こぼれ話

2007年1月
給油(その3)、JCBカードはまだ弱い・・・ワイコロア、ハワイ島・ハワイ

 ハワイでの給油にクレジットカードは必携ということは以前書いたとおり。最近では給油機にクレジット
カードの挿入口がついているものが多く、以前のように受付までいくという手間がかからなくなった。今
回もいざ給油となり、クレジットカードを挿入後モニターにデポジットかと出たが、クレジット払いとするの
で「NO」を押した。その後モニターの文字は消失したので、レバーをリセットしさて給油となった。しかし
またしてもなーんも出てこない。モニターには何の文字も出ていないし、こりゃ故障だろうと判断し、受付
のおねえちゃんの所へ向かう。ボクが使ったカードをみて、JCBはまだ利用できないとの返事。仕方なく
妻のVISAカードを使い、またしてもおねえちゃんの指導を受けながら給油した。以前は受付カウンター
にJCBカードを預けて給油したのでJCBは大丈夫と思っていたが、給油機にまでは普及していなかっ
た。まだがんばりがたりないね、JCBさん。

2006年10月
無料のディ・ルーム提供、さすが一流ホテル・・・ゴールドコースト、オーストラリア

 マリーナを望む高級エリアに位置するヴェルサーチホテルは、イタリアの高級ブランド、ヴェルサーチ
がプロデュースした世界初のホテルだ。各部屋はすべてヴェルサーチで統一されており、ブランド好き
にはたまらない空間だと思う。しかしヴェルサーチなどというブランドに全く興味のないボクにとっては、
決して居心地のよい空間とは言い難いし、そんなホテルに泊まること自体が無駄遣いだとしか思えない
のだ。そんな不満を抱えつつ、ホテルへチェックインしたのは午前9時頃。当然部屋の用意はされてい
ないので、荷物だけ預かってもらうことにした。ついでにフロントのお嬢さんに着替えをするためのトイレ
の位置を訪ねた。すると「シャワーでも浴びて着替えて出発してください」とルームキーを渡してくれた。
こんなサービスは初めてだったので、思わず料金を尋ねたら(この質問をすること自体が高級ホテルに
慣れていない証拠だ)、なんと無料とのこと。案内された部屋は本当にシャワーを浴びられるだけの小さ
なところだったが、異国の地でこんなサービスを受けると自然と笑みがこぼれ、ベルサーチの派手派手
がかえって好きになる?。ゆっくりシャワーを浴びて、着替えしてゴルフ場へと繰り出した。さーすがヴェ
ルサーチ!!

2006年4月
ゴルフ場がクローズ、そんなのあり?・・・リフェ、カウアイ島・ハワイ

 ボクのハワイ好き理由の一つは天候に恵まれていることだ。多少の雨が降ってもすぐに止むし、逆に
体感気温が下がり待ち遠しいくらいなのだ。もちろん雨具など準備したこともないし使ったこともなかっ
た。しかし数年前よりハワイの雨の降り方が変わってきた。自分が年をとったせいもあるのだろうが、以
前より雨量が多くなりそのままでいると体が冷えてしまうようになったので、最近では雨具を持参するこ
とにしている。
 久しぶりのカウアイ島、現地で迎えてくれたお嬢さんは「ここ数日雨が続き、久しぶりの天気です」なー
んて迎えてくれた。カウアイ島はもともと雨が多い島なのだから、それくらは当たり前だ・・・と思ってい
た、そのときは。その後すぐにゴルフ場へ向かいラウンド。確かにゴルフ場もぬかるんでいて(打ったボ
ールが埋まってしまうほど)、カートも進入できない状態となっていた。その日の夜から雷付きの雨が降
り出し、雷光と雷鳴は夜中にどこかでショーでもやっているのかと思われるほどの頻度だった。
 翌日も当然雨、しかも雷付き。一応ゴルフ場まで出かけてはみたが、なんと「クローズ」だ、しかも全日
だという。この時の天候をみたら当然の話だが、ゴルフをするためだけにここまで来た僕たちにとって
は最悪の事態だ。レンタカーも借りていないし、別に見たい場所もない。気温も低めでプールへ入る状
態でもなく、傘もないので散歩もできず、一日中ホテルでゴロゴロするしかなかった(のんびりできたと考
えればいいか・・・)。ハワイでもこんなことがあるのかと感心する?しかなかったのだ。
 その翌日にはやや小降りとなる。不安を胸にゴルフ場へ向かった、幸運にもクローズではなかった。
当然フェアウェーはひどい状態でボールはまったく転がらない、打つたびに芝と泥が跳ね返る、普段な
ら文句たらたらの最悪の条件だ。しかし、昨日クローズという出来事を経験した僕たちにとってはラウン
ドできただけで十分満足だったのである。
 ホノルル国際空港での乗り換えで、案内してくれた旅行会社のお嬢さんが、「ワイキキは浸水で大変
だった」と教えてくれた。ここ数日の長雨で、子連れでホノルルに滞在した家族の多くは、海に足を入れ
ることもなく過ごしていたそうだ。これも地球温暖化の影響なのだろうか。いずれにしてもハワイでのゴ
ルフでは雨具も必要となっていることは間違いない事実なのだ。

