J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
夜の新宿をあてどなくさまよう女性ロッカーの視点を通して、都市の欲望と闇を切り取っていく。カンヌやベルリンなど数々の国際映画祭に招待されて論争を巻き起こし、ベルリンでもロングラン上映を記録するなど、山本政志の名を一躍世界に知らしめたジャパニーズ・カルトフィルムの先駆的傑作。JAGATARA、スターリンの遠藤ミチロウなど伝説のパンク・ニューウェーブ・シーンのスターも大挙出演。
前作『闇のカーニバル』で一躍その名を世界に知らしめた鬼才・山本政志監督の35ミリデビュー作。幻想的映像美でベルリンやロカルノ映画祭各地で絶賛された。撮影は『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のトム・ディチーロ。当時はミュージシャンとして活躍していた町田康(町蔵)やJAGARATAのOTO ら異色のキャスティングが楽しい。ある日、偶然迷い込んだ不思議な空間“ロビンソンの庭”で昼間は畑を耕し、夜は星を眺める生活を始めたクミ(太田)は。
クイズで日本旅行が当たり大阪にやってきた香港の青年・九扇(ツェ)。頼りないツアー・コンダクター、クミ(新井)の案内でなぜか東京まで来たら、今度は香港旅行が当たってしまう。香港に戻ってみれば、九扇の家は地上げ屋に狙われていて。香港と大阪のアホたちが手を握り、巨大な敵に無謀な闘いを挑むギャグ満載のパワフル・コメディ。スタッフ、キャスト、ロケ場所の大半を香港が占める無国籍映画。
山本政志監督が前作『リムジンドライブ』から5年ぶりに発表した新感覚サイコ・ホラー。毎日同じ時刻に聞こえてくる自転車の音に悩まされる少女が体験する恐怖を、流麗な映像で綴る。コンビニでアルバイトする少女・麻愛(岩波)は、毎日決まった時刻に聞こえる自転車音に悩まされていた。ある日、自転車に乗った怪しげな女を目撃し、追跡する。女の正体を調べるうちに、次第に精神を蝕まれてゆく麻愛。もしやこれは麻愛の妄想なのか?
両親が旅行中に恋人を家に招いた青年が、謎のゾンビに襲われるゾンビホラー。山本政志監督がJホラーに挑戦し、日常に潜む恐怖を切り取る。ノブ(森岡)は両親が3日間の旅行に立った日、恋人を家に招待する。夕食の材料を買いに出かけた八百屋で、いつも優しいおばさんが突如ノブに襲いかかってきた! 家に逃げ帰るが、周辺は死者のような目つきの隣人たちが徘徊している。東京はゾンビに支配されたのか?