J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
現代のフランス映画を代表する映画作家アルノー・デプレシャンの商業映画デビュー作。国内外の映画祭でひっぱりだことなり、一躍脚光を集め、中編としてはフランスで初めて一般公開されて成功を収めた。死に直面した人々の緊迫感を日常の目線で繊細に描き切った佳作。マリアンヌ・ドニクール、エマニュエル・サランジェら、その後のデプレシャン作品の常連である若手俳優たちが瑞々しい演技を見せている。
『エスター・カーン めざめの時』のアルノー・デプレシャン監督の長編デビュー作。法医学科の学生・マチアスは何者かにミイラ化した頭をカバンの中に入れられてしまう。マチアスはミイラの身元を調査するが、そこには冷戦時代の政治問題が絡んでいた。
フランスでは少数館での公開ながら初登場で興行収入ベスト・テン入りを果たし、アルノー・デプレシャンの名をメジャーなものにした恋愛映画の傑作。優柔不断な青年の恋の行方をユーモラスに描きながら、さまざまなテーマをくみとっていき、よどみなく約3時間を描ききる。1996年度セザール賞有望若手男優賞を受賞したマチュー・アマルリックをはじめ、マリアンヌ・ドニクール、エマニュエル・ドゥヴォス、エマニュエル・サランジェら、デプレシャン映画に欠かせない若手俳優たちの軽やかな演技も見どころのひとつ。
『そして僕は恋をする』から4年、アルノー・デプレシャン監督が、内気な女性エスターが演劇を通して自らの人生に目覚める姿を瑞々しく描く。主演はサマー・フェニックス。アーサー・シモンズの短編小説「エスター・カーン」を原作にした人生ドラマ。
『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャンが、35歳の美しい女性ノラと亡夫、元恋人、婚約者との恋模様を繊細なタッチで描いた大人のラブ・ストーリー。名曲「ムーン・リバー」の甘いメロディーにのせて、家族や男女の絆のあり方をやさしく問いかける。