J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
京都の医科大学に学ぶ7人の学生が医師の卵として成長していく姿を描く青春ドラマ。自らも京都府立医大を卒業した大森一樹監督がいきいきと描く。主人公の愛作(古尾谷)、医者になることに不安を抱くみどり(伊藤)、プレイボーイの河本(光田)、野球好きな王(西塚肇)、脱サラの加藤(柄本)、頼りなさげな西村(小倉一郎)の医学生グループが臨床実習という具体的な医療の現場で出くわす、さまざまな当惑や驚きや失敗や珍事の数々。そんな折、愛作はガールフレンドから妊娠を告げられる。
村上春樹の群像新人文学賞受賞作を、村上と芦屋市立中学の同窓生でもある大森一樹が脚色、監督した作品。芦屋、神戸の オールロケで撮影された。70年夏、港町に帰省した大学生「僕」(小林)が友人「鼠」(巻上)と過ごした日々のほろ苦い思い出を綴る。21歳の大学生の「僕」は、生まれ育った海辺の小さな街に帰省し、友人の「鼠」と毎晩ジェイズバーでビールを飲んで過ごしていた。二人は三年前に泥酔状態で知り合って以来の付き合いだ。この夏、僕は指が4本しかない女の子(真行寺)と知り合った。
金沢を舞台に、恋に悩む3人の女子高生を描いた青春ドラマ。高校2年生の多佳子(斉藤)は、大学生の姉(原田貴和子)と二人で下宿生活をしている。親友は緑子(高井)と汀子(相楽)。ある日、緑子が失恋したと知って驚く多佳子。しかも、汀子からも好きな男性がいると告白されショックを受ける。多佳子にも気になる同級生・沓掛(柳葉)がいたが、どうしても口に出せなくて。氷室冴子の原作を大森監督が温かな視点で映画化した佳作。
黒柳徹子の同名ベストセラー小説を、斉藤由貴主演で映画化した青春コメディ。テレビ草創期に放送局に入社した少女が、仕事を通じて大人へと成長していく様子を爽やかに描く。音楽学校の卒業を目前にしてNHKを受験したトットは、奇跡的に合格を果たす。そして少しずつテレビに出演するようになるのだが、失敗の連続で…。
『恋する女たち』『トットチャンネル』に続く、大森一樹監督×斉藤由貴主演コンビの第3弾。当時21歳の斉藤由貴が将来に悩むヒロインを軽妙に演じている。大学卒業を目前にした郁子は、就職するつもりだったバイト先を解雇されてしまう。意気消沈した郁子は様々な友人の元を訪れ、自分を見つめ直そうとするが…。
芥川賞作家・宮本輝の同名小説を映画化。異国情緒あふれる港町・神戸の老舗フランス料理店を舞台に、夫の死後、店を切り盛りしてきた若い女主人と、麻薬密売に手を染める謎の女との確執を描く。
シリーズ第17作。今作はストーリーが一般公募され、5000本を超える応募作品の中から選ばれたストーリーを、ゴジラシリーズ初監督の大森一樹が映画化。新宿副都心の大破壊から5年。核兵器を無力化し、世界の軍事バランスをも左右する抗核バクテリアを作り出せるゴジラ細胞(G細胞)を巡る争奪戦が繰り広げられていた。遺伝子工学の権威・白神博士(高橋)は、亡くなった娘の細胞を密かにバラの花に融合していたが、娘の細胞を生かすため、G細胞をバラの種子に組み込んだところ、巨大怪獣化しビオランテが誕生した。そして三原山で目覚めたゴジラは東京を目指す。同じ細胞を持つ分身同士の闘いが始まる!
ガン・糖尿病・高血圧の現代3大成人病をめぐるオムニバスコメディー。
前作『ゴジラVSビオランテ』に続き大森一樹監督、川北絋一特技監督のコンビで再び製作。今回はシリーズ中もっとも凶暴なライバルとして注目されたキングギドラを再登場させ、空前のバトルを展開。1992年、東京上空に23世紀の未来人を乗せたUFOが飛来する。彼らは、未来の日本はゴジラの原子力発電所破壊による核汚染により死滅するので、歴史を修正し日本人を救うために来た、と告げる。日本政府は、恐竜がゴジラと化す前の時代にタイムワープして、ゴジラの存在を歴史から消滅させようとする。作戦は成功したかに見えたが。
フィリピンのスラム街の病院で奮闘する日本人医師の姿を描いた人間ドラマ。太田靖之の実体験に基づく小説を、医大出身の大森一樹監督が映画化。邦画初のオール・フィリピンロケが話題を呼んだ。マニラ市内の国立病院で働く日本人インターンの原田(真田)。ある日、同僚の女医ニッキから、スラムを知らずにフィリピンは理解できないと言われ、スラム地区の中で最も貧しいといわれるスモーキー・マウンテンを訪ねて衝撃を受ける。
結婚式を目前に記憶を失った花嫁が、過去を探っていく中で意外な事実に驚愕するサスペンス。作家・乃南アサの原作を基に、大森一樹監督が映画化。結婚式を1週間後に控えた千尋(富田)は、事故に遭い記憶を失う。見ず知らずの男の部屋で目覚めた千尋は、自分が6月19日に結婚するということを思い出す。その部屋の住人・前田(椎名)の助けを借りて、千尋は自分の過去を辿るが。
原作・C.W.ニコルの感動のファンタジー・アドベンチャー。声の出演は、安達祐実、内藤剛志、夏木マリといった豪華俳優陣。本作テーマソングのため、 REBECCAが10年ぶりに再結成したことも話題に。風の民の末裔・アモンは、独裁者ブラニックの野望を打ち砕くため、封印された力を解き放つ。
奥田英朗の同名ベストセラー小説を映像化。資金繰りに悩む社長の川谷(沢田)が融資を求めて銀行を訪問中、強盗が乱入。犯人の野村(原田)、受付のみどり(西田)もそれぞれ悩みを抱えており、3人はその金を巡って意外な行動に出る。“カッコ悪さ”に徹する沢田の熱演が見もの。
20世紀初頭の上海、天才詐欺師が軍を相手に一世一代の頭脳戦を仕掛ける。井上尚登の同名小説を原作にした日=中=韓製作によるエンターテインメント大作。共演に渡辺謙、台湾の人気俳優ピーター・ホー。崩壊寸前の清国。日本人詐欺師の伊沢(織田)は殺し屋に命を狙われ、危機一髪のところを革命家の関に救われる。その礼として、日本陸軍から大量の武器弾薬を奪うよう依頼された伊沢は、陸軍の東中将(渡辺)に接触するが…。