日本水難救済会湧別救難所

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2005年度


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2001年10月31日。 湧別漁業協同組合ホタテ生産部会所属第53ゆうべつ丸甲板員。
佐藤智明(北海道紋別郡沙溜)35歳 妻子供3人 海中転落。午前05時15分



















湧別救難所捜索記
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2001/10/31
   
2001年10月31日05時05分、湧別漁協生産部会所属第53ゆうべつ丸、甲板員、佐藤智明さんが、行方不明になったとの連絡が入ったのが、05時13分で自分達は、ホッキ漁に出港間際にその連絡が入り、急遽ホッキ部会全船も捜索に加わる形で11時20分まで第八昇進丸にて捜索に参加、11時35分ホッキ部会の全船に帰港命令が発令され湧別漁港に帰港し湧別救難所の指示を仰ぐ、後登翔丸に乗船し捜索に・・・・常呂漁協所属ホタテ漁船全船(15隻)も捜索に協力、船外機・船内外機(15隻)5トン未満船18隻の48隻にて、引っ掛け針を使い曳航する形での捜索を続けるが発見に至らなかった。

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2001/11/01
   本日は、湧別漁協組合員全員義務出役(197名)。 昨日に引き続き、5トン未満船46隻、サロマ漁協所属組合員持ち船3隻、生産部会所属ホタテ漁船12隻61隻にて05時集合、1隻に船頭を含め4名が乗り組み捜索に出港する。
   第八昇進丸も出港、天気予報が悪い中、残された家族の事を鑑みて、懸命の捜索を続けるが発見できない。

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2001/11/02
   本日より、j小型船は待機、ホタテ漁船は乗組員の要請で、捜索を続行。
09時05分見回りの日にちの調整のため、本部にて調整中に長靴が発見されたとの一報が入る、乗組員の確認で本人の物と断定し、その場所を中心に捜索を続行、湧別救難所所員に集合が入る。
   点呼中に、本人が収容されたとの連絡に救難所の使用した道具の片づけをしている時、第33ゆうべつ丸他全船が帰港、自分も第33ゆうべつ丸の接岸を待って遺体の搬送に加わる、遺体は顔面に少しの傷が見受けられるものの、綺麗なままで、早期に発見の為損傷も、傷みもなく家族の前に帰れた事は、驚嘆の事例。
   まずは、安心して湧別救難所所員の労苦を仲間と慰労して解散をした次第。

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水難救済会とは