『やまダラ』


先週の『やまダラ』を読む

おいでませモルディブ [01.6.20]

モルディブ2日目は、相方・あくび氏の誕生日でありました。
到着時に自分の誕生日をアピールしていたので、何かしてくれるかも・・・なんて淡い期待を抱いておりました。

んが、夜になっても何にも無し。
この鬱憤はバイキングで晴らしてやろうぞとばかりに、夕食は大・山盛り大会。
5、6種類置いてあったデザートのケーキもすべてお皿にならべて食べまくり。
これが食わずにいられるってんですかい!とばかりにヤケ食い状態のあくび氏。
おつきあいして一緒に食べまくるワシ。
おおきくふくれあがったおなかをかかえて、自分のコテージへと戻りました。

「あ〜あ、せっかくアピールしてたのに何にもないなんてガッカリやなぁ〜」
「まぁ、しゃあないやん。さっきあれだけケーキ食べまくったし、もうええやん。」
「そやなぁ・・・ここでケーキ出されても、もう食べられないわ」

バルコニーに出て、夜空を眺めながらぺちょーんとした会話をしていた2人。
すると、どこからともなく
「エクスキューズミーッ!ハローッ!」
という声。
何だ何だと思い、コテージに続く桟橋の方を見てみると、さっきのレストランで自分たちのテーブルについてくれたウェイターさんがにこやかに手を振っていました。
あれ、どうしたんだろう?何か忘れ物でもしたかな・・・と思い、部屋のカギをあけると、手には大きなケーキを持っていました。しかも、相方の名前入りです。

そうなんです!ウェイターさんがあくび氏のバースデーケーキを持ってきてくれたんです!

「ハッピーバースディ!」
と、テーブルの上にケーキを置いてローソクに火をつけてくれるウェイターさん。
「ヘイ、シングシング!」とワシの肩を叩いてきたので、ウェイターさんと2人で
「ハッピバースデーツーユー♪」と歌い、そしてあくび氏がローソクの火を消して3人で拍手。
グッバ〜イ!とまたもにこやかにウェイターさんは去って行きました。

「うわ〜、これ、すごいなぁ」
「いやん、感激やわぁ。アピールした甲斐があったわぁ〜」
「すごいけど・・・もう食べられないよう・・・さっきあれだけ食べたしさぁ」
「確かに。でも、甘いものは別腹だっていうし、食べないと失礼だし・・・」

満腹状態だというのに、さらにケーキを食べるハメになってしまった日本人がモルディブに2人。
それとも、日本人のチャレンジャーが2人と言った方がいいでしょうか。
とにもかくにもここまでやってくれて食べなければ本当に失礼です。
とりあえず小さく切り分け、食べ始めたのですがこれがまた甘い甘い。
歯が溶けそうなぐらいに甘いんですよ。日本人の味覚にはちと合わないぐらいに甘いんですわ・・・

「うっ・・・ねぇ、これ、明日の朝に魚のエサにせぇへん?」
「海に油が浮くよぅ」
「だって、こんなん食べられへんわ」
「・・・別腹って言ったのは誰だよオイ」
「あはーん、本当にブラピそっくりやわぁ」
「急におだててもダメ」

いや、何とか食べましたよ。6分の4はワシが。水飲みまくりで。
せめて先に言ってくれたら夕食のバイキングでバカ食いしなかったのにぃ。

とは言え、こんな素敵なおもてなしをしてくれるバロスホリデーリゾートには素直に感動。
こんな夢のような場所にいるのもあと2日だけだと思うと、妙に寂しくなってきたりもしました。


それでもってモルディブ [01.6.19]

連続の朝更新。
早起きって本当にいいですねぇ。
なんてったって回線が軽いし♪

***

モルディブ生活2日目。
水上コテージなので、波の音がBGMとなっていい雰囲気。
食事の時間になったので、指定のレストランへ。
ビッフェ形式なので、好きなフライドポテトを多めに盛って満足の朝食。
帰り道、すれ違う人達とはどちらからともなく「グッモーニン!」と笑顔で挨拶。
あぁ・・・これがリゾートなんだ・・・

やることがない、なんてウダウダした気持ちになったのは1日目だけ。
2日目からはすっかりリゾートのペースに慣れ、ゆったりのんびり夢のような生活。
 

なんてったって、何をしてもいいし、何もしなくていいんですから。
 

朝食を食べ終わってコテージに戻ってくるとどうやら部屋が掃除中。
それならばと思い、ゆっくりゆっくりと島内をお散歩。
途中、ビーチで見なれない鳥を発見したり、道端では小さなトカゲがチョロチョロしていたり。
なんてったって南国、草花がキレイだし、背が高い。
木漏れ日の中を歩くもよし、陽射しを浴びながら真っ白な砂浜を歩くもよし。
海はどこまでも青くて綺麗。水平線の向こうには隣の島が小さく見える・・・。

充実の朝の散歩をおえてコテージに戻ってきてもまだ10時。
ひと泳ぎしてきますか、とバルコニーの階段から海へ出て、存分に泳いで戻ってきてもまだ11時。
いつもいつも時間に追われて仕事をしているからすっかり忘れていた。
 

1日って、24時間って、こんなに長かったのか・・・。
 

売店で絵ハガキと切手を買ってきて、窓から青い海を眺めつつ波の音を聞きながら、優雅にエアメールを書く。
もうすぐ昼食の時間。
昼からは何をしようかな・・・。

***

だなんて気取った文章もスラスラ書けちゃいますな。
んもぉ〜、すごいのよ。何がって?すべてが!
海とジャングルしかないのに、他には何にもないのに、それがすごいのよ!
むきーーーーっ!ってなっちゃうぐらいにすごいのよ!<よくわからん表現だな。
いや〜、モルディブって本当にいいですねぇ〜。まだまだ引っ張りますよ!


