全室２階建てのバンガローで「最上のくつろぎをお届けする」のがコンセプト。２４３のゲストルームは、いずれもハワイらしさを取り入れ、ハワイアンアートで装飾されたインテリア、広々としたオープンエアリビングスペース、アイランドテイストの家具でコーディネート。ハワイ島では唯一の５つ星リゾートです。 ('18.04)

  ホテルに向かって進んでくると、白いパラソルが花咲くビーチツリープールと真っ青な海を正面に右側にフロントロビー、左側にゴルフコースの入り口があります。ホテルロビーを出て、歩いて３０秒もかからずにゴルフコースの受付にたどり着くことができゴルファーにとっては大変ありがたい造りとなっています。

　まぶしいほど明るいロビーに入ると、ウェルカム・レイ＆ドリンク（この時はマイタイ）で迎えられます。オープンエアーのロビーは調度品もおしゃれで、夜になると控えめにライトがともされ、それもまた雰囲気が変わります。フロントには常時ではありませんが日本人スタッフもいて、いろいろと手助けしてもらいました。

  ヴィラスタイルの建物はプールを中心に手入れの行き届いた庭園で区画分けされ敷地内に点在します。ヴィラ間は廊下ではなく庭園をつらぬく石畳の小道を歩いて移動します（当然、カートサービスあり）。

　部屋は高級リゾートという名前に反してかなり狭く、アメニティもそれほど豪華でもなくちょっと残念で、クローゼットだけが何故か長期滞在が当たり前のような広さがあるのです。庭園に囲まれた部屋は、１階であればラナイからプールや庭園に直接アクセスできます。

  リゾート内にはメインのビーチツリープールを始め７つのプールがあります。大人から子どもまで一番人気は「シーシェルプール」で、海側はインフィニティエッジとなり海と一体になって見える造りとなっています。岩からしたたり落ちる滝やヤシ葺きのカバナがトロピカルムードをつくりだしています。静けさを求める人は２１歳以上のみの大人専用の「パームグローブプール」がおすすめ。泳ぎを楽しみたい人向けの「ラッププール」は全長２５ｍ、水深は１−２ｍでメ４つのレーンに分かれ、競泳も可能となっています。

　ユニークなのは溶岩を長方形に切り出した人工の浅瀬「オーシャンプール」。プールと海の両方の長所を兼ね備えた海水プールで海の生物たちとふれあうことができます。深さが２０−３０ｃｍでそこが砂になっている小児用プールまで完備されています。

　ビーチは浅瀬でも溶岩だらけで遊泳は難しく、砂浜で日光浴を楽しむ人がほとんどです。

  海岸線とゴルフコースを縫うようにトレイルが整備されています。家族連れで歩く姿が多く見られますが、コースの17番ホールのすぐ横を通るルートがあるのでプレーヤーも注意が必要です。