バンコクから車で１時間強、バンパコンリバー沿いにあるこの市場は、１００年前からある有名な市場です。タイの市場には１００年を超えるほどの歴史を持つ１００年市場と呼ばれる所が数か所あり、ここはそのひとつで当時の面影をそのまま残しているレトロな感じの市場で、食べ物や日用雑貨など多種多様な物が売られ、週末だったこの日は多くの人で賑わっていました。('16.03)

　市場に足を踏み入れると、まずはＢ級グルメの食べ物屋さんが並び、運河に向かって奥に進むとマイクを手になにやら歌を歌っている名物オジサンが耳と目を引きます。さらに進むと両側にびっしりと店が連なった通路が運河に沿って伸びています。運河のある側にはテーブルを置いている食べ物屋さんがあり、腰を下ろして休めることもできます。　通路の反対側には古い家屋が連なり、その前に商品が並べられています。食品、日用品、おもちゃや雑貨、ハーブ系のサプリやお茶、釣り具など生活に必要な物が何でもありそうで、さらには床屋やクリニック、銀行やカフェなどもあるとか。ちなみに生の魚もまるで日干ししているかのように売られていましたが、ハエだらけで日本人にはちょっと・・・って感じでした。