J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
オーストラリア出身の俊英監督ピーター・ウィアーが、『刑事ジョン・ブック/目撃者』(1985年作品)でハリウッドに進出する前に自国で発表した秀作。オーストラリア出身のメル・ギブソンを主役に据え、スカルノ政権末期のインドネシアを舞台にオーストラリアのテレビ局の特派員とイギリス大使館秘書との燃えるような恋愛を描く。“男性”カメラマンを演じたリンダ・ハントがアカデミー助演“女優賞”を受賞した。
殺人現場を偶然目撃してしまった少年。その少年は現代文明を拒否し、17世紀の生活を送るアーミッシュに属していた。事件を担当するブック刑事(ハリソン・フォード)は、彼の母親が他の社会からの接触を拒み、非協力的な立場をとる中、必死に目撃者の少年から証言を得ようとする。そして少年から聞きだした犯人とは。オーストラリア出身のピーター・ウィアー監督のアメリカ進出の出世作。アカデミー脚本賞・編集賞受賞。
厳格な名門校を舞台に、型破りな新任教師と多感な生徒たちの心のふれあいを描いた感動作。教師にふんしたロビン・ウィリアムスや生徒役のイーサン・ホーク、ロバート・S・レナードら俳優陣の好演、季節ごとの美しい映像と悲喜織りなす優れたストーリーで、一級の学園青春ドラマとなった。アカデミー脚本賞受賞。
米国内での労働許可証をとるために紙切れだけの結婚をしたアメリカ人女性とフランス人男性の間に、やがて本当の恋が芽生えていく姿を描くラブ・ストーリー。
飛行機事故で死に直面した男女に起こる精神的な波紋を通して、人間の生と死の問題に迫った異色作。パニック状態の事故現場からほぼ無傷で生還したマックスは、飛行機恐怖症やアレルギーが治り、別人のように大胆な行動を取るようになる。同じ事故で幼い子供を亡くし、生きる気力を失っていたカーラは、マックスと出会って少しずつ心の傷が癒えていくが、その後マックスにはまた大きな変化が訪れる。主演は『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』のジェフ・ブリッジズ。
テレビの人気連続ドラマの主役として、知らない間に自分の生活を24時間ノンストップで生中継される男の悲喜劇を描く異色コメディ。『ライアーライアー』のジム・キャリーの熱演が印象的!
世界的なベストセラーとなったパトリック・オブライアンの海洋冒険小説を、『今を生きる』『トゥルーマン・ショー』のピーター・ウィアー監督が映画化したスペクタクル大作。ナポレオンのヨーロッパ征服が進む19世紀初頭の大西洋を舞台に、幼い少年たちとともに危険な任務を遂行することになったイギリス軍艦の内情を鮮烈に描いている。荒れ狂う海原や、ガラパゴス諸島の大自然を映し出した映像は迫力満点。