北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2022年(令和4年)11月14日付

看護職員処遇改善評価料 道内122施設が算定 平均55.5点、最高は102点

 道厚生局の通知に基づく10月1日現在の本紙集計によると、10月から新設された看護職員処遇改善評価料の算定を道内で開始したのは122施設だった。評価料区分の平均値は55・5、最も高かったのは評価料102で2施設が該当し、高点数の評価料146?165を算定する施設はなかった。2次医療圏別では21圏域中、20圏域で届け出があった。


第8次医療計画検討会 5事業で新たに追加する指標提示

 厚生労働省は「第8次医療計画等に関する検討会」を開催。外来医療の提供体制について議論したほか、5事業に関する指標の見直し案、「新興感染症等の感染拡大時における医療」を追加して6事業になるのに伴う考え方を示した。


北大部局横断シンポジウム 大隅氏が特別講演 流行よりも自分の道を

 北大の第8回部局横断シンポジウム「新領域創成に向けた若手連携の形成」(主催=機能強化事業「新たな学際領域を生み出す異分野融合研究拠点をコアにした若手研究者育成」)が北大医学部フラテホールで、ハイブリッド形式で行われた。オートファジーの仕組み解明で2016年ノーベル生理学医学賞を受賞した東工大の大隅良典栄誉教授が「次世代を担う皆さんに伝えたいこと」と題して特別講演し、はやりを追うのではなく、自分の興味や原点を大切にすることを訴えた。


北見赤十字 RRSチームで急変対応強化 予期せぬ心停止半減

 北見市の北見赤十字病院(荒川穣二院長・532床)は、院内迅速対応システム(RRS)を導入して、入院患者の増悪前に発見・治療する早期対応を強化。バイタルサインを点数化してリスク評価する独自のスコアで、RRSチーム立ち上げから2年で予期せぬ心停止が半減するなど成果を上げている。


●医師確保計画見直し案 従事先0.2人で算出 厚労省WG意見まとめ

●臓器移植推進国民大会 藤堂氏 韓国並みの提供体制訴え

●札医大病院 感染症医療教育・支援センター開設 専門人材育成サポート

●小樽市立 骨折リエゾンチーム 独自の情報共有システム

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