ガリーグ

Pont du Gard、GARRIEGUES

  ユゼスの湧き水をガルドン川をまたいでニームに運ぶための水道橋で、紀元前19年に建造されユネスコ世界遺産でもある古代ローマ遺跡です。駐車場から資料館やレストランのある入場口を通り、この橋にたどり着くまでは想像より多くの時間がかかります。
 橋はガイドブックをみる限りではそれほどの大きさは感じないのですが、向かう途中から一部が見えて、それが近づくにつれてどんどん大きくなって、実際に橋に立ってみるとその大きさに圧倒されます。よくこれほど大きな物を造った・・・というのが率直な感想です。
 この水道橋は3層からなっていて、高さは49m、長さは275mもあり、9世紀までは水が流れていたそうです。 1層部分は現在でも自動車道として使用され、2層部分を歩くこともできます。以前は上層部分も歩くことができたそうですが、現在は危険防止のため水道橋へ登るための入口は閉鎖されています。('00.09) 

水道橋とは決して思えない大きさがある

そばまで行くとその大きさを実感できる


前へ     戻る     次へ