『やまダラ』


先週の『やまダラ』を読む

ことの顛末 [00.7.18]

「Kさん、飲茶楼のマスコット・・・」
「あぁ、ヤマダくん!あのね、うちのお姉ちゃんが辻さんみつけてきてくれたの!」
「えっ」
「息子も喜んで喜んで。ありがとうね、ヤマダくん」
「あ・・・はぁ・・・」

なんだよー。うきー!
・・・辻さん、会社の別の人にあげちゃいましたとさ。

***

真夏の大掃除決行中。
またしても、断腸の思いでモノを捨てよう大会です。

今回大掃除に踏み切ったのにはワケがあります。
今現在、地元のゴミ収集方法は、ビン・カン・ペットボトル等の資源ゴミと、その他の一般ゴミに分別するだけになっております。黒いゴミ袋で出してもまったくもって問題ありません。

それが、今年の12月から、燃えるゴミ・燃えないゴミという分別もしなければならなくなりました。
今までそうじゃなかったのが不思議なぐらいでしたが、とにもかくにもいよいよ始まってしまうわけであります。

そうなると、年末の大掃除であれも捨てよう、これも捨てよう・・・という状況になった場合、さらに分別してゴミ袋に詰めなければならなくなり、ヒジョーーーに面倒になってしまいます。捨てる場合も透明もしくは半透明のゴミ袋に入れることになるので、買い置きしてある黒いゴミ袋も使えなくなってしまいます。
すなわち、あとあと面倒になるなら、今のうちにガンガン捨てちゃえ!となったワケでなのです。

あいかわらず出るわ出るわのゴミの山。
いるんだかいらないんだかわかんないモノって、とりあえず取っておこうと思っちゃうタチなので、こういった時に大量にゴミとして登場してしまうのです。貧乏性なんでしょうか、ワシ。
とりあえず、今週いっぱいは大掃除週間であります。

それにしても、半透明のゴミ袋。
これって、他の家の人に、あそこの家はこんなモノをゴミとして出してる・・・っていうことがわかっちゃうんじゃないんでしょうか?あそこの家ではいつもボンカレーばっかり食べてるとか、あそこの家は妙にティッシュの消費量が多いとか、生活情報丸見えな状況になっちゃうんじゃないでしょうか?

「ふふふ、ヤマダさんったら最近チョロQにまで手をだしてるのね。台紙がこんなに捨ててあるわ。」
「ふふふ、ヤマダさんったらやっぱりUFOキャッチャーの景品取るのが唯一の楽しみなのね。箱がたくさん。」
「ふふふ、ヤマダさんったら変身ヒーロースナックばっかり食べてるのね。カード集めてるのかしら。」
ゴミ袋が半透明なばっかりに、ワシの生活がもぉ丸見え。
ああん、そんなの、イヤーン。

っつーか、そんな生活を少しはあらためなさい、ワシ。


ムチャムチャ行けちゃうなぜだろう [00.7.17]

「やっぱり無い・・・。」
うなだれてコンビニを出るヤマダ。
会社からの帰り道、すでに4店ほどまわっていて、同じことの繰り返し。
まさに、負け犬街道まっしぐら。気をとりなおして次のコンビニへと向かう・・・。

***

場面は約1時間前にさかのぼります。
会社のパートさんであり、部長夫人でもあるKさんがワシの側にやってまいりました。

「ねぇ、ヤマダくん。ちょっとききたいことがあるんだけど・・・」
「はいはい、なんでしょう?」
「あのね・・・飲茶楼のモーニング娘。のマスコット、辻さんのあまってないかしら?」
「・・・は、はぁ??」
「うちの息子がねぇ、あと辻さんだけって時にお店にマスコットついたのがなくなっちゃって、ガッカリしてたの。
 それで、ヤマダくんならもってないかなって思って・・・」

ペプシマンのボトルキャップとはちがって、最初から種類を識別して買うことができるため、ダブリは当然ないわけで・・・そういや、ペプシマン、また新しいのが出ちゃいますなぁ。またウキウキなりよ♪<話ずれてるぞオイ。

「あいやー、手持ちはちょっとないんですけど・・・でも、どこかで売ってるのを見たような・・・」
「あら、ヤマダくん、お願いしていいかしら?やっぱり、モーニング娘。といえばヤマダくんね♪」

