『やまダラ』


先週の『やまダラ』を読む

インブリード [01.3.27]

うちの母ちゃんは氷川きよしの大ファン。
新曲やアルバムの発売日にはCDを買ってきて、大音量で聴きまくってます。
(シングル曲は2曲しかないものの、そこは演歌歌手。名曲をカバーしたアルバムが何枚か出ています)

そして本日、家にかえるとテレビに映っているのはこれまた氷川きよし。
「あ、おかえり。今日買ってきたんだよ、これ」
と、差し出してくれたのは、『大井追っかけ音次郎/氷川きよし』のビデオ。

び、ビデオぉぉ!?

パッケージには
氷川きよしの新曲「大井追っかけ音次郎」のP・V(プロモーションビデオ)を完全収録!
カラオケバージョンやファン必見のプライベート映像も盛り沢山!!
だなんて書かれています。
プロモに加え、プライベート映像とは・・・さすがはビジュアル系演歌歌手と言われているだけありますな。

「ほら、今、最初から見せてやるから」
と言って、うれしそうにビデオを巻きもどす母ちゃん。誰も見たいとは言ってないのに。
てなワケで、半ば強引にビデオ上映会が開始されました。

プライベート映像部分の、メイクしてもらってる最中のカメラ目線や、食事中の映像なんかにキャーキャー言いながら独自の解説を加える母ちゃん。いや、もういいからご飯食べさせてよ・・・。

でも見てると、なんつーかオーラが出てるのが感じられるんですわ。
たたずまいがすでに大物ですよ。そりゃ人気でるわな、っていうのを見せつけられるっていうか。
あはぁん、ワシもファンになっちゃいそう♪<おい。

そしてビデオ終了。
母ちゃん、間髪入れずに「こっちもあるよ」と、『箱根八里の半次郎』のビデオも取り出しました。
うあー、もうそれ再生しながらでもいいから、ご飯食べさせてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

***

そしてその後にものまね番組に氷川きよし本人が登場したのを見て、またも狂喜乱舞する母ちゃん。
ワシがまりっぺに対して「ンキャー!」ってなったりする部分、まちがいなく母ちゃんから受け継いでるなっていうのを強く感じた夕食時でありましたとさ。


星に願いを [01.3.26]

自転車が欲しいです。
できれば折りたたみ式自転車が欲しいです。
めっちゃ欲しいです。
誰か、ワシの持ってるブタのブータンのキーホルダーと交換しない?<おい。

だって春ですよ。
春といえばさわやかに軽やかに自転車で走り回りたいじゃありませんか!
クルマ社会と言われて久しい北海道。たしかにクルマがなければかなり不便な生活を強いられることも事実。
ワシも就職してから約10年、クルマのハンドルを握らない日の方が珍しいほど毎日のように運転していました。

その反動からか、今、ワシの脳内では自転車がものすごい勢いでランキング上昇中なのです。

しかも、折りたたみ式自転車です。
せっかくの北海道ですよ。自然がいっぱいの場所までクルマででかけ、目的地に到着した後におもむろに折りたたみ式自転車を組み立て、そこから風を切りながら自転車で散策する・・・

すると、目の前にはチェーンがはずれてこまっているまりっぺ級のカワイコちゃん。
「ちょっと見せてみてよ」だなんて言うが否やサササッと直してあげて一軒落着。
「よし、直ったっスよ!」
「うわぁ、ありがとう。あっ、でも・・・手、汚しちゃいましたね」
「ん?いや平気平気」
「あの・・・家、ここから近いんです。もしよければ、手を洗っていきませんか?」
「えっ?」
「お茶も出しますよ〜。てへへ。」

う、う、うひゃー!!!!
コイツはたまりませんわ奥さん!
「てへへ」ですってばよ!「てへへ」!!まりっぺ級のカワイコちゃんが「てへへ」ですってばよ!
ぜぜぜぜぜぜぜぜ絶対の絶対に折りたたみ式自転車を買うぞー!!おー!!!<動機が不純すぎます。

***

久々に明るいうちに帰ることができた本日。
このチャンスを逃してたまるかとばかりに、会社帰りに自転車屋へ寄ってパンフをもらってきました。
いやー、見てると夢が広がりますわぁ。
あぁ〜、折りたたみ自転車〜。
あぁ〜、まりっぺ〜<結局ソレかい!


ホンワカパッパってなんでしょね [01.3.25]

「マズイ・・・・マズイぞこれは・・・。」

市内の電気屋にあるDVDソフトのコーナーで、ヤマダはそうつぶやいた。
映画よりも音楽ソフトを中心に買っているヤマダではあるが、今、手にしているのはまぎれもなく映画ソフト。

公開されたのは、今から22年ほど前。
かのスピルバーグが来日した時に、お忍びでこの映画を見ていったという逸話もあり、その後製作された「E.T.」のラストシーンはこの映画を参考にしたのでは?とまで言われているほど(あくまで推測)。

なぜかアニメのソフトは他のソフトにくらべ、値段が激烈に高い。
1本1万円近いモノもザラである。
そんな中、このソフトは3800円と低価格。
ハリウッドプライスと銘打たれている2000円台のモノにはかなわないが、アニメのソフトの中ではかなりの良心的な価格である。

さらに、この映画は毎年コンスタントに新作が公開されていて、現在も最新作が公開されている最中である。
1本買うと、次から次へと登場してくるDVDソフトをすべて買わなければならないという間違った義務感に襲われてしまい、結果毎月の生活費を圧迫してしまうという恐れも十分に考えられる。

あぁ、どうしたらよいものか。
手にとったソフトをしげしげと眺めては棚にもどし、もどしたソフトを再び手にとってはしげしげと眺める。
何度コレをくりかえしただろうか。
その場にいたほかのお客さんはそんな行動をとるヤマダのことをどう思っていたのだろうか。

30歳近い大の男を悩ませる、その映画ソフトの名は・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『のび太の恐竜』

ああん、だってぇ、とっても面白かったんだもーん。
ドラえもんの映画って、なぜかストーリーが戦争モノになっちゃうという傾向にあるんだけど、この第1作はそんなコトはぜんぜんないんだもーん。夢のある、そしてドキドキワクワクのストーリーだったんだもーん。

あー、ダメだダメだ。やっぱり買おう。
一緒に売ってた『のび太の宇宙開拓史』も欲しいけど、X−MENがもうすぐ出るからとりあえずガマンだな。
きっとこれから続々とDVD化されていくんでしょうなぁ、映画版ドラえもん。
同時上映だから本流からはずれちゃうけど、『のび太の結婚前夜』もちゃんとDVDにしてほしいのう。

それにしても、アニメのソフトってなんであんなに凶悪な値段設定なんでしょうねぇ。
マニアはそれでも買うじゃろ、ってナメられてるんでしょうかね?


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