第6回痛み・しびれを考える会学術講演会(会長・井須豊彦釧路労災病院脳神経外科部長)が、札幌市で開かれた。福岡大の井上亨脳神経外科教授は、「サイバニックスーツHALが実現する最先端リハビリテーション」と題して講演。同大でのHALを使った各種リハビリやその効果について紹介した。
福岡大病院は、2011年9月から両脚HALを導入し、急性期脳卒中リハビリに活用。11月には、福祉用3体、両脚、左右短脚用を追加導入し、リハビリ体制を強化した。
13年に脳神経外科病棟にニューロリハビリテーションルームを設置。その後も単関節用、医療用などを追加し、福大メディカルフィットネスセンターや博多駅クリニック等にも活用の場を広げ、近年はさらに腰用、足関節用も採用している。
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