地域包括ケアシステム構築をテーマに、旭川市医師会医政講演会が開かれ、元厚生労働事務次官で東大高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授が講演した。市内外の医療・介護・行政関係者ら約500人を前に、機構が千葉県柏市で取り組む「長寿社会のまちづくり」プロジェクトを紹介しながら、地域包括ケアシステム構築における医師会と行政の役割の重要性などを説いた。 最初に旭川市における取り組みが報告され、医師会の橋本和季地域福祉部長は、在宅医療や認知症対応のネットワークづくりを目指し2010年に設立された「地域ケアネット旭川」の活動を紹介。 |