１４世紀の王だった「ワイルアヌイアホアノ（偉大で神聖なワイルア）」がこの川名の由来だそうです。熱帯雨林地域を蛇行しながら流れていて、ハワイ州で唯一の船が航行できる川でもあります。河口近くには遊覧船の発着所があり、ここからシダの洞窟までクルーズが催行されています。('93.08)

　ワイルア川の上流にはカモキラ・ハワイアン・ヴィレッジ（Kamokila Hawaina Village）があります。ジャングルを切り開いて古代王家の村を再現したそうです。入場料がかかりますが、ガイドさんがついて当時の人々の暮らしぶりを説明してくれます。その下流にある小さなオパエカア滝は、ハワイ語で「転がるエビ」という意味で、滝壷で小エビが跳ねていたことから付けられたという説、 また滝の流れがエビのシッポに似ているからという説があるそうです。訪れたときには水不足？で迫力に欠ける滝となっていました。