J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
勝新太郎が初めて脚本に参加したシリーズ第21作目であり、シリーズ第1作目を監督した三隅研次の6作目。市(勝)は関八州に睨みを利かす盲目の闇公方(森)の子分を切り捨ててしまった。しかも妾市から助けた若妻(吉行和子)と一夜を過ごしたことから、夫の浪人(仲代)からも命を狙われる羽目になり。アクションのみならず心理戦も見どころ。
童児を乗せた箱車を押して一人の浪人が歩いていく。権力や栄達に背を向け、明日の命をも知れない孤独な旅を続ける一殺五百両の雇われ刺客。その水?流斬馬刀は凄絶な血の雨を呼び、非情な幕府に立ち向かう。人は彼を「子連れ狼」と呼ぶ。これが、柳生一門の奸計によってその権威の座を追われ、妻を殺され、反逆人の汚名を受けて追われる身となった元公儀介錯人・拝一刀の姿であった。子連れ狼・拝一刀は自らを陥れた柳生一門への復讐を胸に、一子・大五郎とともに冥府魔道を生きる。
小池一雄・小島剛夕原作の人気劇画を若山富三郎主演で映画化し全6作まで製作された『子連れ狼』シリーズ。第1作となる本作では、公儀介錯人・拝一刀が“子連れ狼”となるいきさつが描かれている。幼な子を連れた凄腕の刺客・拝一刀の活躍を荒唐無稽なアクションとハードなバイオレンス描写で見せ、殺陣のうまさで定評のある若山富三郎の実力が本作においても遺憾なく発揮されている。
冥府魔道をゆく元公儀介錯人の拝一刀・大五郎親子は、阿波藩からの依頼により、竹内流小具足術の手練れである幕府護送方の弁馬・天馬・来馬三兄弟を始末することに。そしてやはり放たれる柳生烈堂の刺客。8人の別式女(女ボディガードのこと)を迎え撃ち死闘がはじまる。
当時まだ連載中だった劇画「子連れ狼」シリーズ映画化第2弾!本作では、危機に陥っても父を頼らず、己一人で生き抜く幼子・大五郎と父・拝一刀の凄絶な親子愛が!さらに、炎の脱出劇、水中の激闘と前作以上のスペクタクルと殺陣で描くアクション時代劇!
拝一刀は、古四王一家の酉蔵(浜木綿子)から、天領地の代官におさまり私腹を肥やす猿渡玄蕃(山形勲)殺しを依頼される。数百の藩兵が待ち受ける地蔵ヶ原に乗り込み、絶体絶命の大激闘を繰り広げる。そして真の武士道をめざす孫村官兵ヱ(加藤剛)との因縁の対決がやってくる。
子連れ狼、最大の決戦!若山富三郎主演『子連れ狼』シリーズ第3弾。数百の弓隊・鉄砲隊に対し、007のボンドカーを思わせる数々の仕掛を施した箱車に大五郎を乗せ、乗り込む拝一刀の立ち回りは、まさにマカロニウエスタン!ド迫力の決戦と息を呑む殺陣は必見。
柳生の陰謀で公儀介錯人の地位を追われ、復讐に燃えた怨念の旅を続ける子連れ狼・拝一刀は、筑前黒田藩から仕事を依頼される。その内容とは藩の秘密の保持。現在の黒田藩主は隠居した斉隆候の愛妾の子で、若君と偽る浜千代姫である。このことが幕府に知れればお家断絶は必至。ところが黒田家の菩提寺の住持・慈恵和上がこの秘密をつきとめ、事実を暴く密書をもって江戸へ向かったのである。この男、住持とは仮の姿で、実は公儀探索方黒鍬衆の総統領で、裏柳生一門だったのだ。一刀の依頼された仕事は、この慈恵を殺し密書を奪い返すことであった。
小池一雄・小島剛夕原作の人気劇画を若山富三郎主演で映画化し全6作まで製作された『子連れ狼』シリーズ第5弾。今回は筑前黒田藩のお家騒動が話の中心で、拝一刀はその事件の背後に潜む裏柳生一門に闘いを挑む。