セナンク修道院

Abbaye de Senanque

  修道院へ向かう途中は山々が続き、このバスはどこへ行ってしまうのだろうかと思ってしまいます。人里離れた山奥へひたすら登って行くと道もだんだんと狭くなります。あれ、道を間違えた?なんて思ったら、突然急激な下り坂が現れました。その谷の底にひっそりと立っているのがセナンク修道院です。途中の下り坂は車一台しか通れない狭さですが、バスの運転手は慣れたもので、所々の待避場所をうまく利用しタイミング良く対向車をかわして行きます。レンタカーだと大変かもしれませんね。
 12世紀に建てられたというセナンク修道院は外見は地味(装飾は少ない)ですが、謎の建築技法が駆使されたと言われ、そのシルエットには評価が高いようです。周囲はラベンダー畑に囲まれており、7月頃には幻想的な雰囲気があり絵はがきとしても有名です。この時はラベンダーはもう終わっていたので残念でした。('00.09)

外観はいたってシンプル


ラベンダーの時期が最高らしい
(ここで購入した絵はがきより)


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