ゴルフができるとだまされた・・・ウォルト・ディズニー・ワールド、オーランド・アメリカ |
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オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド。遊園地など全く興味のないボクを口説き落とした妻
の文句は、「東京のディズニーランドとはぜーんぜん違って、ゴルフ場も何カ所もあるくらい大きくて、そ
こではミッキーの顔したゴルフカートに乗ってプレーできるし、ミッキーの形をしたグリーンやバンカーも
あるから、一度やってみようよ」であった。 WDWにゴルフ場なんてあるの? そりゃ珍しいね、ってわ
けで簡単にOKとなってしまった。そのコースがマグノリア・コースというのもわかった。 現地で予約とな
り、ホテルのツアーデスクのお嬢さんにゴルフカートの確認をしてみると、彼女もそんなカートは聞いたこ
とがないという。電話でゴルフ場に確認してくれたら、ミッキーのカートはディスプレイ用で一般には貸し
出していないとのこと。仕方がない、ゴルフだけでもと思ったが、ゴルフ場まで遠く歩ける距離ではない、
循環バスもなく、レンタカーでもないと無理だとの話。しかもプレー代は$200。妻は「テレビではレポー
ターがちゃんとミッキーのカートに乗ってゴルフしていた」と言い訳はしていたが、これじゃ、ただ騙され
ただけじゃん。ゴルフもできずむくれ顔のボクの横で、にこにこ顔でテーマパークを見学する妻の顔・・・
想像できますよね。
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バーベキューのお勧めはロブスター・・・ワイコロア、ハワイ島・ハワイ |
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ハワイではバーベキューをする人もいるかと思います。バーベキューで肉ばかり焼くのでは芸がありま
せん。そこでお勧めはロブスターの残酷焼き。レストランではボイルしたものが殆どで、少し大きめの物
では一匹$50近く、高級レストランでは$80以上もしますが、大きめのスーパーなら水槽で生きたまま
売っています。値段は重量売りですが、$15ー25とレストランの3ー4分の1以下の予算で済みます。
購入の際には店員を呼んで、自分で好みの大きさやつを指でさせばそれでOK、しっかりと2重のビニー
ル袋に入れて渡してくれます。部屋に戻れば後はグリルで焼くだけです。残酷焼きなのでロブスターも
必死、最初は強く押さえていないとすぐに逃げられる?ので注意が必要です。全体が赤くなれば焼き上
がり。焼きたてのロブスターは何の調味料もなしに塩加減もちょうどいい具合です。口にしたとたん大人
から子供まで思わずにこにこ顔となります、お試しあれ。ちなみに同じスーパーの水槽で泳いでいたカ
ニも試してみましたが、これもなかなかいけますよ。
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給油(その2)、給油にはリセットが必要・・・ワイコロア、ハワイ島・ハワイ |
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友人家族と旅行した時の給油は経験豊富?で自信満々だった。友人の子供の前で、ボクはガソリン
も入れることができるぞ、と顔も態度も偉そうにしていた。クレジットカードを窓口へ渡し、さて給油とレバ
ーを握るがガソリンが出ない。レバーを振っても出ない(いつも同じことしてる)。子供の不振そうな眼差
しを浴び、困惑しているボクを見かねたのか、窓口の奥にいたお姉さんが小走りに出てきて(このような
時はとても美人に見える、不思議と)、「RESET」 と書いてあるボタンを押した。これまでに使っていた給
油機は給油ホースを外すとレバーが自動的に上がりリセットされたが、このタイプはボタンを押さないと
リセットされない構造になっていた。いやいやボクの面目丸つぶれだ。「給油にはデポジットとリセットが
必要」なのである。
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イタリアのレストランでもメインストリートに面したところなら、片言の英語が通じる。ミラノもフェレンツェ
でもそれで問題なかった。しかし、旅の最終日にローマで入ったレストランは英語がまったく通じなかっ
た。メニューもイタリア語のみ。過去数日間の英語で通じた経験から、それまで持ち歩いていたガイドブ
ックはホテルに置いてきた。「甘くみた」と思っても後の祭り。つばを飛ばし大声で話しかけるウェーター
に圧倒され、それはそれで楽しもう、なんていつもの余裕も無かった。
痺れを切らしたウェーターは、ついに妻の手を引いてキッチンへ連れて行く。蝦とか魚とかのグリルが
お勧めだとかで、妻はしきりに勧められていた。しかしボクも妻も魚介類は飽きていた。結局、妻が指定
したものは、モッツァレラチーズと茄子とトマト等のごちゃ混ぜ風?前菜、あまりにもさっぱりしたカルボ
ナーラ、しっかりと火の通ったミディアムステーキであった。味の度合いも焼き方も、言葉が通じないの
だから仕方がないと言えば仕方がない。食事が終わって清算したら、最後にチップが足りない?と催促
される始末。チップだけは分かるらしい・・・本当か? こんな店、二度と来るものか・・・と、自分の不勉
強を棚に挙げてむっつり。 |
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「ローマではスリが多いから貴重品はおなかに抱くようにするといい」。ローマの自由観光の時に添乗
員から言われた一言。前日、トレビの泉付近でジプシーの集団にやられたという話を聞いたばかりだっ
たので、しかも若い女性がニコニコと近づいて来たら危険とまで言われては、若い女性に目のないボク
にとっては危険きわまりない。自分の格好など気にしていられないと、言われたとおりリュックをおなか
側に抱いた。ローマ市内は撮影ポイントが沢山あるため、貴重品の他にカメラ、レンズ、フィルム、ガイ
ドブック等、リュックの中身も多く結構な荷物である。見栄えが悪いどころかバランスも悪く、しかも腹が
蒸れて暑い。見た目以上にしんどいのだ。
コンパクトカメラだけの、手ぶらに近い妻はボクを見て「ゴンドラのアコーデオン弾きの様だ」と笑って
いた。ちょっとムットしたが、ここで喧嘩してもはじまらない。身軽さをとるか写真撮影をとるか、身軽に
歩く妻は尋ねるまでもなく「写真撮影をとる」というに決まっている。そんな妻の撮る写真に私が写ったの
は、アコーデオン弾きの格好だけだ。八百屋の値札、映画の看板、外灯、石畳、ネコ、鳩、等々、ボク
にはフィルムのムダ遣いとしか思えないのである。
夕方、ホテルにアコーデオン弾きもどきが戻ると、ちょうどその添乗員と鉢合わせ。ボクを見た添乗員
は何て言ったと思う? 目をまんまるにして、「本当にその格好で観光したのですか?」だって。自分の
言葉に責任を持って欲しいよね、まったく。まあ、スリにも会わずに観光できたからいいけど。 |
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