王宮とワット・プラケオはきらびやかに装飾された寺院が並びバンコク観光のハイライトとな
っています。王宮の前には国王の写真が飾られた立派な塔が交差点に建ち、塔周囲の道路
はとても広くよく整備されています。白壁に囲まれた20万平方mの敷地内に一歩足を踏み入
れると、歴代の王により当時の芸術の粋を尽くして建造された建物や調度品には、金や宝石
が散りばめられ、ここが権力と財力の象徴であったことがわかります。現在は国家的儀式や
祭典の場、迎賓館として利用されているそうです。
ラーマ1世が1782年にラタナコシン王朝を始める際、国王が住む「王宮」と国家の行事をす
る「寺院(ワット)」をお同じ場所に建築したために、王宮、グランドパレス、タイ語でワット・プラ
ケオ、プララーチャワンなどいろいろな呼び名があるようです。現在の王様ラーマ9世はここで
はなく「チットラダー離宮」が住居になっているとのことです。('03.01) ('07.11)
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