チップ(その1)、日本人には難しい習慣・・・ホノルル、ハワイ |
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84年、ワイキキ通りのレストランでは請求書にチップも含まれた額が書いてあったが、山沿いのクヒ
オ通りのレストランでは、請求書にメニューの金額しか書いてなかった。食事が終わって、「お世辞にも
一流とはいえないレストランだし、チップは 10 % で十分」と考えていたが、どこでチップを払っていいの
かわからず、まして請求もない。周囲を見回すと、隣の席で食事を終えた外人さんが、ポケットから小銭
を出し数えることもなくテーブルの上に置いて席を立った。次にお客を案内してきたウェイトレスが何気
なくポケットにしまいこんだ(清掃係の人はテーブルの上のチップには手を出さない。役割はきっちりして
いるのだ)。
「さっきの客はポケットの小銭をチップに置いていった。このレストランではチップも小銭でいいのだ」
と都合良く理解した。小銭の持ち合わせが無かったボクは、係りのウェイトレスに「料理の代金のみ」支
払い、レジ係の女性の不審な顔を横目に堂々とレストランを後にした。
4年後、同じレストランで夕食をとった。日本人の客も多かったが、請求書には日本語の説明文がつ
いていた。 “この請求書にはチップは含まれておりません。 チップはレジでお支払の時、またはテー
ブルの上に置いてください。” |
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グアムでは射撃に初挑戦。夫婦スペシャル価格($30くらい?)で22口径、35口径、38口径の拳銃
を撃った。始めに渡されたのは35口径。インストラクターの兄さんが「始めてか?」と聞くので頷くと、10
m程先にぶら下がっていた紙の標的を3m程の距離まで引き寄せた。いくらなんでもそんな所じゃ100
発100中だよ。なんて撃ってみたら、これが当たらない。ほとんどは天井を撃っている。テレビ番組の
「太陽にほえろ!」(古い話でごめん)でマカロニを始めとする新人刑事が一回転しながら、バッキュウー
ンで命中!なんてのは、相当な訓練をしないと無理だとわかる。ご想像通り、38口径では銃弾ブレも半
端じゃなく途中でストップ。22口径に切り替えた。22口径なら男性ならある程度の狙い撃ちはできそう
である。ちなみに妻は22口径で挑戦するも、真上の天井にしか当たらず、周囲の人が危険状態となっ
たため3発ほどで中止となった。そんなこんなで、終了後に使用した標的をお土産にくれた。しかし、標
的の黒リング範囲内に銃弾の跡がない・・・次回持参して標的代だけ割引にしてもうらおうかとも思って
いる。 |
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「ココア」は万国共通??・・・グリンデルワルト、スイス |
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グリンデル・ワルトでの列車待合い時間。7月といえど高地の、しかも雨交じりの天気で気温は低かっ
た。トレーナーを着てはいたが身体も冷えていたので、暖かい飲み物を飲もうと駅近くの喫茶店らしき店
に入った。そこで妻は「ココアが飲みたい」と言い出した。全く予想外の注文を聞いたボク、「ココア?、
スイスじゃ何というの?」状態。新婚旅行だし、何とか飲ませてあげたいと思うのが男というものでしょう
(20年近く経った今なら、そんな面倒な注文は何の根拠もなく、「ココアなんてスイスにないからコーヒー
にしておきなさい」と言うに決まっている)。間もなく現れたかわいいエプロンをしたおばさんに、「ココア、
プリーズ」と言ってみた。おばさん、「はて?」とした顔をして、「ココア?、コ・コ・ア?」と反復。ボクも、「イ
ェーッス、コ・コ・ア」と反復。しばし考えたおばさん、「ココア、オーケー」とカウンターの奥へ消えた。なん
だ、ドイツ語圏内でも英語も通じるし、そうそう日本と親交の深いグリンデル・ワルトだもの、日本のココ
アも通じるのだ。しばし自信があった。数分後、妻の前には氷のたっぷり入った冷たい「コーラ」が運ば
れてきた。以来、外国で食べ物を注文するのは妻の役目である。 |
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はじめてのハワイ。折角だからとビーチで4時間寝ころんだ
・・・・・ その夜は背中へのシャワーが痛かった
次の日は3時間
・・・・・ その夜は寝返りできなかった。
あまりの痛さに、次の日は2時間にした
・・・・・ 翌日朝、鼻を中心に顔の皮が剥けていた
その夜は氷で冷やした
・・・・・ 次の日、凍傷でもっと皮がむけた
帰りの飛行機
・・・・・ ピエロが一人乗っていた |
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アメリカやオーストラリアの観光地では、主要ホテルやストリートに無料の小雑誌が置いてある(ヨーロ
ッパでは比較的少ないのが残念)。現地の案内書として非常に便利で、レストランや遊技施設の割引券
も付いているので、ぜひ手にとって見て頂きたい。
この小雑誌には、表紙に“無料”とか“FREE”と書いてある。「何かいい情報があるかもしれないし、ど
うせ無料なんだから」とあちこちから寄せ集めてくるのがボクの趣味?。 この時も集めた小雑誌の中
には “値段をつけてもいいような” 体裁のものがあり、無料にしては随分とお金掛けているな、スポンサ
ーがいいのか? などと思っていた。
帰国後、荷物の整理をしていた妻が騒ぎだした。持ち帰った雑誌のなかの数冊に、$1やら$5やら
の値段がついていたのだ。食料品などを買ったスーパーのレジカウンターに、雑然と置かれていた小雑
誌。一部の雑誌は表紙に“FREE”と書かれていた。それを見たボクは、その他も「当然、FREE」と思いこ
み、堂々と数冊持ってきたようだ。途中で見つかったらどうなっただろうね? ちなみに、その雑誌は何
年間も捨てられずに“宝物”として保存されている。 |
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