カスティーリャ・ラ・マンチャ州の州都で、マドリッドから南へ７０キロ、太陽に焦がされた赤茶けた大地の中に忽然と姿を現す中世の街、トレド。三方を川に囲まれた岩山の上にそびえ立つ天然の要塞都市で、アーチ型の石橋、迷路のように入り組んだ石畳の路地、そしてレンガ造りの家並み、その中にそびえ立つ荘厳な大聖堂。まるで中世のテーマパークのような街全体が世界遺産に登録されています。