手、リリーと出会う。互いに放浪の旅の切なさを語り合ううち、寅次郎は心機一転、地に足をつけて網走の牧場で働くことを決意。しかし、慣れない作業に3日ともたず柴又へ。そこへ訪ねてきてリリーは寅次郎と家族の温かさに感激。その姿に寅は恋心をよせ始める。マドンナには、シリーズ最多4回登場する浅丘ルリ子。

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『男はつらいよ 私の寅さん』

シリーズ12作目。いつものように柴又に戻ってきた寅次郎。しかし運悪くそろって九州旅行に出かけるところで、寅はさくらに説得され留守番する羽目に。いつもと勝手が違い、留守番している間、みんなのことが心配で落ち着かない寅次郎。そんな時、小学校の時の級友と再会し、彼の妹で画家のりつ子と出会う。いつものように簡単に恋に落ちた寅次郎は、彼女のアトリエに通うが。マドンナの画家りつ子を岸惠子が演じている。

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『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』

シリーズ13作目で、ついに寅次郎が結婚を決意!?とある町で知り合った、夫が蒸発した絹代と結婚を決意した寅だったが、さくらと寅があいさつのため絹代を訪れたときには、彼女の夫が戻ってきていてご破算。傷心の寅は再び旅へ。そこでシリーズ9作目にも登場したマドンナ歌子と再会。夫を亡くした彼女は寅を頼りに柴又を訪れ、寅にとっては楽しい日々が続く。吉永小百合が同じ役で2度目のマドンナを好演。

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『男はつらいよ 寅次郎子守唄』

シリーズ14作目。なんと寅次郎が赤ん坊を連れて柴又に戻ってきた。家族は大騒ぎをするが、旅先で預けられたことを知って一安心。しかし、赤ん坊が熱をだし皆は再び大騒ぎになる。知り合いの看護士、京子に世話になることになったが、今度は寅次郎が彼女に熱をあげてしまった。マドンナ役を十朱幸代が演じ、今作から3代目おいちゃんとして下條正巳が登場する。

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『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』

寅次郎忘れな草』のマドンナ、浅丘ルリ子が再登場するシリーズ15作目。旅の途中、親の七光りでついた一流会社の重役の座が嫌になり、何もかも捨てて蒸発したという男と道連れになった寅次郎。偶然立ち寄った函館のラーメン屋で、かつて恋心を抱いたリリーと2年ぶりに再会し、三人での流れ旅が始まった。はた目にも夫婦のように仲の良い二人の恋の行方は。

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『男はつらいよ 葛飾立志篇』

シリーズ16作目。数か月ぶりにとらやに戻ってきた寅のもとに、かわいい女子高生が。なんと、その子は寅が昔恋したお雪の娘で、毎年心ばかりのお金を送っていた寅を父親と勘違いしてやってきたのだ。お雪が、学問がなかったばかりに不幸なまま亡くなったと聞かされ、学問に目覚めた寅。折しも、とらやには考古学を勉強しているインテリ女性が下宿し。女子高生役に当時絶大な人気を誇った桜田淳子、マドンナには樫山文枝。

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『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』

シリーズ17作目。寅次郎は飲み屋で知り合った老人を柴又に連れてきた。怪しげな老人は、実は日本画の大家。その老人と寅は兵庫県龍野市へともに旅することになり、そこで出会った“ぼたん”という芸者に寅は一目ぼれ。彼女は訳あって借金を抱えており、寅は何とか助けようと老人に絵を描いて売るようお願いするのだが。マドンナの“ぼたん”役を太地喜和子、日本画家の重鎮役を宇野重吉が演じている。

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『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』

シリーズ18作目。満男の小学校から若くて美人の先生、雅子が家庭訪問に来たとき、家族はふと“寅が帰ってくるのでは”、と不安になる。案の定、実家に戻ってきた寅は、家庭訪問をめちゃくちゃにして柴又を後にする。旅先で無銭飲食をした寅を、さくらが引き取りに行き再び柴又へ。そして雅子の母で未亡人の綾と出会う。しかし、綾は不治の病に冒されていた。綾を京マチ子、その娘役に壇ふみというダブル・マドンナが登場。