ようやくモルディブ [01.6.18]

昨日は早寝〜♪
今日は早起きしてTVでサッカー観戦〜♪(ちょこっとだけ)

・・・負けちゃったよ。ちぇっ。

***

モルディブ生活1日目。
水上コテージなので、波の音がBGMとなっていい雰囲気。
食事の時間になったので、指定のレストランへ。
ビッフェ形式なので、好きなフライドポテトを多めに盛って満足の朝食。
帰り道、すれ違う人達とはどちらからともなく「グッモーニン!」と笑顔で挨拶。
あぁ・・・これがリゾートなんだ・・・

と気取った文章でも書きたくなるぐらいの気持ちでいたのは最初の数時間。
なんつーか、やる事が無いんですわ。
だって、海とジャングルしかないんですもん。
バロスは本当に小さな島なので、散歩に出ても10分ほどで一周してもどってきちゃうんですもん。
なんとなーくけだるさを感じつつ、変化を持たせようとして泳いで見たり、小さな売店へ絵ハガキを買いにいったりしたものの、まだこの雰囲気になじめず。
うーん、ワシ、こういったのんびりした生活、合わないんだろうか・・・。

夕食も終えてベッドに倒れこむワシ。
明日からの生活が少し不安にりながら終わった1日目でした。

***

2日目以降はすっかり満喫ムードに突入しましたのでご安心を。
それはまた今度の更新で。ぶひ。


まだシンガポール [01.6.17]

モルディブ編とかいいつつ、いまだシンガポールから出ていない文章になってますねぇ。
それだけ楽しかったってことなんです、はい。

***

シンガポールの街角の大きなオーロラビジョンで上映されているのは、浜崎あゆみのプロモ。
街ですれちがう人は、ケータイでメールをポチポチと打ちながら歩いていたり・・・
アジアの若者文化って、どこでも同じようなカンジなんでしょうかねぇ。

もっとも面白かったのは、ケータイ電話と同じぐらいにメール用の端末が人気だった(らしい)ってこと。
街角には日本と同じようにケータイのショップがあちこちに立っていたんですが、メール用の端末の新製品を目をかがやかせて興味深げに覗きこむ女のコの姿を多くみかけました。
しかも、日本じゃ「おじさんくさ〜い」って片付けられそうな、いかにも端末ぅ〜な形のものです。
あちらでは、話しをするアイテムというより、メールを打つアイテムという方に興味が移っているんでしょうかねぇ。
(そういや日本でも今やケータイはメール端末に化してたりしますな)

そんなシンガポールを後にして、いよいよ到着しましたモルディブ共和国。
首都・マーレの空港からは各リゾートからお出迎えのボートがすでに港に到着していました。
現地係員に案内されてボートに乗りこみ、いざ向かうはバロスホリデーリゾート!
ゆっくりとボートが動き出して、ワクワクのメーターが徐々にあがっていきます。
 
 
 
 

・・・なんて思ってたのもつかの間。
お迎えのボートはスピードボートと呼ばれる代物。
その名に恥じないよう、めっちゃくちゃに飛ばす飛ばす!ちょっと兄さん!怖いっスよ!

いや、それぐらい飛ばさないと短時間でバロスに到着しないっていうのもわかります。
でも、でも・・・

このボート、屋根ないっスよ!座席むき出しっスよ!背もたれすらないっスよ!
なんなんですかこれは!USJのアトラクションなんてどれもこれもカワイく思えるぐらいにスリル満点っスよ!
しかも今は真夜中っスよ!間違って海に落ちちゃったら無事に発見してもらえるかどうかわかんないっスよ!
そりゃもぉふりおとされないように必死で船にしがみついてましたよ・・・。

そんなこんなで約30分。
ボートもスピードを緩め、その先には明かりが見えてきました。
ようやくバロスホリデーリゾートに到着であります。

港では総支配人と思われる方が直々にお出迎え。
さらにウエルカムルームではトロピカルジュースで歓迎してくれました。
うーん、南の国のリゾートに来たってカンジっス。
ゲストカードに名前を書き込むとき、「6・4、マイバースディ!」と何かをアピールする相方・あくび氏。
うーん、大阪商人根性ってカンジっス。

その後、我々がこの先4日間過ごす水上コテージに案内され、ようやく一段落。
バルコニーに出てライトに照らされた海面をみていると、4匹の小さなエイがゆっくりと泳いで来るのを目撃。
お出迎えしてくれたようで、なんだかうれしい気分になりつつ、明日からの生活がより楽しみになりましたとさ。


トップへ戻る