ラマ４世通りとシーロム通りが交差する場所は、バンコクのビジネスとエンターテイメントの中
心、バンコク屈指の歓楽街『タニヤ』がある場所でもあります。('16.03)

　ラチャダムリ通りとプルンチット通りの交差点はグランドハイアットやフォーシーズンズなど高
級ホテルやワールドトレードセンター、ゲイソンプラザ、ゼン、伊勢丹などショッピングセンター
が集まる賑やかな場所です。人のみならず車やバイクの量も半端ではありません。('07.11)

　　バンコク市内の渋滞は半端なものではありません。少なくとも早朝以外は時間通りに行動
しようとする努力自体が無駄かもしれません。渋滞があまり関係しないスカイトレインはまだ一
部の路線のみで全体に交通の便も悪く、観光ポイントへ行くためにはバスやタクシー、トゥク・ト
ゥクを利用するしかありません。自前で観光しようとするとなかなか不便な所で、時間を有効に
使って観光するためには、旅行社のツアーにのっかるのが懸命かもしれません。自家用車も
多いのですがまだまだ高級品。 多くの市民はバスやバイクを利用しているようです。窓のガラ
スもなく今にも分解してしまいそうなバスも走っていますが、クーラーのありなしで料金も違うと
のこと。そのような意味でも窓がなくても安く乗れるバスも必要なのですね。

　メインストリートはとにかく人も車も多く常に渋滞の状態ですが、ボクにとって苦痛だったのは
土ぼこりがめちゃくちゃ多いことです。これにバイクや車の排気ガスが混じります。気道過敏の
人はマスクが必需品でしょう。寺院の横では屋台が並んでいますが、いつもなのか、何かの行
事なのかはわかりません。土埃がいやな人は裏路地を歩きましょう。庶民の生活をかいま見
ることができます。('03.01)

　市内の至る所で神棚のようなものを見かけます。宗教が伝来する以前からタイ族にあった信
仰の形態だそうです。ほこらの中には神様や仏様がまつられており、そこにお参りする人も見
かけます。日本人が仏を信じながらおはらいをしたり、初詣に行ったり、神棚にお供えをする
のと同じような感覚なのでしょうか。

　ラチャダムリ通りとプルンチット通りの交差点角にはバンコク市民の信仰を集めるエラワン
のほこらがあり、参詣の人々が絶えず、線香の香りも絶えません。さまざまな庶民の願いをエ
ラワンは聞いてくださるそうです。願いはなんであれ、座り込んでお祈りしたりはできない狭い
場所ですが、あわただしくはあってもそれなりのゆったりした時間の流れが感じられるのが不
思議です。信号で止まったバスや車の中から「ワイ（手を合わせる）」をする人もよく見られま
す。ここはバラモン教の影響があるのでしょうか、片隅では舞踊も行われていました。('07.11)