１９９４年夏シーソラプチ川
毎週楽しみにしているテレビがある。月曜夜１０時３０分テレビ北海道「ザ・フィッシング」・・・つりをしない人はまず見ない、リモコンですぐにとばされる番組である。この番組で北海道の川が紹介された。釣り人は、お馴染みの西山フィッシングキャスターとオフロードバイクで南極大陸を走破した風間しんじさん。風間さんとは、去年の秋お会いする機会があった。といえばかっこいいが、千歳空港ターミナルビル後にできたアウトドアショップ「ワイルド・バランス」のオープニング・イベントのゲストでいらしたのを見に行ったのだ。テレビで見るより背の高い手足の長い印象を受けた。そのイベントでは、北海道で出演しているＦＭの番組の紹介と南極へいったことやバイクで登山に挑戦したことなどをスライドを交えてお話していた。中でも驚いたのは、南極で走れるバイクが１億円（数字には、自信がないがたしか１億だったような気がする。）したそうな。冒険にはお金がかかるんだなあとつくづく思った。
テレビの話に戻るが、その番組ではどこで取材したかは、詳しく紹介していなかった。ただ、金山湖へ流れ込む川であることだけわかった。当然のごとく、我々は金山湖へやってきた。目星をつけたのは、幾虎川とシーソラプチ川。車でテレビで見た光景を思い浮かべながらいいポイントを探していた。
・・・だが,なにやら後部座席が騒がしい。
J氏「いまみた？」
ハニー「見た。」
J氏「いぬかな。」
ハニー「犬とはちょっと違うな。」
しばらく黙り込む２人・・・。
２人顔をみあわせいった。「＊＊＊だ！」
車を反転させ戻った。そこにはかわいい＊＊＊が私たちを物珍しそうに見ていた。近くには、民家が建っていた。
北海道は、天然のサファリパークだ。この自然をいつまでも。
さて、私たちが見たものはいったいなんでしょう。
１，ウサギ
２，シカ
３，タヌキ
４，クマ
５，風間さん
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