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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

久松静児

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『母燈台』

運命のいたずらで再会した母と息子に別離の時間が重くのしかかり、様々な困難が降りかかる。息子役には船越英二。娘2人とつつましく暮らす千代(三益)は、警察に連行された長女・美知子(三條)を引き取りに行った先で、検事となった息子・隆(船越)と再会する。しかし赤ん坊だった頃に手放した隆へ今さら母と名乗ることもできず、千代は思い悩むのだった。

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『安宅家の人々』

原作は、吉屋信子が毎日新聞に連載し日本女流文学者賞を受賞した人気小説。知的障害を持つ名家の長男をめぐる一族の葛藤をメロドラマ調で描く。凛としたヒロイン役の田中絹代は実にハマり役。軽い知的障害を持つ宗一(船越)を支える妻・國子(田中)は、広大な家屋敷を夫に代わって守り通してきた。そこへ宗一の弟で事業に失敗した譲二(三橋)が、妻・雅子(乙羽)を伴い戻ってきた。譲二によって平穏な生活は掻き乱されていく。

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『女の暦』

瀬戸内海の小島に暮らす姉妹の美しい情愛をしっとり描く家族ドラマ。「二十四の瞳」の壺井栄の処女小説「暦」を井手俊郎と中河百々代が脚色、『放浪記』の久松静児監督が新東宝で初のメガホンを握った。父母を亡くし10人の兄姉も女ばかり5人に減ってしまった日向家は、末娘のクニ子(杉)と実枝(香川)が守っていた。実枝の発案で長い間疎遠だった姉たちを呼び寄せ、法事をすることに。実枝はこの機会に自分の結婚話を打ち明けようとするが。

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『警察日記』

磐梯山の麓の小さな警察署を舞台に、署長(三島) 以下、人情家の警官たち(森繁、三國、宍戸錠ら)と貧しい農民たちとの交流をさまざまな事件とともにスケッチ風に綴った、ユーモアとペーソスに溢れる伊藤永之助の原作を映画化した名作人情喜劇。捨て子の幼い姉に扮した二木てるみの名子役ぶりが話題となった。

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『おふくろ』

宍戸錠のデビュー作『警察日記』のスタッフによる作品。豊頬手術前の細面のハンサムな顔に注目!夫に先立たれ、女手ひとつで二人の子供を育て上げた母。息子は地方に就職が決まるが、突然、発病してしまう。母の息子への愛情、子供たちの微妙な心理を鋭い観察力で描く。

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『月夜の傘』

東京郊外の住宅地の井戸端に集まる4人の主婦。そのそれぞれの家庭の出来事を綴ったホームドラマ。壺井栄の原作を久松静児が田中絹代ら豪華キャストで映画化した。律子は中学校教師の夫と、3人の子供を持つ主婦。ある日、高校に通う長男・高志の机の中からラブレターが見つかり、律子と夫は高志を問いただすが。

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『神阪四郎の犯罪』

偽装心中の容疑者と彼を知る4人の証言者を通して人間のエゴイズムを描いた石川達三のベストセラー小説の映画化。同年『夫婦善哉』『警察日記』に出演した森繁久彌が、この2作とは全く異なる不可解な主人公を迫力たっぷりに演じる。愛人・千代(左)と心中を図り、自分だけ助かった神阪四郎(森繁)。千代のダイヤの指輪を狙っての偽装心中の容疑がかかり、妻の雅子(新珠)をはじめ4人の証人が法廷へ出廷する。だが彼らの語る神阪四郎像はことごとく異なっていた。

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『雑居家族』

壺井栄の原作「雑居家族」を『駅前』シリーズの久松静児のメガホンで映画化、ひとつ屋根の下で暮らす血の繋がりのない一家の涙と笑いの日々をハートウォーミングに綴った文芸大作。女流作家・安江と文吉の夫婦は、人の良さから次々とよその子を引き取っては育てていた。そんなある日、小豆島から家出してきた遠縁の浜子が妊娠してしまう。

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『雨情』

『七つの子』『赤い靴』などの童謡で知られる詩人・野口雨情の放浪の半生を描いた作品。妻がありながら惚れた女を追って家出する、ダメな生き方しかできない雨情を森繁久彌が好演している。裕福な家に育った雨情は詩作ばかりして働かないため、心配した母によって土地の富豪の娘・しづと結婚させられる。しかしやがて雨情は愛人の加代を追って、ふらりと旅に出てしまう。

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『つづり方兄妹』

貧しい生活の中で力を合わせて生きていく兄妹の様子を描いた人間ドラマ。枚方市のはずれにある小さな家に、8人家族が住んでいた。学校へ通う圭一・まち子・文雄は、みな作文が上手だった。三人揃って遙かモスクワへ、国際作文コンクールを送るが。“駅前”シリーズの久松静児監督が、実話をもとに映画化。住井すゑさんが『橋のない川』を書くきっかけとなった作品。原作を復刊させようという動きもあるようです

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『愛妻記』

駅前シリーズ』の久松静児監督が、尾崎一雄の「芳兵衛物語」を映画化した作品。一組の貧乏カップルの心温まる夫婦愛を、フランキー堺と司葉子主演で描いた感動作。貧乏作家の太一と底抜けに明るい娘・芳枝。二人は念願の所帯を持ったものの、生活は苦しく、芳枝の着物も質屋行きに。しかし芳枝は愚痴を言うどころか、そんな貧乏生活を楽しんでしまう。

