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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

伊丹十三

伊丹十三 商品検索

『お葬式』

義父の葬式を体験する主人公を中心に、通夜から火葬まで3日間の出来事を様々なエピソードを盛り込んで描くヒューマン・コメディ。伊丹十三はこの監督デビュー作でその年の映画賞を席捲した。俳優夫婦の侘助(山崎)と妻・千鶴子(宮本)の元に、伊豆に住む千鶴子の父親(奥村公延)賀なくなったと知らせが入る。千鶴子の母・きく江(菅井)を喪主に通夜の準備を始めるが、葬式を執り行うのは初めてである侘助にとって、戸惑うことばかりで。

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『タンポポ』

美しい未亡人に惹かれたトラック運転手が、彼女が営むさびれたラーメン屋を立て直すラーメン版『シェーン』。食と性にまつわるエピソードが圧倒的に面白い一作。雨の夜、タンクローリーの運転手ゴロー(山崎)とガン(渡辺)は客のいないラーメン屋に入るが、味は今ひとつ。女手ひとつで店を切り盛りしながら一人息子を育てる女主人タンポポ(宮本)のために、ゴローは最高においしいラーメンを作る作戦を練る。

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『マルサの女』

国税局査察部、通称“マルサ”の女性監察官と、巨額脱税者の息づまる攻防戦をスリリングに描く社会派娯楽ドラマ。伊丹十三の監督3作目で、社会現象を巻き起こす大ヒットとなった。税務署の敏腕調査官・板倉亮子(宮本)は国税局査察部に抜擢され、経験を積んでいく。ある日、タレコミ電話で権藤商事の脱税情報が入り、亮子は上司・花村(津川)と調査を開始。税務署時代から目を付けていた権藤(山崎)と、再び相対する。

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『マルサの女 2』

国税局査察部の女性監察官・板倉亮子が、地上げ屋の顔を持つ宗教法人と闘う『マルサの女』の続篇。前作より脱税のスケールが上がり、悪人に徹した三國連太郎の演技が圧巻。ある地上げ屋を調査中の亮子(宮本)は、鬼沢鉄平(三國)という男に行き着く。地上げ屋のフィクサーである鬼沢は新興宗教・天の道教団の代表で、その背後には大物ヤクザや政治家がいた。苦心の調査の末にマルサは教団に乗り込み、鬼沢を取り調べるが。

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『あげまん』

男にツキをもたらす“あげまん”の女と、彼女の力を得ようとする男たちが繰り広げるコメディドラマ。伊丹十三は本作では花柳界に踏み込み、独特のしきたりなどを興味深く見せる。身寄りのないナヨコ(宮本)は老夫婦に育てられ、芸者の道を歩む。ナヨコを水揚げした僧侶は大出世し、その死後ナヨコはOLに。銀行員の主水(津川)と愛し合うようになると、彼もまた出世し始める。そんなナヨコに政界の黒幕・大倉(島田正吾)が目をつけ。

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『ミンボーの女』

民事介入暴力専門の弁護士“ミンボーの女”とヤクザの闘いを緊張感たっぷりに描く社会派エンタテインメント作品。ヤクザ撃退マニュアル映画でもあり、公開後、伊丹十三は襲撃され重傷を負った。名門ホテル・ロイヤルコートはヤクザの逗留を許す管理の甘さから、サミット開催権を失ってしまう。支配人はヤクザ排除を決心し弁護士・井上まひる(宮本)を招く。まひるはホテルマン・鈴木(大地)と若杉(村田)に、ヤクザ対策を伝授する。

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『大病人』

癌で余命1年の男が、残りの人生をどう生き、どう死んでゆくか葛藤する姿を描いた伊丹十三の監督7作目。前作『ミンボーの女』公開時に襲撃事件を受け、生死を彷徨った体験が反映されたと思われる。俳優兼映画監督の向井(三國)は、撮影中に倒れて病院に運ばれる。一度は退院するが、その後再び入院。妻・万里子(宮本)は担当医(津川)から、向井は末期癌で余命はあと1年と告げられる。それを知らず、病院内でも気ままに振る舞う向井だが。

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『静かな生活』

伊丹十三が、少年時代からの友人であり義弟でもある作家・大江健三郎の短編小説を映像化。絵本作家を目指す少女と障害を持つ兄とのひと夏を、瑞々しく描き出す。本作に登場する兄「イーヨー」は大江健三郎の長男、大江光がモデルとなっている。大江光は本作の音楽も手掛けている。両親が海外に行くことになり、絵本作家を夢見るマーちゃん(佐伯)は、兄のイーヨー(渡部)と弟のオーちゃん(大森嘉之)と留守を預かることに。父親の昔の知り合いという青年・新井君(今井雅之)と親しくなり、マーちゃんは彼に気を許してしまうが。

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『スーパーの女』

スーパー大好き主婦が、幼なじみの経営する売れないスーパーを立て直そうと奮闘する日本初のスーパーマーケット映画。知って得するスーパーの知識が満載で、主婦層を中心にヒットを記録した。閑古鳥が鳴くスーパー“正直屋”の専務・五郎(津川)は、ライバル店を調査中に幼なじみの花子(宮本)と再会する。スーパー好きの花子の鋭い視点を買い、五郎は彼女を雇うことに。問題解決のために奮闘する花子だが、職人たちと衝突してしまう。

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『マルタイの女』

殺人事件を目撃した女優と、彼女を守る刑事の裁判までの日々を描いた異色のサスペンス・コメディ。伊丹十三は『ミンボーの女』での自身の殺傷事件の経験を基に脚本を執筆し、本作が遺作となった。カルト教団による殺人事件を目撃した女優のビワコ(宮本)は、裁判の証言者として“マルタイ”(身辺保護の対象者)となる。堅物の刑事・立花(西村)とビワコのファンの近松(村田)が彼女をガードするが、教団側は様々な手で攻撃してくる。

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フィルモグラフィ

[1980s][1990s]

1980年代
1990年代
2004-10-18 掲載
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