コネクティング・ルーム、隣人によっては最悪の部屋・・・カレージャ、スペイン |
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バルセロナ近郊の街カレージャは地中海に面したリゾート地であり、街中に数多くあるリゾートホテル
の1つベルナート・ドスは、日本からのツアーでよく利用するホテルである。ここで僕たちに用意された部
屋はドア一枚挟んだコネクティングルーム。しかも、隣には同じツアーに参加した年配のおばさん二人
組だった。ところがこの二人、旅行の興奮状態で夜中まで会話が途絶えることなく時に声量もエスカレ
ート。さらに朝も早くから活動していたので、たぶん3時間ほどしか寝ていないはず。普段時差ぼけには
負けない僕たちもこの状態では安眠できず、翌日はすっかり寝不足状態。「隣はあんまり静かだったの
で空いていると思い、大きな声で話してしまった」とはおばさんたちの翌日の話・・・常識ってものがある
でしょうに!・・・
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チップ(その3)、もらうまでつきまとうギター弾き・・・セビリア、スペイン |
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アンダルシアの名物の一つにギター弾きのパフォーマンスがある。多くの場合は日本の路上演奏と同
じように、自分の足下にギターケースなどを置いてチップをもらう。ところが団体ツアーの多い観光地、
特に路地を歩き回る場所ではどこからともなくギター弾きが現れる。団体の最後尾について歌を歌いな
がらついてくるが、どこまでも付いてきてしかもだんだんと音量が上がってくる。「いいかげんにせい!」
と思う頃には添乗員がチップを手渡している。そう、彼らは知っているのだ、ツアー客の後ろで演奏すれ
ば必ずやチップがもらえることを。
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いたよ、噂の?詐欺師。ワット・ポーを入館時間ぎりぎりに入り見学を終えた後、王宮は閉館時間を過
ぎていたので、外観だけでもと思い王宮の前を歩いていた。いつの間にやら隣を身なりのいい青年が
歩いている。気が付くと「日本人に分かりやすい英語」で、話しかけてきた。何処を観光したか、これか
ら何処を観光するか、などなど。「今ワット・ポーを観光してきたのでもう観光は終わり」と言うと、自分は
ワット・ポーの事務関係の仕事をしていると。これからまだ観光できる場所があるからどうかと。今日は
もうホテルへ帰るというと、すーといなくなった。1分ほど歩いて後ろを振り返ると、ちゃんとツゥク・ツゥク
の兄ちゃんと話し込んでいる。そう、たぶんあれが質の悪い宝石やシルクのスーツを高値で売る、有名
な詐欺師グループ。身なりもよく、言葉も丁寧で本当に信じてしまいそうだ。皆さんも気を付けあれ。
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信号機が少ないバンコクの道では、高速運転を避けるためにあちこちに段差を造っている。国道には
少ないが、少し脇道にそれるともう段差だらけ。ゴルフ場への送迎は初日は比較的新しい日本車(トヨタ
車、ランドクルーザー)で、座席のクッションもよく段差も気にならなかったが、2日目はぼろぼろのワゴ
ン車。シートもホントのベンチシートみたいで座り心地も最悪。段差のある所では減速はするものの、通
るたびに腰にずしーんと響く・・・。バンコク観光はクッションの効いた比較的新しい日本車か、バスのよ
うな大型車が絶対お勧めだ。
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バンコクの中心部は排気ガスなどによる空気の汚染もひどいが渋滞も輪を掛けてひどい。ホテルから
タクシーに乗って観光地へなんて考えると、料金はともかく時間がめちゃくちゃかかる。一番能率的なの
はスカイトレイン(BTS)を使って目的地の近くまで行き、そこでタクシーを拾うこと。ガイドブックに従い、
ボクもそれを実行した。さて、いざタクシーを拾おうとして手を出す(日本と違い斜め下に手を出す)と止
まってくれた。ガイドブックを広げ、目的地のタイ語が載った所を指さす準備をして待っていたが、ドアが
開かない。運転手にドアを指さしても開かない。そのうちにタクシーは行ってしまった。なんと、失礼なや
つだ・・・と思ったとたん、思い出した。自動ドアは日本だけ。後悔先に立たず・・・その後空車のタクシー
は見つからず、目的の寺院の閉館時間も迫るし、仕方なく倍の料金を払い、クーラーも効かず乗り心地
も悪いトゥク・トゥクに乗って向かったのである。
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