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『飛びっちょ勘太郎』

最愛の恋人を殺された足軽の勘太郎は、敵討ちの旅に出た。そんな彼は道中、女を虐めている男を見ると無性に腹が立って前後の見境がなくなってしまい。森繁主演の爆笑時代劇。

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『路傍の石』

山本有三の同名小説を映画化。脚色は新藤兼人。明治末期。訴訟に明け暮れる父・庄吾(森繁)と手内職で生計をたてる母・おれん(原)に育てられた吾一(太田)は、中学へ進学したかったが、借金のかたに丁稚奉公に出されてしまう。奉公先は、吾一の同級生らがいたが、彼らも吾一に冷たく当たる。やがて、母おれんの訃報が吾一の元に届く。

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『地の涯に生きるもの』

動物文学の大家・戸川幸夫の原作「オホーツク老人」を映画化した感動大作。年の半分以上流氷におおわれる日本列島の北の涯て・厳寒の知床半島で、猫相手にひと冬を猟師の番小屋で過ごす「留守番さん」の一生を回想を交えながら綴る。大自然の中に逞しく生きはかなく死んでいく人間を演じ、森繁久彌が名演を見せる。

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『喜劇 駅前団地』

東宝「駅前」シリーズ第2作。今回は、団地ブームにわく東京近郊を舞台に、その土地一帯の地主・孫作(伴)と、孫作の友達で外科医の金太郎(森繁)らが繰り広げる珍騒動。団地の増設で地主の孫作は笑いがとまらない。金太郎は孫作の土地を買って新しい病院を建てようと見に行くが、ブローカーの平太(フランキー)と連れ立って美人女医(淡島)もまたその土地に目をつけていた。

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『南の島に雪が降る』

1944年(昭和19年)8月 ニューギニア戦線激化
昭和19年、日本の敗色が濃厚となったニューギニア前線。飢餓とマラリヤの恐怖の中で日々を送る兵士たちの唯一の慰めは、演芸分隊が催す芝居の数々だった。昭和19年から終戦まで戦地で演劇活動を続けた俳優・加東大介が自らの戦争体験を綴り、文芸春秋読者賞を受賞した小説の映画化。加東も本人役で主演した。

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『喜劇 駅前弁当』

「駅前」シリーズ第3作。浜松駅前の老舗の駅弁屋・互笑亭をめぐるてんやわんやの爆笑喜劇。未亡人の景子(淡島千景)は細腕ひとつで互笑亭を切り盛りしているが、弟・次郎(フランキー)は極楽とんぼで景子に店をまかせっきり。景子にぞっこんの金太郎(森繁)と、ストリップ小屋を経営する孫作(伴)は、ある日、店の拡張をバックアップするという大阪の資本家(花菱アチャコ)を連れてくるが。

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『愛のうず潮』

梶山季之原作の同名テレビドラマの映画版。不毛な結婚生活の中、魅力的なカメラマンと出会って戸惑いながらも惹かれてゆく人妻を新珠三千代がつつましく演じる。相手役には三橋達也。女学校を出てすぐに結婚をして、夫と二人で東京郊外の団地に暮らす主婦・綾子(新珠)。ニューヨーク支店長の椅子を狙う夫(平田)は専務秘書と密かに浮気をしていた。夫との間に溝を感じつつある綾子は写真家の香川(三橋)と出会い、モデルにと頼まれる。

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『喜劇 駅前温泉』

「駅前」シリーズ第4作。今回は、東北のとある駅前温泉を舞台に、客寄せの方針をめぐって対立する温泉旅館の主人、徳之助(森繁)と孫作(伴)と、名ばかりで役立たずの観光協会の事務局長(フランキー)を中心に、温泉芸者やビキニ姿のマッサージ師、セクシー美人らも交えて、爆笑とお色気合戦が繰り広げられる。果たして駅前温泉の復興なるか?!

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『喜劇 駅前飯店』

「駅前」シリーズ第5作。徳(森繁)、孫(伴)、周(フランキー)の3人は日本を愛する中国人である。この3人が共同で駅前で大飯店を経営しようと計画。しかし、周が高名な占い師・紅生姜(森光子)を訪れた時から話はややこしくなっていく。おなじみ駅前トリオが中国人に扮して、片言の日本語と怪しげな日本語を駆使して爆笑を誘う。

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『クレージー作戦 先手必勝』

クレージー・キャッツが大活躍する東宝「クレージーシリーズ」の記念すべき第1作。口八丁手八丁の上田ヒトシ(植木)は資本いらずの商売、もめごとの“よろずまとめや”を始める。最初は犬の喧嘩や夫婦喧嘩の仲裁が精一杯だったが、やがて大口の仕事が舞い込んできて、最後はなんと米ソの対立を仲介!?ラストに流れるクレージーの「ホンダラ行進曲」は名曲

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『喜劇 駅前茶釜』

東宝「駅前」シリーズ第6弾。今回の舞台は赤城山のふもと、勝々山呑服寺。この寺には伝説で名高い分福茶釜ならぬ呑福茶釜があり、連日善男善女で大賑わい。茶釜のおかげでガッポリ儲けている寺の住職(伴)のエビス顔が人一倍シャクにさわるのが古道具屋の徳之助(森繁)と写真屋の勘次(フランキー)だった。今回は、狸のお告げで出現した二つの茶釜をめぐる波乱万丈の騒動を描く。

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フィルモグラフィ

[1930s][1940s][1950s][1960s]

1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
2004-10-18 掲載
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