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Webアクセシビリティ: ブロックレベル要素 - その他

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ブロックレベル要素 - その他 本論

一般的ブロックレベル要素-メタデータ

ADDRESS 連絡(接触)情報

そのページ情報に関する担当者名、電子メールアドレス、Webページへのリンク、住所、電話番号などをまとめて記す為の要素。
記述する位置は特に決まりなありませんし、記述内容も任意です。

Webページに限らず公的性の高い文書などには文責者名を明記して貰いたいと思うのは私だけでしょうか?

DEL 削除されたテキスト
INS 挿入テキスト

その文書より削除、あるいはその文書に追加された箇所を指定する要素。
ブロックレベル要素でも、インライン要素でも使用可能です。

ほとんどのブラウザではdelならば削除線、insならば下線が付加されますが、他の箇所と明確に判るようにスタイルシートでスタイルや色で区別つくように配慮すべきです。

しかし、この要素自体を認識しないくスタイルシートも利用出来ないブラウザもあるため、HTMLによる履歴管理は難しいとも思われます。

ここは素直にブロックレベル要素としてdel/insを利用して、削除/追記と明記した上で履歴を見せた方がよいでしょうね。

属性には
cite="URI"で削除/追記された理由を記した文書を指定する
datetime="更新日時"にて日付を明記する
title属性にて簡単な理由説明を記述する
などがあります。

HTMLでの日時記述法は YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD
YYYY 年(4桁) MM 月(2桁/01-12) DD 日(2桁/01-31)
hh 時(2桁/00-12) mm 分(2桁/00-59) ss 秒(2桁/00-59)
TZD タイムゾーン UTC(協定標準時)より+/-hh:mm

日本時間の「2002年7月1日 23:30:30」はdatetime="2002-07-01T23:30:30+09:00"と表記します。

なお、Netscape 6 Mozillaでは特定要素を右クリックし、プロパティを表示するとその属性内容が表示されるようです。

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一般的ブロックレベル要素-代替

NOSCRIPT 代替えスクリプト内容

スクリプトが利用出来ない環境用の代替表示要素。

子要素にはブロックレベル要素、インライン要素を配置出来、スクリプトによって失われた文書情報をおぎなう役割を果たします。

つまりはスクリプトの内容と同等の内容を書き記すための要素となりますが、リンク先にスクリプトが使われている事を利用出来ない環境で閲覧しているユーザーに前もって知らせる役割も果たせます。

なお、<a href="JavaScript:history.back();">***</a>などはスクリプトが利用出来ない環境である場合、リンク先が空のまま有効となり、表示される故、使用しない方がよいとされています。

どうしても使用したい場合はスクリプトの内部として記述した方がよいでょうね。

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一般的ブロックレベル要素-表現

HR 横罫線

区切りを示す横罫線を表示する要素。

スタイルシートのボーダープロパティを利用すると使用しなくても罫線表示は可能です。ブロックレベル要素の区切りとして、必要ならば使うのが望ましいでしょうね。

PRE 整形文

整形されたテキストをそのまま表示する要素。

1行の長さがウィンドウ幅より長くなってもそのまま表示されたり、仕様上は要素の内部はブロックレベルとして表示される事になっていますが、そのように表示されないブラウザがあるなど、何かと問題の多い要素。

1行幅が短い内容などで改行
を加える手間を省くなどの時、使用するのがよいかも知れません。

テキスト整形で注意が必要なのは「経済」を「経 済」などとすると音声合成では「けい、すみ」と読み上げられてしまいます。

経済

このようにスタイルシートtext-align :justify; letter-spacing :2em;などを使用した方がよいでしょう。

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2002-07-02 著作
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