J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
養護施設で育ち、酒飲みの父親の面倒を見ながらラーメン屋で働くけなげな娘・信子(内藤)の青春を爽やかに描く。当時、TVドラマ「氷点」で人気を博した内藤洋子初の主演作。木下恵介の原作「記念樹」をもとに、山田太一がシナリオを担当した。少女時代の信子役を林寛子が演じている。
当時、大人気だった内藤洋子とともに注目されていた酒井和歌子の映画初主演作。自動車の組立工・努は、ある日工場へ出勤する途中でうっかり一人の女の子を突き飛ばしてしまい、思い切り平手打ちされた。出会いは最悪だったものの、2人は恋に落ち、努の誕生日に工場から借りてきた車で海へとドライブに出かけ。若い二人の愛へのとまどいと、貧しいながらも懸命に働く若者の姿をすがすがしく描く。
ガンに冒された女性の短い一生と、その夫と母親の愛情を綴る感動作。橋田壽賀子のテレビドラマ「愛といのち」を原作に恩地日出夫が監督。ヒロインの愛情深い母親を乙羽信子が演じる。結婚式を間近に控える直子(角)の母・綾(乙羽)は、娘が胃ガンであと半年の命と医師から宣告される。新郎・信隆(岡田)はたとえわずかでも幸福な家庭を作ろうと、直子と結婚。三ヵ月後、幸福のまま共に死のうと信隆は深夜にガス栓をひねる。
人工惑星アタラクシアで育った超能力少年・ジョミーは、仲間と共にまだ見ぬ地球へ旅立つことに。竹宮恵子の傑作漫画を恩地日出夫が映画化した名作アニメ。
昭和30年代の四万十川流域の町を舞台に、父の入院や学校での出来事をきっかけに、小学生の少年が成長していく様を描く。貧しくとも心豊かに暮らす人々を通して、“ふるさと”を感じさせてくれる作品。
青年実業家の雅彦はオーストラリアで自称・お嬢様の絵里に出会い、互いに惹かれ合うが、実はお嬢様というのは真っ赤な嘘で。他にも、昔の恋人を忘れられない女と彼女を見守る男の話など、結婚をテーマに、長尾啓司 鈴木清順 恩地日出夫等、巨匠監督と豪華キャストを集めて製作された3本立てのオムニバス映画。
江戸時代。ある貧しい農村には60歳になると「蕨野」と呼ばれる原野で暮らさなければならない風習があった。それは数年に一度必ず訪れる凶作を乗り切るための先人の教えだったが、蕨野に入る年になったレンは、自分を母のように慕う若い嫁ヌイの事が気がかりで。黒澤明監督の『八月の狂詩曲』の原作者としても知られる芥川賞作家・村田喜代子の『蕨野行』を映画化。老人と残った子ら、それぞれの思いを描く感動作。
[1960s][1970s][1980s][1990s][2000s]