2006年4月
座席番号についた「S」マーク・・・ホノルル、ハワイ

 成田からホノルルまでのJAL便ではエコノミー・クラスの予定が向こうの都合でビジネス・クラスとなっ
た(もちろん食事他のサービスはエコノミークラスと同じだった、ちょっぴり期待したがそれほど甘くはな
い)。いつもよりかなり広い席に感激し、この旅は何か良いことがありそうな予感がした(身勝手な予感
だねぇ)。
 ホノルル国際空港からカウアイ島、リフェまでは国内線へ乗り換えとなる。この時現地係員から手渡さ
れた搭乗券には夫婦ともに座席番号の前に「S」の文字が付いていた。一瞬またビジネス・クラスかとも
思ったが、離島への飛行機はせいぜい数十人乗りの小さなものでエコノミー・クラス以外の座席などな
いはず。何の意味だろうと「漠然とした期待?」を持って手荷物検査場に入った。搭乗券を係員に提示
すると「左奥のゲートへ行け」と指示を受ける。手招きしている係員の方へ向かうと、腕時計、ベルト、ク
ツと金属の入ったものは全て脱がされた。金属探知機を通り抜け、特にブザーもならないのに両手を広
げさせられいきなり身体検査を受ける。「S」マークのサービスには厳重なる身体検査が必要かと思っい
たが、この後何事もなくリフェ空港に到着。いつも通りに荷物を受け取り、現地係員と合流しホテルに向
かう。結局「S]の意味が分からずそのままとなった。
 帰国の日、空港で受け取った搭乗券にはまたまた夫婦ともに「S」の文字が入っていた。ちょうど旅行
会社の係員がいたので聞いてみたら「セレクティブ」だという。テロ対策として搭乗客の中で数名が“ラン
ダムに”選ばれて、厳重なる検査を受けることになったそうだ。それにしても往復ともセレクティブ、しか
も夫婦揃ってというのは・・・ハワイでは知らぬ間に犯罪歴が付いたのか・・・あの無料と思った雑誌かな
ぁ???

2005年9月
イカの墨煮、独特の匂いと味・・・ペニスコラ、スペイン

 リゾート地ペニスコラにある洒落た店構えのレストランでの昼食は名物料理の「イカのスミ煮」。
キッチンから運ばれてきた瞬間に生臭い何とも言えぬ匂いが漂ってくる。匂いに圧倒されつつおそるお
そる口にしてみると・・・日本の塩辛を薄味にしたようなものでご飯との相性も良くそれなりに食べること
ができた。イカスミパスタとは匂いも味も全く違い、さらに不思議なことにイカの身そのものは真っ白なま
まで、隣のご飯だけが真っ黒になっているのだ(食べた後はもちろんお歯黒となりますよ)。独特な匂い
とこの味はツアーの参加者でも残す人が多く(もちろん妻も)、まぁ美味しいから食べてみてくださいとお
勧めする料理ではないことだけは確実で、ボクとしてもデザートとして出てきたアイスクリームがとても美
味しく感じたのだ。




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