最後の一言が気になるのう。でも事実だからいいか。

部長夫人のお願いだから断れなかったわけじゃなく、実はその息子さんには借りがあるのです。
スーパーファミコンにドラゴンクエスト3が移植された時、MAPをもらったりといろいろお世話になっていたのです。
あの時の借りを返せるのは、まさに今なのであります。

そうしているうちに、次のコンビニへ到着。
ジュースの冷蔵庫に向かうもやっぱりマスコット付きのはありません。
悔しさのあまり、ウルトラマンヒーローズ(ミニソフビ人形入り)を買うヤマダ。
悔しくなくても買ったかもしれませんが、まぁそれはどうでもいいでしょう<おい。

次のコンビニではなっちゃんグレープフルーツを買って飲むヤマダ。
ハッピーウインドウからハズレの文字が見えた時点で飲む気がなくなりますな<コラ。

その次に入ったコンビニで、ようやくマスコット付きの飲茶楼を発見。
しかし、手前にあったのは安倍なつみ。
はいはい、ごめんなさいね〜、部長の息子のためなのね〜、ワシじゃないんだよね〜・・・とか心の中で言い分けしながら商品をかきわけかきわけ、無事に辻さんを発見。
いや〜、ここまで来るの、長かったぁ・・・。

なにはともあれ、これにて一件落着。
こうやって部長に点数稼ぎしておけば、来年にはワシも課長ですな<絶対無理。


マグナムドライ〜♪ [00.7.16]

夏風邪〜!
水曜日の時点でノドがいたかったからヤバイとは思っていましたが、木曜日に悪化してしまいました・・・。
金曜日はどうしてもやらなきゃならない仕事もあったので会社も休めず。
ずっと熱さまシートを額に張りながら原稿を仕上げていました。
熱がある時ってめちゃ冷たくて気持ちいいですねぇ、コレ。

帰宅後はひたすら寝て、汗かいて、シャツとりかえて、汗かいて・・・のくりかえし。
ヤマダ家に伝わる、ムリムリに汗をかいて熱を下げようという方法。
名づけて、『ムリムリに汗をかいて熱を下げようという方法』であります。
この方法が失敗すれば、ワシにはもう後がありません。

というのも、土曜日はわが地元の夏祭り。
夕方に始まる『市民の夕べ』のステージには、松崎しげるがゲストとしてやってくるのです。
あの力強い歌声をぜひとも生で聴きたくて、ワシは1ヶ月前から楽しみにしていたのです。
それなのに夏カゼで熱が出るとは!
おぉ、神はヤマダに試練を与えられたのでしょうか<大袈裟な。

もう、いざとなったらバファリン一気飲みでもしてしまいますぜ<やめとけ
座薬だって100連発<だからやめとけ

とにかく、それほどまでに見たいのよぉ!!
見たいんだってばぁ!!
うきー!見せろー!

幸い、熱は土曜日の朝には下がっていました。
病は気からとはまさにこの事ですな。
松崎しげるが見たい一心で熱を下げることに成功する28歳。
いいじゃないですか、こんな奴が日本に一人ぐらいいたって。

熱は下がったものの滝のように鼻水が流れ出しましたが、頭がフラフラするのにくらべたら数倍マシな状態です。
夕方、身支度をととのえていそいそと会場へ向かいました。

***

終了後、感動の渦にまきこまれながら家路へとつくワシ。
ライブ時間はわずか1時間弱ながらも、松崎しげるの魅力が余すところなく伝わる見事なステージでした。
特に、ラストに歌った『愛のメモリー』。もぅ、イントロの部分でメロメロっスよ。
歌い出しの「愛の・・・」って部分を聴いただけで、全身にトリハダがばぁぁぁっと立つのがわかりましたわ。
サビの部分の熱唱なんて、ちょっとうるうるきちゃってましたよ。恥ずかしいですが。
いやー、なんにしろ、熱が下がって本当によかったよかった。

***

って、日曜日はまたちょっと寝込んでたり。
一日いっぱい寝ていて、ようやくカラダも軽くなってたところです。
みなさんも夏風邪には十分気をつけてくださいね。
 


何か一言書いてくれますぅ?[たまび〜へ]

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