マルセイユ

Marseille

 港町マルセイユはギリシャ人により開かれ、ローマ時代に発展し現在でもプロヴァンスの玄関口となっています。人口80万人という大都市なのですが商業都市であるため、南フランスの都市にしては珍しく観光上の魅力には乏しいのが欠点でしょうか。
 マルセイユは海岸通りを歩く限り、高層ビルも少なく大都会とは思えません。街のどこからでもシンボルであるノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院を見ることができます。マルセーユの人々は物を紛失した時には、このマリア様にお願いするとのこと。その真偽のほどはわかりませんが、旅行者がお願いしてもはたしてご利益はあるのでしょうか。('00.09) 
 

海岸通り

高台の寺院は目立つ存在だ


 マルセイユ郊外の小高い丘(海抜154m)の上に立つノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre-Dame-de-la-Garde)。18世紀中頃に建築家エスペランデューによって建てられたローマ・ビザンチン様式の聖堂で、鐘楼頂上にある黄金のマリア像が船乗り達を見守ってきたそうです。この寺院のテラスから見るマルセーユの街と地中海の大パノラマはまさしく絶景です。('00.09) 
 

寺院入り口

内部の様子

市街の景観


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