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J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

イム・グォンテク(林權澤)

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『風の丘を越えて』(西便制[ソピョンジェ])

「寝る、病む、憂う時間を差し引けば、人の命は40余年。」口承芸能パンソリの唄い手である養父に徹底した指導を受けながら旅芸人の生活を続ける義姉弟。厳しい流浪暮らしに耐え切れなくなった弟は逃げ出すが、やがて成長し、父姉の消息を追い求める。人一倍苦労を背負ったお前は「"恨(ハン)"に埋もれず,"恨(ハン)"を超えろ」。父の厳しい修行でついには薬(ブシ)を飲まされ、失明する姉は弟との"過去(ハン)"を唄の"恨(ハン)"に込める。1940〜60年代の韓国、全羅道を舞台に繰り広げられるドラマ。韓国全土で“西便制シンドローム”と呼ばれる社会現象にまでなった話題作。監督は『キルソドム』のイム・グォンテク。ラストの見せ場、"恨(ハン)"に込める姉の「沈清歌」がBGMに遮られるのは頂けないけど、すごい作品。途中、田舎の丘の道で三人が「珍道アリラン」を唄い,踊る長廻しは美しい。

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フィルモグラフィ

[1960s][1970s][1980s][1990s][2000s]

1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2004-10-18 掲載
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