敷地中央には王宮見学のメインである「チャックリーマハープラサート宮殿」です。ラーマ5世が外遊から帰国して新しく建てられた宮殿で、チャックリー王朝歴代の王の骨壷が置かれていたり、国王が外国の賓客を迎えるのに使われる部屋や、図書室などがあるそうで、年に何回かは内部が一般に公開されているようです。
その横にやや隠れるように建っているのが「ドゥシットマハープラサート宮殿」で、王宮の中で一番初めに建てられた木造の宮殿です。以前は「アマリンタラーピセックマハープラサート」と呼ばれていたようですが1789年に火災に遭い、建て直されてこの名称になったそうです。上から見ると十文字の形をした宮殿では王族の葬儀即位記念日の式典などが行なわれます。王宮をでるとレストランや博物館もあります。博物館には宮殿の歴史や装飾品などが展示されています。それほどの広さはありませんから足を踏み入れてみてください。
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