ワット プラケオ

Wat Phrakeaw

 タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院で、王室専用であるためタイで唯一僧侶のいない寺院です。大きな2体の鬼に守られた門をくぐると黄金に輝く塔が目に入ります。ラーマ4世がアユタヤーにあるワット・プラシーサンペットの仏塔をまねして建てたものだそうです。門左手の回廊にあざやか絵が描かれていますが、これは東南アジア一帯で知られている「ラーマーヤナー」と言う物語を絵にしたものです。ラーマ王子の妃シーターを誘拐したトッサカーンという鬼とラーマ王子が戦うストーリーとのこと。('07.11)

入り口

入り口裏には2体の鬼が守る

鬼の後ろ姿



特徴的な塔と屋根がならぶ


回廊の絵画はラーマ王子の物語


守り神の足元


ユニークな神が塔をささえる


クメール文化の影響を受けている


アンコールワットの模型



黄金の塔は、ワット・プラ・スィー
サンペットの仏塔をまたらしい


王室のお骨が納められている



プラモンドップ
中には法典が収められてい


金ぴかの像も多い


竜の頭?


お腹が気になる・・・


 本堂は多くの観光客が集まっているのですぐに分かります。3つの扉がありますが、中央からはエメラルド仏が見えます。左は入り口、右は出口となり、中は一方通行で撮影も禁止となっています。クツを脱ぐのは当然ですが、蓮の花を使って清水を体にかけて身を清めてから入る人も多くいます。本堂の中にはこの国でもっとも重要な仏像である「エメラルド仏」が鎮座しています。1778年トンブリー側に都を県都したタクシン王によってバンコクに持ち込まれ、1784年にこのエメラルド仏を安置するため本堂が建てられたようです。いざ、中に入ってみると高さが66pほどの仏像でとても小さく見えます。年に三回の衣替えは王族のみが許されているそうです。「エメラルド仏」と言われていますが、後で聞いた話では実際は「ひすい」でできているのだとか。

エメラルド仏像のある本堂

本堂入り口


蓮の花を使って身を清める


ちゃんと商売人もいる


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