『やまダラ』


先週の『やまダラ』を読む

大阪2DAYS [02.1.9]

相方・あくびは大阪出身。
もちろん関西弁もネイティブであります。当然っちゃー当然。しごく当たり前のコトですね。

新年もあけまして、日曜日に放送された『サザエさん』の1時間スペシャルは、なんと大阪編。
マスオさんの実家って大阪だったんですね〜。初めて知りましたよ。
そのワリにはすっかり関西弁抜けきってますね〜。適応力がものすごいですね〜(笑)。

そして翌日放送された『名探偵コナン』の1時間スペシャル。
なんとこちらも大阪編でした。普段は特に気にしていない番組なのに、ついつい最後まで見てしまいましたわ。

で、ここで気になるのは大阪出身のあくびの反応。
手の届かないところが痒くてたまらないような、そんな表情・・・

「イントネーションがまったくちゃうやん。こんなこと言わへん。」<ネイティブにはかなわないでしょうね・・・。
「金にガメツイのが大阪人のイメージかいな・・・」<前首相もこんなコト言ってましたな、そういや。
「大阪の食べ物って言ったらてっちりなんか?そうなんか?」<マスオさんの甥っ子もコナンも食べてましたな。

う〜ん・・・
こういうのって、しょうがないんでしょうな。
その地域以外の人にもわかりやすくするためのデフォルメ作業ってモンは絶対に必要でしょうし。
梅田HEPの巨大クジラを出すよりも、道頓堀のグリコの看板を出す方が大阪〜ってカンジがしますよ。
ショー・コスギの忍者映画も、金閣寺の映像に『TOKYO』っていうテロップ入ってましたし・・・
そう、外国の映画に登場する日本みたいなモンですな。

ワシだって、東京の人が製作した北海道を舞台にしたドラマを見たら強烈に違和感を感じますよ。
やっぱり、言葉の使い方やイントネーションが激しく違います。
いくら北海道だからって、やたらめったに「〜っしょ」なんて語尾につけたりしねーよ!とか。

あー、なんだか今、他の地域の人の思う北海道のイメージってどんなモンなのかが気になってきましたわ。
ど、どうなんですか実際?
やっぱり、あたり一面が雪だらけで、丸太小屋や石造りの小屋に住んでいて、電力は風力もしくは水力発電で、兄妹で散歩に出かけた先で「ルールルルルルルルルル」とかってキタキツネと戯れたりする、そんなイメージなんですか??
・・・って、実際そう思ってる人も多いからシャレになんないんですよねー、これが(苦笑)。
もしよろしければ掲示板で教えてくださいませ。


ジャイアンツ新聞 [02.1.7]

5日から会社も始まりました。いや〜、久しぶりの仕事って結構ダルいですな〜。
そしてその晩は、プレステ2が目玉賞品というコトで、全社員ギラギラとした目つきのビンゴ大会などで盛り上がった新年会。終了後は2次会に出席せずにそそくさと帰宅いたしました。

「ただいま〜」
「おかえり〜。どうやった?どうやった?」
「プレステ2がなぜかパスタセットに・・・」
「むぅ・・・まぁ、食べられるものだからええやん」

お土産を置いて部屋着に着替え、腰を下ろして一段落。
そんなワシの目に飛び込んできたのは、ゴミ袋、洗剤、ビール券の3点セット。
こ、これってまさか・・・

「どうしたのこれ?」
「さっき、読○新聞の勧誘が来て、置いてってん」
「だーーーーー!!」

ついに来ました、新聞の勧誘。それも悪名高い読○新聞!
ネットで「読○新聞(もちろん○には“売”を入れてね・笑)」と「勧誘」を複合検索すれば山のようにヒットするほど悪評プンプンな読○新聞ですよ、奥さん!

「契約しちゃったの?」
「いや、『今日はご挨拶にまいりました』って言ってただけやで」
「それって、おもいっきり勧誘のパターンだよ・・・それに洗剤とか受け取っちゃだめだよ・・・」
「だって、『これ置いていかないと帰れないんですよ』って困ってたんだもん・・・」
「それもおもいきいり勧誘のパターンだよ・・・景品受け取ったことにつけこんで契約させるっていうのもよくある話しなんだよ・・・」
「でも、契約はしてないで。今日はお名前だけ置いて行きますって、こんな紙渡してくれたで。」

見ると、その紙には『お客様控え』と書かれていて、『14年11月から15年1月まで』『3ヶ月契約』の表記も・・・。

新聞の勧誘は、新聞の代理店が行っているわけではなく、まったく別に勧誘を専門に行う人達がいて、その人が取ってきた契約を代理店が買い取るシステムとなっています。
おおよそ信じられないコトではあるのですが、住所をあわせて適当に書きこんだ契約書をお店に提出して、報酬金を受け取る人も中にはいたりするわけです。表札を見れば名前がわかるので、話し巧みに電話番号さえ聞き出していればでっちあげるのも充分に可能なワケです。怖いですね〜。