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『男はつらいよ 寅次郎と殿様』

シリーズ19作目。愛媛で不思議な老人と出会った寅は、彼にアンパンを買ってあげると、老人の立派なお屋敷に招かれた。殿様の血筋を受け継いだ老人は、死んだ息子の嫁を見つけ出し結婚を反対したことを謝りたいと、寅に相談。実は旅先で出会った美女が彼女のことで、寅を訪ねて柴又にやってきた。寅は彼女を気に入り、殿様は寅が気に入り、彼女を嫁に勧めるのだが。マドンナ役に真野響子、殿様役には嵐寛寿郎が出演。

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『幸福の黄色いハンカチ』

刑務所を出所したばかり男が、偶然出会った若いカップルとともに、待っていてくれるかわからない妻のもとへ向かう姿を描いた感動のロード・ムービー。北海道・網走。買ったばかりの新車で一人旅中の欽也、同じく一人旅で欽也に拾われた朱実は、途中で無口な中年男に出会う。やがて彼の事情が明らかとなり、彼が妻に「まだ待っていてくれるなら家の前に黄色いハンカチを下げておいてくれ」という手紙を出していたことを知る。ピート・ハミルの原作を、北海道を舞台にうまく活かした名作。

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『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』

シリーズ20作目。柴又に戻ってきた寅だったが、部屋には青年・良介(中村雅俊)が下宿していた。紆余(うよ)曲折あって2人は意気投合し、良介は近所にある食堂の娘・幸子(大竹しのぶ)に恋をしていると寅に相談。寅はいつものように恋の手ほどきをするのだが、良介は勘違いでふられたと思い込み、田舎に帰ってしまう。青年の故郷を訪ねた寅は、彼の姉・藤子(藤村志保)に会い一目ぼれしてしまう。

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『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』

シリーズ21作目。旅先でお金に困った寅次郎は、さくらに迎えを頼み柴又に戻ってきた。さすがに気まずくなった寅は店をまじめに手伝うが、さくらの同級生で歌劇団のスター奈々子に恋をして劇場へ足しげく通うようになる。しかし、彼女には恋人がいて、さくらに結婚するか芸の道を選ぶか悩みを打ち明けていた。マドンナを木の実ナナ、寅が旅先で知り合った男を武田鉄也が演じている。

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『男はつらいよ 噂の寅次郎』

シリーズ22作目。寅次郎が“修行の旅に出る”と宣言し、格好よく家を出ようとすると、だんご屋で働き始めたばかりの美しい早苗と出会ってしまう。後ろ髪引かれる思いで家をあとにする寅だったが、途中で運良くさくらに会い、腹痛をうったえて救急車で病院へ。思わく通り、家に戻った寅は恋心を早苗に向けるが、周囲はいつもの結末を予想して心配するのだった。マドンナを大原麗子が務め、泉ピン子や室田日出男なども出演。

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『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』

シリーズ23作目。北海道を訪れた寅次郎は、結婚を間近に控えて悩んでいる一人旅の娘、ひとみ(桃井かおり)と出会う。数日後、彼女は結婚式の途中で逃げ出し、寅を頼りに柴又へ花嫁衣装のまま現れた。そこへ寅次郎と、花嫁を追って花婿・邦夫(布施明)もやってきた。失恋経験豊富な寅は彼をなぐさめることになるが。

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『男はつらいよ 寅次郎春の夢』

シリーズ24作目。御前様がひろってきた無一文のアメリカ人・マイケルを泊めることになったとらやに、寅次郎がフラリと帰ってきて、アメリカ嫌いの寅とマイケルは大げんかに。そこへ、満男の英語塾の先生めぐみと、その母圭子がやってきて、寅は未亡人だという圭子の美しさに心奪われる。マイケルも親切なさくらに好意を寄せていた。シリーズで初めて外国人が登場、マドンナ役に香川京子、ゲストで林寛子が出演。

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2004-10-18 掲載
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