そして、14年11月からの3ヶ月という部分もポイントです。
単に名前を書いた紙だと思っていると、忘れたころに新聞が配達されてきて、契約書に書かれている契約日から8日以上経ってしまっているため、クーリングオフも適用されません。
その上、3ヶ月というのが「まぁ、しょうがないか・・・」と、そのまま泣き寝入りでお金を払わせる気にさせられそうになる微妙な契約期間。すべてが敵の思うままなのです。怖いですね〜。

以上のことをすべて説明するワシ、コトの重大さに気付いて床に崩れ落ちるあくび。っつーかスネるあくび。
とりあえず消費者相談センターの電話番号を調べ、最悪の事態にそなえつつ対策を協議。

そして日曜日。
まず最初にこの地域の新聞代理店に受け取っていた洗剤などを持っていき、責任者に事情を話すことにしました。
すると、「あ、ウチではそういうあやしい契約(今回のように半年以上先の契約など)は買い取らないことにしてるから大丈夫ですよ」との答え。
「それに、こちらから電話させていただいて、きちんと契約の意思を確認してからでないと配達しないことにしていますから、安心してください」
というわけで、なんともあっさりと解決となりました。

ん〜、代理店は良心的な対応をしてくれましたが、こうなるとますます腹立たしいのは新聞勧誘団の連中ですな。
そもそもビール券で契約取ろうっていうのが甘いですわ。
うちの奥さんの実家は酒屋だっちゅーねん。その気になればいくらでもタダでビール手に入るっちゅーねん(笑)。
それ以前に、ワシは酒飲めないっちゅーねん!<こういう人が酒屋の娘を嫁にしたりするのよね・・・。
ビール券をいくら束にして持って来たって、のれんに腕押し糠に釘。
そんなコトではうちじゃ絶対に契約などいたしませぬ。

どうせならおもちゃ券持って来い!<そんなんでいいのかアンタは。


よいお年を〜&新年のご挨拶。そしてよくやった安田忠夫 [01.12.31→02.1.1]

年末ですよ年の瀬ですよ大晦日ですよ大掃除しなきゃでありますよ。

というワケで、相方・あくびがおせち料理を作っている間、手の空いているワシは風呂の掃除をはじめました。
実家の風呂は昔ながらのタイル張りだったのに対し、こちらの風呂はユニット式。
タイルの目地のカビを取るのが風呂掃除でもっとも困難な作業だったりするワケですが、ユニット式ならそんな心配はナッシング。
スプレー洗剤をシュッシュッと壁にかけ、数分置いてからスポンジでシャカシャカとこするだけと、実に簡単ラクチンなお掃除と相成りました。

しかし、簡単なものほど大きなワナが潜んでいたりするのもこの世の常であります。
順調に作業をすすめていたYAMADAしゅに〜にも、その魔の手が迫りました。

壁をひととおり洗い終わったので、さぁ、お次は天井を洗いましょうか・・・と思い、スポンジ片手に少々背伸びをしたときでした。

バキバキバキ。

ん?なんですかこの音??と思って下を見ると・・・

だー!!排水口のカバーが割れてるー!!!

正しくは、「排水口のカバーにワシが体重をかけて乗ってしまったせいで割れてしまった」なんですが、この際それはおいといて。
プラスチック製の排水口カバーは、見るも無残に砕け散ってしまいました。
数秒間の沈黙の後、困った時にはドラえもんとばかりにこの状況をあくびに報告。
「カバー・・・割っちゃった・・・。管理会社に連絡しなきゃ・・・」

しかし、あくびの答えは意外にも前向きでありました。

「そんなん、くっつければええやん」

「でも、こんなに割れちゃってるよ」
「発掘現場でバイトしてた時だってこれぐらい(砕けた土器とか)ならくっつけてたで」

そうです。あくびは大学時代、発掘現場でアルバイトをしていたことがあったのです。
ここに、夫婦の共同作業がはじまりました。

まずは割れたパーツをキレイに洗い、完全に乾かします。
そして、発掘現場で馴らしたあくびの腕で、割れたパーツの選別。
仮組みが終わったら、15年ほど前、東急百貨店プラモデルコンテストで1位をとったことのあるワシの出番です。
プラモデル用接着剤を大量に塗りまくり、ひとつひとつ丁寧かつ強引に接着。
乾いたあと、溶けてはみ出した接着剤ごとカッターで削り落として、サンドペーパーで平らに仕上げ作業。

するとどうでしょう。見事に排水口カバー、復活であります!
サンドペーパーをかけた分、ところどころが妙にキレイになっちゃってますが、これもこの先使いつづけて、微妙に水垢で汚れて行けば違和感もなくなるハズ。自画自賛ながらも、ほぼ完璧に仕上りました。

お互いの特技を生かして、チカラをあわせて困難を乗り越えて行く。
これぞ夫婦のあるべき姿と再確認することができた2001年の大晦日でありました。
こんな重要なことを思い出させてくれた排水口カバー、ありがとう!!

っつーか、ワシがヘマやって割っちゃったのが騒動の原因ですな・・・うはははは<笑ってごまかす。
 

なにはともあれ、2002年の到来であります。
「やまたま。」をご贔屓にしていただいているみなさんにとって、よい一年になることを心からお祈りしております。
そして、このサイトともどもYAMADAしゅに〜&あくびをどうぞよろしくお願いいたします〜!

では、お正月休みを満喫してくださいませ!


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